【第一章】 何者でもない俺が、ここから始める。
はじめまして、柊です。
俺は大阪の田舎で生まれ育ち、現在22歳の大学生。
ただ、正直に言うと今は1年留年してる。
理由は簡単で、俺自身の怠惰が原因だ。
この話をすると、「うわ、こいつヤバいな」って思われるかもしれない。
でも、それでいい。今の俺を偽るつもりはないし、これがリアルな俺だから。
今は週3〜4回、居酒屋でアルバイトをしている。
月に15万円ほど稼いでて、学生バイトとしては悪くない額だと思う。
でもその分、時間と体力はえげつなく削られる。
夜遅くまで働いて、終電ギリギリに駆け込んで、
ときには朝まで働く日もある。
お客さんの態度にイラつきながら、黙々と皿を洗ってることもある。
とはいえ、仕事自体は単純。脳を使わず、淡々とこなせる。
思考停止で働いてると、逆に余計なことを考えずに済むから、ある意味“楽”だった。
でも、それって“何もしてない”ってことだよな、ってある日ふと思った。
ただ時間を埋めてるだけで、俺はどこにも進めてなかった。
俺の人生には、大きな波乱もなければ、突出した才能もない。
優等生でもなければ、問題児でもなかった。
何かに夢中になることもなく、流されるまま生きてきた。
そんな自分に、ずっとモヤモヤしてた。
「俺って、結局何者なんだろう」って。
この自己紹介を書こうと思ったのも、
そういう自分を少しでも言葉にして、輪郭を掴みたかったから。
恋愛についても少し話させてほしい。
これまで付き合ったのは2人。
1人目は高校時代の彼女。
ダンス部の部長をしていたギャル系の子で、スレンダーな体型。

明るくて、自分をしっかり持ってて、最初は本当に惹かれた。
文化祭や修学旅行を一緒に過ごして、「青春ってこういうことなんだな」って思ってた。
でも、2年半の交際の末、俺たちは別れた。
お互いの関係をうまく保てなくなってた。
2人目は大学生になってから。
バイト先で出会った2歳年下の女の子。
愛嬌があって、素直で、すごく居心地のいい子だった。

一緒にいて落ち着くし、喧嘩も少なかった。
でも最終的には、俺の方から別れを告げた。
俺は付き合うと長く続くタイプだと思う。
けど、それは“良い関係を築けていた”って意味じゃない。
むしろ逆だった。
俺は自己肯定感が低くて、彼女に依存しがちだった。
心配性が過ぎて、束縛もするし、思い通りにいかないとイライラする。
それをぶつけて、傷つけて、それでも離れたくなくて、また依存して。
そうして、幸せだったはずの関係は、いつの間にか“疲れる関係”に変わっていた。
今になって振り返れば、俺の問題は明らかだ。
―自己肯定感の低さ
―嫉妬深さ
―他責思考
でも当時の俺は、それに気づけるはずもなかった。
ただ漠然と、「なんで俺は幸せになれないんだろう」って悩んでた。
それでも、この経験がなければ、
俺は今こうして、自分と向き合おうなんて思わなかったかもしれない。
だからこの文章も、ただの自己紹介じゃない。
“何者でもなかった俺”が、“何者かになりたいと願った自分”の最初の記録。
ここから始めていく。
【第二章】 世界が自分中心に回っていると思ってた。
俺は三人兄弟の末っ子だ。
兄と姉がいて、家では常に“可愛がられる立場”だった。
何か困ったことがあれば、誰かが先に動いてくれる。
欲しいものがあれば、泣いたり拗ねたりすればだいたい手に入った。
俺は、そういう環境に甘えて育った。
自己中心的で、わがままで、すぐスネる。
それでも誰も本気で怒らなかったし、
「仕方ないなあ」って、周りが折れてくれた。
今思えば、その頃の俺は“自分が世界の中心”だと思ってた節がある。
“自分の機嫌”に、誰かが付き合ってくれるのが当たり前だった。
それは保育園の頃から始まっていたと思う。
母親に送られて保育園の門をくぐるたびに、俺は泣いた。
母が立ち去る姿が見えなくなるまで泣き続けて、先生を困らせていた。
でも、そんな俺を優しくなだめてくれる保育士さんがいて、
その人はいつもおしゃれで、香水の匂いがして、俺にとって“初恋”の人だった。
小学生の頃は、クラスの中心にいるような存在だった。
背も高くて運動もできたから、自然と周りに人が集まる。
“かっこいい”とか“イケてる”とか、そういう空気に包まれていた。
正直、それに胡坐をかいてた部分もある。
努力しなくても、周りが勝手に俺の価値を持ち上げてくれる。
“人気者”として扱われるのが当たり前になっていた。
でも、それは“実力”じゃない。
ただの“環境”のおかげだった。
中学校は、地元でも有名な厳しい学校に進んだ。
先生は竹刀を持って教室に入ってくるし、
全校生徒が呼び出されて説教されるのも日常茶飯事。
部活も厳しくて、上下関係もバチバチだった。
そんな中で、俺はサッカー部のキャプテンになった。
もちろん、プレッシャーはあった。
でも“キャプテン”という肩書きが、
どこか俺をまた“特別”な存在にしてくれる気がして、
そのポジションに依存してた。
同じ頃、通っていた塾で「ある違和感」が芽生えた。
塾の先生―特に塾長は、女子には異常に甘く、男子にはやたら厳しかった。
答案の点数が女子より良くても、「もっと頑張れ」と言われ、
女子には「よく頑張ったね」って笑顔で褒める。
その不公平さが、ずっと引っかかっていた。
「女って、得な立場なんだな」って。
「男は報われにくいんだな」って。
そんな風に、“男女”というものに歪んだ視点を持ち始めたのもこの頃だった。
高校に入って、その違和感はさらに強まった。
地元の繋がりがなくなって、すべてがリセットされた環境。
それまで“地元の顔”みたいに過ごしていた俺にとっては、
誰も自分を知らない環境が、予想以上にキツかった。
誰も話しかけてくれない。
自分から動かなければ、何も起きない。
中学のように、勝手にチヤホヤされる立場じゃない。
その頃から、女子との距離感にも悩むようになった。
どう接すればいいのか分からない。
何を話せばいいかも分からない。
少しでも傷つけたら嫌われる気がして、何も言えなくなっていった。
昔は自然にできていた会話やノリが、
“どう見られてるか”を意識すればするほど不自然になっていった。
俺の中にあった“ちやほやされる側”という前提は、
このとき完全に崩れたんだと思う。
そしてそのタイミングで、人生初の彼女ができた。

でもそれが、また新しい“課題”の始まりだった。
【第三章】 依存と執着と未熟さ。
高校2年生のとき、俺は人生で初めて彼女ができた。
彼女はダンス部の部長で、いわゆる“ギャル系”。
明るくて、スレンダーな体型で、常に自分を持っていて、まわりからも好かれてた。
最初は「俺とは正反対のタイプだな」と思ってたけど、
気づいたら、目で追ってた。
話してみると、飾らない性格で、感情表現が素直な子だった。
会話のテンポも合って、一緒にいて楽しかった。
文化祭、体育祭、修学旅行。
高校生活のハイライトは、全部彼女と一緒だった。
昼休みにパンを分け合って、
下校のときに自転車を並べて帰って、
夜は電話で他愛のない話をして、
「おやすみ」の一言で眠りにつく毎日。
今思えば、あれは本当に“青春”だったと思う。

「彼女がいること」=「自分が認められていること」みたいな感覚もあった。
でも、それはただの“理想”だった。
俺は恋愛がはじめてで、相手との距離感もわからなかった。
次第に、自分の不安や弱さが顔を出しはじめる。
連絡が少し遅れると不安になった。
SNSの投稿に自分が写っていないと、勝手に寂しくなった。
他の男と話している姿を見ると、胸がザワついた。
俺は「好きだから」っていう理由で、
彼女をコントロールしようとしてた。
もっと会いたい。
もっと連絡が欲しい。
もっと俺だけを見てて欲しい。
その感情は次第に、“依存”に近いものになっていった。
彼女は優しかったから、最初はちゃんと向き合ってくれてた。
でも、俺の束縛は徐々に重くなっていって、
関係は少しずつ歪んでいった。
喧嘩も増えて、
俺の言葉が彼女を傷つけて、
それでも彼女は笑って許してくれて、
その優しさに甘えて、また俺は同じことを繰り返して。
今思えば、俺は彼女に「救われたい」と思ってたんだと思う。
自分で自分のことを愛せないから、
誰かに「愛されてる」と感じることで安心したかった。
でも、それは愛じゃない。ただの依存だった。
最終的に、俺たちは別れた。
別れ際、彼女は泣いてた。
でも、それは“悲しみ”というより、“疲れ”に近い涙だったと思う。
限界だったんだと思う。
俺は泣けなかった。
ただ、ぼーっとしてて、現実感がなかった。
でもその夜、家に帰って一人になった瞬間、
涙が止まらなかった。
「なんでこうなったんやろ」って、ずっと繰り返してた。
そこからしばらく、抜け殻みたいな日々が続いた。
食欲もなくて、何も手につかなくて、
彼女のLINEを何度も見返しては、既読がつかないトーク画面を閉じた。
何回も戻れる夢を見た。
「ごめん、やっぱ戻りたい」って言われる夢。
でも朝になると、そこに彼女はいなかった。
この経験が、俺の中に残っていた“幼さ”を、容赦なくえぐり出した。
自分の未熟さ。
自己肯定感の低さ。
他人に求めすぎて、自分を見ていなかったこと。
そして、“失うことでしか気づけなかった”俺の弱さ。
あの恋愛が正解だったかどうかは、今でもわからない。
でも、確かに俺の人生を大きく変えた出会いだった。
この経験がなければ、俺は今も誰かに依存して、
愛されることでしか自分の存在価値を見出せない人間だったかもしれない。
痛みを通してしか学べなかったこと。
でも、だからこそ忘れられない、俺にとっての“始まり”だった。
【第四章】 大学で知った「外見」の重要性と価値観の崩壊。
高校卒業後、俺は大学に進学した。
とはいえ、第一志望には落ちて、“滑り止め”と呼ばれる大学だった。
それでも俺は、「まあ、大学に入ればなんとかなるだろう」と、どこかで甘く考えていた。
だけど、その考えは完全に間違っていた。
大学に入ると、これまで築いてきた地元のコミュニティはきれいに崩壊した。
高校までは、自然と繋がりが生まれる場所だった。
同じ地域、同じ価値観、同じ顔ぶれ。
でも、大学は違った。
周りはみんな別の高校出身。初対面の人ばかり。
高校まではヒエラルキーの“上”にいた俺も、大学に入った瞬間“ただのモブ”になった。
周りのやつらはコミュ力が高くて、すぐに仲良くなっていく。
授業終わりには誰かとご飯に行って、サークルでワイワイ盛り上がってた。
でも俺は違った。
授業が終われば、すぐ家に帰る。
サークルにも入らず、ただひたすらバイト。
気づけば“大学生活”と呼べるようなものは、何一つ送ってなかった。
そんなある日、何気なく自分のスマホの写真フォルダを見返した。
そこで、俺は衝撃を受けた。

「え、俺、めっちゃダサくね?」
高校時代は、なんとなく「自分はイケてる方」だと思っていた。
でもそこに映っていたのは、どう見ても“芋臭い大学生”だった。
髪はセットしてる“つもり”だったけど、ただのボサボサ。
服はセンスのかけらもない。
サイズ感も色合わせも終わってる。
今見たら信じられないけど、当時の俺はこれで“普通にいけてる”と思ってた。
この気づきが、俺が“外見改善”に本気で取り組むようになった最初のきっかけだった。
そしてちょうどその頃、“界隈”というものを知った。
ナンパ界隈、恋愛界隈。
SNS上でつながる、“どうやったらモテるのか”を研究しているコミュニティ。
そこでは、「女性にモテるための戦略」「外見をどう整えるか」といった情報が飛び交っていた。
最初は半信半疑だった。
でも、読んでいくうちに「確かに理にかなってるな」と思うようになってきた。
そして実際に、学んだことを自分に当てはめて、ひとつひとつ実践していった。
髪型。ファッション。筋トレ。スキンケア。
今まで“なんとなく”やっていたことを、徹底的に見直した。
そして、変わった。
自分でもわかるくらい、外見が整ってきた。
これは、当時の写真だ。

大学2年になる頃には、初対面の女の子に「かっこいいね」と言われることも増えた。
飲み会で、女の子からLINEを聞かれることもあった。
俺は衝撃を受けた。
「外見を変えれば、こんなにも扱いが変わるのか」と。
そこから、俺の中で“モテ”に対する価値観が大きく変わっていった。
でも、同時に問題も生まれた。
俺は、「モテること」に意識を向けすぎて、
“女性”という存在を、完全に“攻略対象”として見るようになっていた。
界隈に染まれば染まるほど、
「女は嘘をつく」
「女は本音を隠して男を利用する」
「女は平気で浮気する生き物だ」――
そんな極端な思想が、俺の中に刷り込まれていった。
その結果、俺の恋愛は徐々に歪んでいった。
彼女がいても、安心できなかった。
連絡が遅れただけで不安になって、他の男と話すだけでイライラする。
俺は“彼女を支配すること”が愛だと、本気で勘違いしていた。
嫉妬深さが加速し、束縛が強まり、余裕がなくなっていった。
そして、2人目の彼女とも破局した。
表向きは、俺から別れを告げた。
でも実際は、俺が彼女を追い詰めていた。
俺の自己肯定感の低さ。
俺の束縛。
俺の勝手な思い込み。
それらすべてが、関係を壊していた。
そして、あるときふと、こう思った。
、、あれ?
俺、また同じこと繰り返してないか?
高校時代に付き合っていた彼女との別れも、
根本の原因は“歪んだ愛し方”だった。
相手を想う気持ちよりも、
「自分が安心したい」
「自分だけを見ていてほしい」
っていう自己中心的な感情が、相手を縛って、疲れさせて、壊してしまった。
そして今回も、まったく同じ道を辿った。
違うのは、、
今回は“界隈”という存在が、それを“正解”だと思わせたこと。
「女は信用するな」
「女は浮気をする生き物だ」
「男は支配する側であるべき」
そんな極端な考えが、気づかないうちに俺の中に刷り込まれていた。
本当は未熟で、愛し方もわかってなかっただけなのに。
本当は高校の時に痛感した“自分の歪さ”を、直さなきゃいけなかったのに。
なのに俺は、“界隈”にそれを正当化してもらったことで、
「俺はこれで合ってるんだ」って、安心してしまった。
だからこそ、前よりももっと深く、彼女を追い詰めてしまった。
以前より外見は磨けていたのに、
中身はむしろ、もっと醜くなっていたのかもしれない。
、、俺は、ちゃんと変わったつもりだった。
でも実際は、変わるべき本質をすり替えて、
“外見”という目に見える部分だけで安心していた。
そのとき、俺はようやく思った。
「本当に変わらなきゃいけないのは、愛し方のほうだったんじゃないか?」
外見は確かに大事だ。
けど、どれだけ整えても、
その先で“信頼関係”を築けないなら、全部意味がない。
そう思い始めた頃、俺は“夜トさん”と出会うことになる。
それが、俺の中の価値観をまた少しずつ、変えていくきっかけになる。
【第五章】 ”本当の幸せ”を手にするために。
俺は、“夜トさん”の講習を受けることを決意した。
彼が重視していたのは、「短期的にモテること」ではなく、
「長期的に良い関係を築くこと」。
それまで俺にとって“モテる”というのは、
「彼女を作ること」だった。
でも、夜トさんと出会って初めて知った。
“モテる”とは、良い関係を“続けられること”なんだ。
その価値観に触れて、俺はやっと気づいた。
俺が今まで求めていたものは、ただの数や表面的な評価だったんだと。
そこから俺は、“外見”だけじゃなく“内面の改善”にも取り組むようになった。
まず取り組んだのは、感情のコントロール。
俺はすぐイライラするし、
不機嫌になると態度に出るタイプだった。
でも、それでは長期的な関係は築けない。
「一緒にいて疲れる男」になってしまう。
次に意識したのが、自己肯定感の向上。
俺はずっと、「自分は大したことない」と思い込んでいた。
その思い込みが原因で、
彼女に依存してしまい、束縛して、結果として関係を壊してしまった。
だから今は、自分を信じること、自分を認めることを意識している。
俺の今の目標は、“本当の意味でモテる男”になること。
つまり、信頼されて、対等に向き合えて、
ちゃんと愛し合える関係を築ける男になるということだ。
そして、その延長線上にあるのが、“結婚”。

でも、俺が求めているのはただの「結婚」じゃない。
妥協やタイミングで選ぶ関係じゃなく、
「心から愛せる女性との結婚」を目指している。
そのためには、自分自身が“最高の男”である必要がある。
だからこそ、俺はこれからも成長し続ける。
そして、今後は自分が学んだことを、発信していきたい。
同じように悩んでいる人に向けて、役に立つ情報を届けていきたい。
俺の理念は、これだ。
「外見を磨くことは、人生を磨くこと。」
時間は有限。
どうせ生きるなら、俺は“最高の自分”で生きていたい。
だからこそ、俺はこれからも挑戦し続ける。
完結。