はじめに
レントゲンでは異常なし。
それでも、痛い。
長時間座ると重だるくなり、
立ち上がるときに違和感が走る。
少し動くと楽になるが、
夕方にはまた戻ってくる。
筋筋膜性腰痛で本当に多いのは、
「原因が分からないこと」
ではなく、
「壊れていないと言われたのに、なぜ痛いのか」
という戸惑いです。
この記事は、治し方を増やすためのものではありません。
壊れていない腰と、どう向き合うか。
その判断を整えるための整理です。
1. 筋筋膜性腰痛は“損傷”ではない
筋筋膜性腰痛は、骨折や椎間板ヘルニアのような構造破綻ではありません。
多くは、
筋・筋膜の過緊張
持続的負荷
回復不足
が重なった結果として起こります。
つまり、
壊れているのではなく、
分散できていない。
同じ姿勢が続く。
同じ動きが繰り返される。
偏りが続いた結果、
一部が過労状態になっているだけです。
ここを誤解すると、
・安静を続ける
・過度に鍛える
・強く揉み続ける
といった極端な選択に傾きます。
2. 痛みは警告ではなく“信号”
腰痛が出ると、
「悪化させたくない」
という不安から、動きを止めてしまいがちです。
しかし筋筋膜性腰痛の多くは、
動くと軽減する。
これは重要なサインです。
痛み=壊れている
ではありません。
痛み=負荷が偏っている
という信号です。
強さではなく、性質を見る。
・動くと軽くなるのか
・翌日に残るのか
・安静でも痛むのか
ここに判断の鍵があります。
では、自分の腰はいまどの段階にいるのか。
ここからは、筋筋膜性腰痛を長引かせないための
具体的な“段階の見分け方”を整理します。
壊れていない腰に対して、
過剰にも過小にもならないための視点です。
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