2#こどものように

習慣化コーチ TK

習慣化コーチ TK

どうも。習慣化コーチのTKです。

前回、目標達成の話をしていました。

「目標!」と聞くと、なんだか身構えてしまう…自分の過去を思い出してしまう…

成功体験のある方はガシガシ進めていけますが、

多くの人はおっくうになっちゃいますよね。

そこで前回最後に「目標達成は辛くないんだよ。楽しめるんだよ」

というお話をしました。

そして今日は見習うべき先輩のお話。そう、タイトルの子どものお話です。

ここでの子どもは3歳児くらいをイメージしてもらえればと思います。

丁度私の娘がそのくらい。意外と師は近くに居るものです。

その前に、最近自分が読んだ本の中で為末大さんの「熟達論」という本がありました。

技術の習得、スポーツでも将棋でも、武道でも、

確立されたジャンルを極めようと学びの道に入ったら

おおよそ5つの道程を通るんだよ。ということがまとめられていました。

簡単にいうと、遊び→型→観察→中心→空(ゾーン)

全ては話せませんが、物事の習熟の過程の一番初めは遊びから。というお話です。

話を「目標」に戻しますが、なぜ人は「目標」を達成したがるのか?

それはその目標を達成して得られる結果を求めているからです。

山登りに例えると、「山頂から見える景色」が見たい!

だから、山を登り始める訳ですが、景色が見たい人が思うことは、

「こんなに道中辛いとは思っていなかった…じゃあ登るのやっぱやめよう。」

です。

思い当たる人は多いんじゃないでしょうか?

この人が見落としているものは何でしょう。

〇山頂に到達できる装備が足りていなかった?

〇道しるべが書いた地図が間違っていた?

それもあると思いますが、先ずふもとのスタート地点で意識すべきことは

「山頂の景色」ではなく、「目の前に広がる新鮮な世界。」

「この先どうなっているんだろう!」というワクワク感です。

この遊び心ともいう、好奇心・道中楽しむ心が無いと、山登りは辛く険しい道に

なりますので、登頂は困難になるでしょう。

だから、ここで言いたいことは、「立てた目標は一度忘れましょう。」

そして、「目の前のことにもっと集中しましょう。」です。

先を急がない。目標を追わない。今日やるべきことに没頭する。

それは自分の力量に対して易しいのか難しいのか。

子どもはそこまで自分で言語化出来ている訳ではありませんが、

一生懸命に目の前の遊びに取り組みます。

それこそ時間を忘れて。そして出来ないと苛立ち、挙句泣きわめきます。

そこまで集中、没頭できるというのも一つの能力だと思いますが、

この時、何を考えているでしょうか?

いや、何も考えていないのです。

好奇心の赴くままに作業に没頭。積み木を積む。絵を描く。レゴを組み立てる

出来たら喜ぶ。出来なかったら悲しむ。ただそれだけ。

そうやって先ずは自分が始めたことが出来たという喜びからスタートする。

これが目標達成の出発点だと思います。

そう、達成した先を考えるのが皆早すぎるのです。

すこし長くなってしまいましたので今回はこのへんにて。

明日も良き日になりますように^^


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