はじめましてtokyobayです、私のツイッター(@tokyobay_maku)を昔から見ている方はお分かりかと思いますが主に金融についての投稿をしています。
「金融関係者なんだろうな」ということはわかると思いますが、それ以外には謎に包まれた私、一度きれいにおさらいしますね。
私は新卒から金融機関に就職し営業も運用も経験をしました(詳しくは後述します)
おそらくこのアカウントを見ている方というのは少なくとも金融業界に興味があり将来的に運用などで生きていきたいと思っている方が多いのではないでしょうか、実際私もそうでした。
しかし私が就活をしていた頃はnoteのような簡単に情報発信ができる媒体はなかったですからただ単に運用がしたいと言ってもどのようにすればいいのかもよくわかっていませんでした。
今回はツイッターでアンケートを取ったところ20代30代の方が特に多く見られましたので、もし私が運用に興味がある20代30代だったら「こんなnoteがほしかった」と言っているような物を書いていこうと思います。
「運用がしたい!」けど何をすればいい?
そうそう、今回のnoteの趣旨ですがテーマは「会社員の身分を維持しながら自由にトレードしたい」という人に向けて書くのですがその対象は20代30代の学生と社会人に絞って書かさせていただきます。
というのも40代以降になると未経験で業界チェンジするのがかなり厳しいからです、ですが「そんなの関係ない」と突っぱねて行ける方は40代以降でも遅くはないかと思います。
でははじめましょう、まず「運用したい」という方は個人でもトレード経験がある方がほとんどですがその目的はなにか、やはり根底にはお金を稼ぎたいということにあると思います、非常に素直な欲求でいいと思います。
ただ実際社会人で仕事をしていると日中に中長期投資ではなく短期売買することはまず不可能と言っていいですよね。
それこそ窓際や閑職に追いやられた限界会社員の方は辛うじてできるかもしれませんがそれでも呼び出されたり作業があるので損切りもままなりません。
実質PTSでも使って夜間にトレードでもしない限り不可能というわけですね。
となると、ここで出てくるのが「転職」です。
なぜ「転職」なのか、たしかに完全に自由にトレードできるとなると「専業トレーダー」という選択肢があると思いますがそれはおすすめしませんし書きません、そんな覚悟がある方ならそもそもこんなnoteなんて見ていないからです。
実際殆どの方は今の生活がありますし、結婚している方などはそんな簡単にリスクは取れないのはわかっていますのでおすすめしません。
ではどのような業界に転職したらいいのか、まず現状考えられる私のおすすめしない業界の概要を書いていきましょう。
メガバンの運用部門
基本的にちょっと運用に興味がある人ならこの業界を連想するのではないでしょうか、大筋では間違っていませんがこのnoteを読んでいる方に適しているかと言われるとそうではないと思います。
基本的に銀行といってもお客様から頂いた注文を市場に流して捌くことが主で、自己の裁量によって売買し利益を上げるトレード(プロップ)は主ではないからです、昨今の規制により実質的にプロップしていない金融機関がほとんどです。
もう一つはたとえプロップがあったとしても、大前提として会社に所属するサラリーマンなのでどれだけ頑張って利益を出したとしてもちょっとボーナスが出るくらいで大金は手に入らないでしょう、もちろんメガバンなので給料は良いですがせいぜい1000万円台そこらです。
その数字に満足できるなら今すぐメガバンに入れるようにするのがいいでしょう。
ただ一つリスクがあります、国内金融機関はディール専門職として雇うことは珍しくジョブローテーションといった様々な業務に転換させるということがあります、出向ということも。
それは自分に興味のない部署であったりもすることがあり一生涯ディールを続けることは困難でしょう。
そして当たり前ですが高学歴新卒でもない限り入社するのは困難極まりないです。
外資系金融機関に入る
外資系金融機関の場合は国内金融機関よりかなりマシになります、規制が強くなってリーマンショック以降はそんなにリスクを取れなくなったことは国内金融機関と同じですが、結果を出せばそこそこの金額をもらえます。
ただ今はそこまで激しくないらしいですが、リストラに遭うリスクは国内の金融機関に比べて上がりますし、なんと言っても就職するのがめちゃくちゃ大変です。
新卒では基本東大京大・有名海外大から採用します、最低でも早慶の学歴は欲しいでしょう。
中途採用だと国内金融機関からの転職で実績を見られ学歴一色のという見方は少し薄れていきます(それでも一定以上は必要)
昔は外銀でも高卒で入社してる人とか珍しくなかったんですがね・・・
稼げるとわかってから人が殺到し学歴がインフレしているようです。
プロップファームに入る
運用を生業として生きていきたいならここほど適した会社はないでしょう。プロップファームに入社すれば基本一日中トレードのことしか考えなくていいです。
しかも客玉を捌く必要もなく完全に自由ではないですが自己の裁量においてトレードすることができしかも「歩合制」をとっている会社が殆どなので結果を出したらその分自分の給料として返ってきます。
私の知っている国内の地場証券でのプロップは稼いだ分の50%~70%(契約によって変わる)を給料として受け取れるシステムになっていました。
はじめは小さい資金から始めさせられますが実力が認められると大きなロットでの運用が任されるようになります。
大きなロットで収益を上げるとその分給料も上がりやすいですよね、何千万円何億という給料も珍しくないです。
私の知っている都内の兜町付近にある某地場証券のプロップファームの部長に聞いたところ昨年は年俸3億円がトップらしいです、世間では全く知名度がない会社ですがそういう会社ってあるにはあるんですよね
トレードが好きなら非常にやりがいのある仕事だとは思います。
ただ問題点としてデメリットもいくつかあげられます
それは「もはや安定したサラリーマンじゃない」んですよね
このnoteの趣旨は「会社員として安定した身分を活かしながらトレードしたい」なのにプロップファームにいる人と言うのは毎日しのぎを削って生活しています、先程紹介したプロップファームもPLマイナスが何ヶ月も続くと普通にクビになります、損失額によっては当月クビもありえます。
「そんな簡単にクビ切ったら法律違反じゃないか!」と言われる方もいるかと思いますが、これらのプロップファームの方たちは基本的に「個人事業主」として活動しています。
そうです、彼らは会社員じゃないんです。
会社から「トレードで利益を上げる契約」を結んでいるだけにすぎないので稼げなくなったら契約を切ってポイです、そのリスクの対価として高額な給料を貰えるんです。
こうなると安定してトレードする方法ではないので選択肢に入れるのはむずかしいですよね、もちろん「俺はプロップファームでガンガンやりたいんだ!」という方はぜひその道に進んでいただければと思います。
そしてもう一つの問題点は「プロップファームは入るのが困難」です。
私が知っている地場証券はHPでも募集していたり所によっては新卒プロップディーラーを募集してるところも確かにあります。
しかし国内株式を扱う地場証券以外の商品、たとえばFX(為替)やコモディティ(商品先物)等のプロップは基本的に金融機関に勤めててその紹介であったりヘッドハントであったりするようです、いきなりの未経験者が入りたくても簡単に入れない業界なんですよね。
以上は通常考えられる「運用で生きていく方法」ですがどれも問題点ばかりですプロップファームはリスクが高く、国内・外資金融機関は入るのが難しい上に必ずしも運用の部署にいける保証もない、第一にこれらの金融機関は法的な規制・自主規制により個人でのトレードが禁止されています。
隠れてやるわけにもいかないので実質個人トレーダーとしてやっていくことを諦めることに等しいんですね。
「運用に興味があるのに運用業界に入ったら自分でトレードできなくなる・・・」というジレンマを就活生は抱えるわけです、私もその1人でした。
そんな就活生や若い社会人におすすめの方法があります、安定した給料を貰いながら専業トレーダーのように活動できるとても魅力的な方法です(響きが胡散臭い笑)
ここからは深い話をする上で具体的な会社名や金融界隈の実情、汚いところ、裏話等が出てしまうので本当にその気がある方のみにお伝えしようと思います、有料にしてしまい申し訳ありません、ご理解の程よろしくお願いいたします。
それでは書いていこうと思います。
ご購入ありがとうございます、理想の方法とは何のことかというと・・・