
「背中を押す講師」は本当にあなたの味方か?

じんじん
はじめに〜今日のテーマ〜
じんじんです。
記事のリンクを踏んでくれてありがとう。
今回は
「背中を押す優しさ」
が、講師と相談者の関係をどう歪めるのか、
そして責任をフェアに分けるための考え方について記していく。
冗談も交えるが、中身はかなり真面目だ。
界隈にいるならばどの立ち位置の人にも刺さる部分があるはずなので、ぜひ何かのきっかけになれば幸いだ。
それでは本編どうぞ。
まずは正直な話
日々講習の面談をしていると、講習を受けるか受けないかの瀬戸際で
「あと一歩の背中を押してもらいたがる子」
が一定数いる。
こういう子ってコチラが丸め込めばクロージング出来るし、決済してもらえば確かに講師側にお金は入るんだけど、じんじんはそれ絶対にしないって決めてる。
何でか分かる?
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ヒモで生活費がかからないので無理にクロージングする必要がないからです。
必死に講習生集めないと生活できない雑魚講師ザマァwww
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すいません嘘です、真面目に書きます(調子乗りましたホントすみませんw)
今から真面目に書き記しますのでどうか見てってください🙇♂️
「悩みに寄り添って背中を押す」という手法
「相談者の味方になって共感して最後に背中を押してあげる」
って典型的なマーケの手法で、正攻法ではあるんだけど
コレ、何かの構図に似てると思わない?
そう、典型的な界隈の使い古された口説きと同じですwww
目先のS⚪︎Xのために浅い共感をして「先に身体の相性を〜」みたいなトークが終わったら打診する。
ダメなら突き放して放流。
冷静に考えてキモくないですかwww
(この手法の講師の方マジでごめんなさいwww)
こういうクロージングの仕方してる人って、実際はアポも弱いんだろうなーって実はうっすら思ってますwww
格下女相手なら何となく即れちゃうように、基本的には面談来る方って悩んでるからコチラが自動的に格上の構図になる。
だから、実際コレでほとんどクロージング出来ちゃうんよね。
でもさ、それでいいの?
そのクロージングは本当に成長のためか
🤓「自分の商品に圧倒的に自信があるから、成果を出させる自信があるから任せてください!」
ってマインドは素晴らしいけど、
それが本当なら別に売り込まなくても勝手に向こうからお願いしてくる。
価値って売り込むものじゃなくて、感じてもらうものでしょ?
あれ、もしかしてアポでも一所懸命価値証明してるタイプですか?www(煽ってすみませんちゃんとやります🙇♂️)
・・・
・・・
もう一つある。
いや、実はこっちが本当に伝えたいこと。
講師もプレイヤーも全員、胸に手を当てながら読んでみて。
・・・そのクロージングは、相談者の成長を本当に願ってるか?
相談者側に問いかけるならば
・・・お前は本当に成長したいのか?
背中を押すことの危うさ
「背中を押してもらう」
って聞こえは良いけど、その状況と構図をよく考えてみて。
「相談者の背中を講師が押す」
ということはつまり
「意思決定の責任を講師側が追う」
という構図になるよね。
相談者側は、責任の所在を講師に押し付けることになる。
どういうことかというと、
👨「モテるようになるから頑張りましょうってあなたが言ったから入った」
という言い訳を盾に、成果が出なかった時の責任を回避して逃げ道を確保しているという構図。
コレをすると、いざ講習を受けて成果が出なくても自分が責任を負わないので
👨「あいつは詐欺師だ」
というお門違いなクレームを付ける事が出来る。
非常に便利だね。
一方で講師は
🧑🏫「いや、あなたが教え通りのことを遂行してくれれば結果が出るのにやらなかったんでしょう」
という言い分が出来る余地が無くなってしまう。
これ、相当に不利な状況になるよね。
講習の普遍的な事実として、
「講師の教えを愚直に遂行しなければ、結果は出ない」
というのは大前提のはず。
例えば
東大合格者を大量に輩出してる名門塾に入っても
👦「今日は風邪っぽいので塾行けません」
👦「内容が難しいのでモチベが湧きません」
👨「先生が気に食わないので今日は休みます」
って言い訳してたら、ただ所属しているだけで勉強はしてないし教わる機会も放棄してるのでもちろん東大行ける訳がないですよねwww
だってそもそもやる事やってないんですからwww
ということはつまり
「相手にリスペクトを持って教える/教わるけれど、もしどうしても馬が合わない場合には結果に関わらず疎遠になるかもしれない」
という事を念頭においておくことが前提条件になる。
つまり、責任の所在はどちらかが一方的に負う必要は無いというわけだ。
その観点で話を戻すと、
「背中を押してくれるのを待つ」
というのは責任を一方的に講師側に押し付ける行為だし、
「不用意に背中を押してクロージングする」
というのは講師側が一方的に自ら責任を負おうとする行為である。
理屈から感覚へ
・・・
・・・
さて、話をもっと前段階に戻そう。
ここまでは理屈で説明してきたので感覚的にどういうことか、極端な例で言うね。
相談者はモテや口説きについて困っている。
口説きの最後に必要となるのは「打診」だよね。
打診に付き物なのは何だか覚えてる?
・・・
「断られて傷付くリスク」
だよね。
相談者側は、そのリスクを負う勇気が無いから口説きが出来ないしモテない。
であれば、その概念において講師に背中を押してもらうことってアポで例えるならば、極端だけどホテル打診の時だけ講師に代わってもらうのと同じじゃない?
これだともう意味が分からないよねwww
本当に成長したいなら
だから、そのリスクを負う勇気を示すために
👨「結果が出るか出ないか分からないけれど、やれるだけのことはやります、だから教えてください」
と腹を決めて発言する必要があるわけだ。(もちろんその講師が気に入っていることを前提に)
というか、その程度の意思表示もできないのであればそもそも講習を受けたところで成長の見込みはほとんどないのが実情だ。
フェアな責任の分け方
責任の所在の観点からまとめるならば、
講習を受けるか否かの意思表示を起点に
意思表示の前段階:リスクは相談者側が背負う
意思表示の後段階:リスクは講師側が背負う
上記のように平等に背負うのがフェアであると言えるよね。
そしてその構図をしっかり理解した上で面談を行うならば、講習を受ける前段階でありながら
「自由意思の下における意思決定の構造」
を講師側が相談者に指導出来るわけである。
これこそが、利害関係で先にこちらから相手に与える
「ギブの先出し」
じゃないかい?
本当にモテる人は自然にできることのはずだよね。
まとめ〜リスペクトを忘れないために〜
背中を押すこと自体が悪いわけじゃなく、
問題なのは
「責任の所在を曖昧にする押し方」
だということを最後に主張しておく。
人生の発展の可能性を高めることにおける重要な概念をスルーし、
講師側は目先の利益(講習費)を
相談者側は責任の所在(責任放棄)を
お互いに相手に求めているテイカー思考だということに気付いてもらえると嬉しい。
アポで言ったらお互いヤリモクってことですwww
それは長続きする関係を作るの無理でしょ。
そしてそもそもそんな奴らモテるわけなくない?www
要するに、背中を押す/押されるってのは、お互い成長する気がない何よりの証拠なんだよね。
お互いに最低限のリスペクトを持って、面談というお互いの人生を変えるかもしれない瞬間に向き合っていきましょうって話です。
この界隈が少しでも健全になることを願っています。
読んでくれてありがとう。
じんじん