1. 定型業務レポートの自動生成
シチュエーション
毎月、売上データをもとに定型フォーマットでレポートを作成し、PDFとして保存する必要がある。
機能概要
- 売上データの集計を行う。
- 指定フォルダにPDF形式でレポートを保存する。
コード例と解説
vbaコードをコピーするSub GenerateReport()
Dim ws As Worksheet ' 集計するシートを格納するための変数
Dim filePath As String ' 保存先のファイルパスを格納する変数
' 1. 集計データのあるシートを指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("SalesData")
' この場合、"SalesData"というシートを操作対象として設定しています。
' 2. 保存先のフォルダとファイル名を設定
filePath = "C:\Reports\MonthlyReport.pdf"
' ファイルパスは実際の保存先に応じて変更してください。
' 3. シートをPDF形式で保存
ws.ExportAsFixedFormat Type:=xlTypePDF, Filename:=filePath
' `ExportAsFixedFormat`メソッドでシート全体をPDF形式に変換し、指定ファイル名で保存します。
MsgBox "レポートが作成されました: " & filePath
' 処理完了後にメッセージを表示して確認。
End Sub
解説ポイント
- Set ws = ThisWorkbook.Sheets("SalesData")"SalesData"という名前のシートを選択して操作します。データが別のシートにある場合、シート名を変更してください。
- "SalesData"という名前のシートを選択して操作します。データが別のシートにある場合、シート名を変更してください。
- filePath = "C:\Reports\MonthlyReport.pdf"ファイルの保存先を指定します。ネットワークドライブや共有フォルダに保存する場合、パスを変更してください。
- ファイルの保存先を指定します。ネットワークドライブや共有フォルダに保存する場合、パスを変更してください。
- ExportAsFixedFormatシートをPDF形式で保存する便利なメソッドです。引数としてxlTypePDFを指定することで、PDF形式で保存できます。
- シートをPDF形式で保存する便利なメソッドです。引数としてxlTypePDFを指定することで、PDF形式で保存できます。
- MsgBox処理完了後にダイアログボックスを表示します。確認メッセージを出すことで作業ミスを防止します。
- 処理完了後にダイアログボックスを表示します。確認メッセージを出すことで作業ミスを防止します。