私が有料記事の公開をはじめたことについて、もしかすると
『ブログうまくいってないんじゃないの?ブログが順調なら記事なんて売る必要ないでしょ?』
といぶかしく思っている方もいるかもしれません。
先に言っておくと、ブログに関してはアップダウンはあるものの、現状食っていける程度にはやれています。
むしろある程度うまくいっているからこそ、このタイミングでやっとTips記事に手を付けられたとも言える。
(性格上、全然成果が出ていない内容を「私はこんなことやってます!」と自信たっぷりに売るなんてできないので。。。)
では、なぜTipsでの有料記事をはじめたのか。
ここで一度まとめておきたいと思います。
未経験なのでやってみたい&比較的試してみやすい
私の会社の収益は、ほぼ100%がブログの広告によるもの。
他のサイト・ブログ運営者さんの中には有料メルマガやオンラインサロンを運営している方もいますが、個人的には「お金をもらってるからには価値を提供しなきゃ」というプレッシャーに常にさらされるのがストレスになるので、手を出していないのが現状。
その点、『有料記事の販売』であれば月額いくらのメルマガ・オンラインサロンのように”常にほんのりプレッシャー”状態にはならず、一度書き上げればあとは必要に応じて加筆・修正するくらいで済む。
そういう意味では、未経験分野の中でも私の働き方・性格に合っているのかなと。
リスクヘッジとして、収益元は分散しているほどいい
誰だって(私だって)、収益はなんぼあってもいい。
その収益の発生元は、分散していればいるほどリスクヘッジになるのでより良い。
ほぼブログ一本足打法の私にとっては、収益の分散は大きな課題。
Tipsがブログ以外の収益元として機能するなら、たとえ少額であっても嬉しい。
ただ、Tipsで有料にする記事はブログ運営に関するものであり、そのブログ自体がある程度うまくいっていないとそもそも価値を持たない内容。
そういう意味で、ブログが主でTipsが従、という関係性はおそらく今後も崩れることはないはず。
情報商材屋になる予定はないし、SNS等でTips記事をグイグイ売り込んだりもしません。
自分のための備忘録として
12年もブログを運営していると思うんですが、過去の自分がどんな作業や改善等をやっていたか、ごく一部の印象的なものを除いてあまり覚えていない。
作業記録を取るなり日記でも書けばいいんでしょうが、そんな細かいことが性格的に続かないのは誰より自分が知っている。
いま何を考えてどんな作業をしているのかまとめるには、ブログ同様に人に見せる前提で書くのが一番。
ただ、ブログ運営に関することなので多くの人に読んでもらいたい内容でもないし、あまりオープンにしすぎると有象無象のサイト運営者が得するだけで私にメリットがない。
以上より、私を信用して買ってくれた人にだけノウハウが共有でき、収益が得られる点でメリットもある『Tipsへの有料記事公開』をするという結論になりました。
「Tips」は友人の会社が立ち上げたサービス。だがnoteよりTipsを選ぶ理由がちゃんとある
Tipsは、実は福岡の友人たちの会社が運営しているサービス。だからこそ興味を持ったというのもあります。そうでなければ有料での記事投稿をやってみようとは思わなかったかも。
(であればTipsローンチ時の2021年にもっと投稿すればという話なのですが、当時は状況的にそういう気持ちにあまりなれなかったので。。。)
ただ、有料記事販売プラットフォームとしてTipsを選んだのはそれだけが理由ではありません。
競合サービスとして真っ先に思いつく最大手はnoteですが、noteではなくTipsにする理由がちゃんとあります。
【私がnoteではなくTipsを選んだ理由】
- 手数料。Tipsは14%+振込ごとに330〜550円、noteは14.5〜23.5%+270円
※振込手数料はTipsの方が高いが、サービス側に払う手数料の安さがそれを補って余りある - 通常の記事掲載に必要な機能はnote、Tipsともに十分揃っている。テーブルや限定公開機能など現状Tipsにしかない機能も
- cakesなどいくつかの炎上騒動から、note社にはやや不信感を持っている
- すでに多くのユーザーを抱える最大手より、2番手以降のサービスを使う方が個人的に好き(ただし少なくとも同等レベルの機能を持っている場合に限る)
ひいき目無しに、ブランド力や知名度を考慮しないのであれば現時点ではシンプルに得なTipsのほうがいいんじゃないかと思ってます。
あまりオープンにはしたくない情報はTipsに書きます
これからも、ブログ運営やお金の話などオープンな場で書くメリットが薄い(でも知りたい人もいるかもしれない)情報に関しては、Tipsに不定期で載せていこうと思います。
”独立してブログ運営一本で10年生きてる”人はそんなに多くないとは思うので、もし『こんなことが知りたい』といった要望やTips記事を読んだ感想・意見などありましたら、SNSやushigyu.netの問い合わせフォーム等でご連絡ください!