はじめに
起業って、何から始めたらいいかわからないですよね。
SNSを見ると、すごい人たちばかりで。
「月収100万達成しました」とか、「売上1000万突破」とか。
そんなの見てると、自分には無理だって思ってしまう。
でもね、大丈夫です。
この本は、**「失敗してもいいから、動こう」**っていう人のための本です。
私も最初は、何から始めたらいいか分からなかったです。
知識もスキルもゼロ。資金もゼロ。
ビジネスの「ビ」の字も知らないところからスタートしました。
とりあえず、動きました。
リサーチして、行動して、失敗して、また行動して、また失敗して。
うまくいかなくて悔しくて、でも悔しいからまた挑戦して。
気づけば、その繰り返しが「成長」でした。
この経験を通して分かったのは、
結果より、成長にフォーカスする方が楽しいし、長く続くってことです。
「昨日の自分より、今日の自分が1%成長してたら、それでいいじゃん」
って思えた日から、人生がスルスルと進みはじめたんです。
あとね、これも伝えたいんです。
成功するために“特別な才能”はいらないってこと。
必要なのは、たった2つ。
1つ目は、「決める」こと。
2つ目は、「続ける」こと。
この2つがあれば、誰でも起業できます。
それからもう一つ、大切なこと。
起業って、「自分との人間関係」なんですよ。
どういうことかというと、
「やるぞ!」って決めた自分に、ちゃんと寄り添ってあげるってことです。
「今日やろう」って決めたのに「まあいっか」で先延ばしにすると、
自分との信頼関係が崩れていく。
でも、「やると決めたことを、小さくてもいいから毎日やる」と、
もう一人の自分が応援してくれるようになります。
「お前、ちゃんとやってるな」って。
それって、自尊心の再構築でもあるんです。
この本では、そんな“心の土台”の話もたくさん出てきます。
あともう一つ。
稼ぐためには「無形資産」を育てる必要があります。
時間の使い方、健康、感情のコントロール、人間関係、
そして何より「自分自身を信じる力」。
これらは目には見えないけど、
稼ぐための土台になる“無形の資産”なんです。
無形資産が積み上がると、
お金・時間・自由という“有形資産”が自然とついてきます。
だからこそ、成長の積み重ねがすべてなんです。
「1%の成長を楽しもう」ってマインドでいれば、
起業の世界って、すごく面白くなってきます。
ここから先は、私が実際に試してきた「行動のパターン」、
成長の仕組みや、仲間の作り方、起業のステップ、
さらには「資産を増やすための思考法」までお話ししていきます。
なんとなく読んで、
「よし、やってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
この本を読んだあなたが、
10年後、笑いながら「始めてよかった」って言える未来を、
心から願ってます。
第1章:行動がすべてを変える
1-1. 大量行動の重要性:小さな一歩が大きな成果を生む
起業したいけど、何から始めていいかわからない。
そんな風に悩んだこと、ありませんか?
私はありました。というか、毎日のように思ってました。
「このアイデアで合ってるのかな?」
「今の自分にできるのかな?」
「もっと知識をつけてから動いた方がいいかも」
そんなことを考えてるうちに、
1日が過ぎ、1週間が過ぎ、気づけば何も進んでない……。
でも、ある時こう思ったんです。
「よくわかんないけど、やってみるか」って。
それが、小さな一歩でした。
SNSで投稿してみる。
Brainで商品を買って中身を研究する。
Canvaで表紙をつくってみる。
ChatGPTに「売れるタイトル」を聞いてみる。
そして、そのまま商品を出してみる。
最初は当然、売れません。
フォロワーもいないし、実績もないし、商品力も微妙。
でも、それでいいんです。というか、それが普通です。
ここで大事なのが、「数を打つ」こと。
とにかく大量に行動する。
行動すればするほど、データがたまっていきます。
・どんなタイトルだと反応があるのか
・どんな時間帯が売れやすいのか
・どんな構成が最後まで読まれるのか
考えてるだけでは、一生わからなかったことが、
動いたことでどんどん見えてくる。
だから私はこう言います。
「行動がすべてを変える」って。
1-2. 失敗は成功のプロセス:トライ&エラーを恐れない
行動すれば、失敗します。
これは100%確実です。避けられません。
でも、不思議なことに、
“成功者”と呼ばれる人ほど、失敗の数が多いんです。
「10回中、8回は失敗した。でも、2回当たった」
っていう人が、結果的にトップに立っていたりします。
一方で、「失敗したくない」と思って、
慎重になりすぎて一歩も踏み出せなかった人は、
10年経っても、0回の成功もない。
この差って、ほんと大きいですよね。
だから私は「失敗はチャンスの始まり」だと捉えてます。
失敗するたびに、何かを学びます。
「あ、こういう売り方だとダメなんだな」
「お客さんの立場で考えると、これは分かりにくいかも」
「価格が高すぎたかも」
「そもそもターゲットが違ったかも」
そうやって、ひとつずつ改善していく。
この「トライ&エラー」が、唯一の近道です。
だから安心してください。
失敗してもいいんです。というか、した方がいいんです。
1-3. 成長サイクルの仕組み:行動→失敗→学び→振り返り
ここで紹介したい「成長のサイクル」があります。