「note、始めたけど3日坊主で終わった」そんな話を何度も耳にしてきました。かつての私もそうでした。最初は意気込んで投稿するものの、すぐにネタ切れになり、「読まれない」「時間がない」「文章が下手だと思われそう」と自己否定の言葉ばかりが浮かぶ日々。何度もアプリを開いては閉じる、そんなことを繰り返していました。
けれど、今では毎朝5時に起きて、まず1記事を書くことが習慣になっています。朝の静かな時間、カーテン越しに薄明かりが差し込む中、コーヒーを淹れてnoteを書く——この時間が、自分にとって一番大切な「整う」瞬間になっています。
noteを継続することは、決してラクなことではありません。ですが、続けることで得られるものは驚くほど多く、そして深いです。文章力はもちろん、思考の整理、自分の考えを言語化する力、そして何より「続けられる自分」という新しい自己像。
3カ月前、私は「とにかく1行だけでも書こう」と決めてスタートしました。そこから気づけば毎日投稿が続き、少しずつフォロワーも増え、コメントをいただけるようになりました。誰かに読んでもらえる喜びが、次の一歩を後押ししてくれる。そしてその一歩が、また新しい学びや出会いに繋がっていく——そんな循環が生まれつつあります。
noteを続けられない理由は、あなたの意志が弱いからではありません。実は、脳の仕組み上「変化」に対して抵抗があるのが人間という生き物。だからこそ、習慣化にはコツと戦略が必要です。
この記事では、私自身の実践と経験をもとに、noteを無理なく続けるための11の習慣化テクニックをお伝えします。明日からではなく「今日から」note投稿を習慣にしたい方のために、できるだけ再現性のある方法をまとめました。
まずは、朝起きて1行書く。
それだけで人生は少しずつ変わっていきます。noteの習慣化は、単なる執筆習慣にとどまらず、あなたの可能性を広げる強力なライフスキルになるはずです。
なぜnoteの継続が難しいのか?脳科学的な理由
私たちの日常生活の約47%は習慣で成り立っており、人間には「新しい変化に抵抗し、いつも通りを維持しよう」とする本能(習慣引力)があります。noteを書くという新しい行動は、この習慣引力に逆らう行為であり、だからこそ継続が困難なのです。
また、noteの投稿には「何を書けばいいかわからない」「読まれなかったらどうしよう」「文章が下手だと思われそう」といった心理的なハードルも存在します。これらの障壁を乗り越えるためには、科学的に実証された習慣化のテクニックを活用することが不可欠です。