第一章 はじめに
皆さん初めまして。著者は、もうすぐセカンドライフを迎える60代の普通のサラリーマンです。
若い頃の著者は、給料とボーナスをあるだけ使って、お金にはまったく無頓着でした。でも50代になって、定年後のセカンドライフが急に気になりだしました。
「セカンドライフを生きるには年金収入だけではとても足りない。貯蓄を食いつぶしながら今の生活を続けたら老後破算まっしぐらだ。なんとか生活レベルを下げないで安心して老後を過ごす方法はないか」と模索し始めたのです。
そこで投資に関する書籍やオンラインセミナー、YouTubeなどから投資の知識を学び、実際に投資を行いました。失敗と成功を繰り返しながら勝ちパターンを身に付け、ついに準富裕層レベルに達することができました。
本書を手に取った読者の皆さんの中には、「投資には興味はあるけれど、今からでは手遅れではないか」と心配しているかもしれません。でも、人生100年時代と言われる現代、いつだって今日が人生で一番若い日です。投資を始めるのに遅すぎることはありません。
また、「投資したくても元手がありません」という人もいるでしょう。安心してください。本セカンドライフ投資術には数百円からできるものもあります。
投資の経験がない人には山登りをイメージすると分かりやすいかもしれません。山にも高い山、低い山、いろいろな山があります。どの山に登りたいかで装備も変わります。
また同じ頂上を目指すにしても、なるべく近道を行きたいのか?景色を見ながらゆったり登りたいのか?それともロープウェーで楽をして登りたいのか?などいろいろなアプローチがあります。
投資の世界も、もっと積極的にお金を増やしたいのか、年金以外にちょっとお小遣いを手に入れたいのかで選ぶ金融商品は変わります。また無理しないでゆっくりお金を増やす方法、少々無理をしてでも早くお金を増やす方法など、さまざまなアプローチが存在します。
本書はセカンドライフを迎えた投資初心者に向けて、著者が失敗や挫折を経験して得た投資の知識やアドバイスをまとめています。本書を読むことで、読者の皆さんが自分に合った投資術を身につけ、少しでも豊かなセカンドライフを実現できれば幸いです。
第2章 セカンドライフ投資術とは
セカンドライフ投資とは、サラリーマン生活を終えた60代以降も自由な時間とこれまで蓄積した資金を活かしながら、年金以外の不労所得を得ることを目的とした投資術です。
60代になると、すでに定年退職を迎えた方も多く、現役時代に比較して収入が激減した人も多いと思います。これまでの一般的な日本人のセカンドライフは退職金や年金が主な収入源であり、投資による収入はあまり一般的ではありませんでした。
しかし、将来的に日本の国力低下が懸念される中で、政府も新NISAなどで国民の投資力アップを後押ししています。これらの制度も上手に活用しながら、今後はますます自己責任による生活防衛が求められるようになると考えられます。
世の中にはすでに多くの投資本が存在していますが、そのほとんどが定年まで時間のある30代から50代の現役時代を想定して書かれたものです。
しかし定期的な労働収入がある現役時代と、年金生活中心のセカンドライフでは最適な投資方法は当然違ってきます。
セカンドライフ投資で大切なのは以下の観点です。
・大切な老後資産を守る投資方法
・大切な時間と心の安定を奪わない投資方法
・ネットを利用したらくらく投資方法
・資産の取り崩しも考えた投資方法
このような観点から、60代の投資初心者の方向けに、ネットでできる5つの金融商品について解説していきます。
でもまずその前に、セカンドライフ投資術におけるメリット・デメリットについて整理しておきたいと思います。
メリット
セカンドライフ投資の有利な点は、なんといっても投資に割く自由な時間を取りやすいことです。
また、投資は多くの場合、原資として自由に使えるお金が必要です。セカンドライフを迎えた皆さんは、人にもよりますが、これまでの貯蓄や退職金などの余裕資金があると考えられますので、現役よりも資産運用が有利な立場にあると言えます。
お金は持っているだけではほとんど増えません。使ってしまえば減るいっぽうです。しかしこれを投資で上手に運用すれば、お金がお金を生んで、あなたの資産を長持ちさせてくれます。
さらに、投資においては、短期的な視野と長期的な視野のバランス感覚と、不測の事態にも動じない忍耐力が重要です。ここでも人生経験を積んできたセカンドライフ世代は現役世代よりも有利と言えます。
メリットのまとめ
・現役よりも投資資金となる元手が蓄積されているケースが多い
・人生経験が豊富で危機管理能力が高い
デメリット
いっぽう、投資で資産を増やすのには一般的に長い時間がかかります。セカンドライフ投資で最も大きなデメリットはこの人生の時間が無いことです。
長く投資を続けていると、経済情勢や社会情勢などの要因によって、投資した商品の価値が大きく下落する暴落の時期が必ずあります。
これは時間が経てば回復するのですが、セカンドライフ投資では現役世代よりリカバリーに使える時間と資金が少ないというのが最大のリスクでありデメリットになります。
リスク(変動)の大きさは投資対象により異なります。本書はこのメリットとデメリットを考慮しながら、資産バランスと守りを重視した投資術を提案したいと思います。
デメリットのまとめ
・投資運用するための人生の時間が少ない
・資産の取り崩しを考える際に、自分の寿命が分からないので計画が立てにくい
次章からネットでできる株式投資、仮想通貨、信託投資、債券投資、金銀投資などの5つの金融商品について特徴や注意点について具体的にみていきます。
ここから先は有料になりますが、ぜひ続けてお読みいただければうれしいです。
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