生成AIでTodoリストを作ったことがある人は多いと思います。
画面が出る。
入力欄がある。
ボタンを押すと項目が追加される。
「削除」もできる。
ちょっと感動しますよね。
自分でもアプリを作れた。
コードが分からなくてもAIに頼めば動くものが出てくる。
ここまで来ると一瞬だけ思います。
「これ仕事にも使えるのでは?」
でも翌日の仕事はどうでしょうか。
Todoリストは動いた。
でも今日もExcelを目で見比べている。
電卓は作れた。
でも修正前と修正後の資料は人間の目で追っている。
メモアプリは作れた。
でも月末の確認作業は1分も減っていない。
ここで少し冷めるんです。
「あれ、作れるようになったはずなのに仕事は何も変わっていない」
この違和感はかなり大事です。
なぜなら多くの人はここで止まるからです。
そして止まった理由をこう考えます。
自分にはまだ技術力がない。
プロンプトが下手なのかもしれない。
もっとコードを勉強しないと無理なのかもしれない。
AIを使いこなせる人だけができることなのかもしれない。
でもたぶん本当の問題はそこだけではありません。
問題は次に作るものの見つけ方です。
Todoリストの次に進めない人はたいてい「アプリ名」から考えようとします。
在庫管理アプリ。
日報アプリ。
タスク管理アプリ。
顧客管理アプリ。
こういう名前から考えると急に話が大きくなります。
ログインはどうするのか。
誰が入力するのか。
履歴は残すのか。
共有はどうするのか。
権限はどうするのか。
通知は必要なのか。
スマホでも使うのか。
考えることが一気に増えます。
そして、そっと閉じる。
でも本当は最初からそんな大きなものを作らなくていいんです。
Todoリストの次に作るべきものは立派な業務システムではありません。
もっと小さいものです。
たとえば、
「毎月2つのExcelを見比べるのが面倒」
「修正前と修正後のどこが変わったか探すのがつらい」
「転記ミスが怖い」
「一覧表の空欄を毎回目で探している」
こういう仕事の中にある小さな愚痴です。
愚痴というと少し雑に聞こえるかもしれません。
でも業務アプリの種は、きれいな企画書よりこういう愚痴の中にあります。
「めんどくさい」で終わっていた作業。
「またこれか」と思っていた確認。
「人間の目で追うしかない」と思っていた作業。
そこに次のアプリの種があります。
大事なのはいきなり大きなアプリ名を考えないことです。
まずは自分が毎週・毎月くり返している作業を見る。
その中で少しだけ面倒なものを見つける。
その作業を雑でいいので言葉にする。
ここから始めます。
たとえばこんな1行で十分です。
「毎月、変更前と変更後のExcelを見比べるのが面倒」
まだアプリ名にしなくていいです。
まだコードにしなくていいです。
まだAIに投げなくていいです。
まずは愚痴のまま見つける。
ここが最初の一歩です。
Todoリストを作れたのに仕事が楽になっていない。
それはあなたに才能がないからではありません。
次に作るものをアプリ名から探していたからかもしれません。
仕事の中にある小さな愚痴を見る。
そこから始めるとTodoリストの次が少し見えてきます。
今日の仕事の中でひとつだけ思い出してみてください。
「これ毎回めんどくさいな」
そう思っている作業はありませんか。
それが、次に作る小さな業務アプリの種かもしれません。
次の記事ではもう少し進めて、
「なぜアプリ名から考えると止まるのか」
「仕事の愚痴をどうやってアプリの種に変えるのか」
を見ていきます。
関連記事
Todoリストの次に進むにはまず「仕事に近い小さなアプリ」を触ってみるのが早いです。
2つのExcelを比べて値が変わったセルに色を付ける無料デモを作りました。
本物の会社ファイルではなくページ上のサンプルデータで試せます。
「めんどくさい仕事が小さなアプリとして動く」とはどういうことか。
まずはここから触ってみてください。
無料デモはこちらです。

