99%のビジネス初心者が陥る百面相ペルソナ
とし
どうも、とし太です
さて、いきなりですがあなたは宝石店の販売員です
目の前にダイアモンドの指輪があります
この指輪の販促ポスターを作成してください
こんな指令を店長から出されたら
あなたはどんなポスターを作成しますか？
一度店員になり切って1分ほど考えてみてください
多分あなたはこんなイメージを思い浮かべたのではないでしょうか？
ダイアの指輪ってことは結婚指輪だよね
↓
購入するのは恋人に送るために指輪を探している男性だな
↓
会社員で、結婚指輪の相場は月給の3倍だから予算は100万弱かな
購入者の人物像として漠然とこんなイメージが浮かんだのではないでしょうか
販売員であるあなたの仕事は販促ポスターを作ることでしたね
なら、このイメージした人物像に指輪を購入してもらうつもりで作成すれば
ポスターの方向性が見えてきませんか？
人物像がイメージできればどんなコンテンツをつくればいいのか
方向性が見えてくるんですね
この人物像のことをペルソナをいいます
この記事を読んでいるあなたは、おそらくTwitterで
情報発信ビジネスをしているでしょう
【たった一人に発信すればいいんだよ】
なんていうツイートをよく見かけると思うんですが
これはペルソナの事をいっています
先ほどは宝石店のポスターを例にしたのですが
情報発信ビジネスにおいてもこのペルソナがとても重要になってきます
あなたは実ははこんなモヤモヤを抱えていないですか？
・Twitterで発信してるんだけど、なんか内容がうっすいんだよな
・誰に向けて発信しているのか自分でもわかってない
・ぶっ刺さるツイートがよく分からない
ビジネス初心者が必ず通る通過点、いわば洗礼みたいなもの
こうなってしまうすべての原因が
ペルソナができていないorあいまいになっているから
適当な発信者のツイートでよく見る
【過去の自分に向けて発信するんだよ】
考え方自体は間違っているという事はないですよ
自分のことですから、どんな事で悩んでいるのか手に取るように分かるし
具体的なイメージができますよね
じゃあなんで、誰にどんな発信をすればいいのかで悩むのでしょうか？
過去の自分なんだから超具体的に人物像がイメージできますよね？
答えは簡単で
過去ウン十年分の人物像を丸ごとペルソナにしているからです
過去の自分といっても色んな時期がありますよね
・幼稚園の頃の自分
・高校生の頃の自分
・新社会人の頃の自分
10年も時間がたてば、別人といっても良いくらい考え方や悩みは変わります
幼稚園のころは悩みなんてないし
高校生くらいなんて異性とヤルことで頭が一杯
社会人なら人生設計やお金のことで頭を抱えています
これらの異なった時期の人物像をまとめてひっくるめてペルソナにしているから
百面相のようにいろんな顔を持った人物像が出来ているんです
ぼくはこんな状態になっているペルソナ像のことを
百面相ペルソナと呼んでいます
過去の自分に向けて発信しようにも、その時々でいろんな人物像が浮かびます
今日のツイートは高校生の時の自分に向けてるけど
昨日は社会人の自分に向けて発信しているな
ペルソナが百面相だと、たった一人にむけて発信することができないんです
これが過去の自分をペルソナに設定して
多くの人が陥っている状態です
この状態を抜け出す簡単な方法があるんです
【過去のある一時点の自分をペルソナにする】
ビジネス系の発信をしているのであれば
ビジネスを始めようと思った時の自分をペルソナにするといいですね
・なんでビジネスを始めようと思ったのか
・始めるときに障害になった心理的ハードル
・当時の経済状況
こうすれば人物像がブレブレになる事もないし
悩んでいることも手に取るように分かります
大事なのは、具体的な人物像を作り上げて
その人のための発信をすること
そのためにペルソナは存在しているんですね
これを肝に銘じておきましょう
今回の記事ではペルソナの重要性と
過去の自分に設定することの落とし穴について解説しました
これでペルソナに関しては完璧だと言いたいですが
この内容だけでは不完全なんです
次のコンテンツでは【ペルソナを構成する3つの要素】についてお話していきます
あなたの中のペルソナを超具体的にして
まるで恋人に発信するかのような気持ちになるでしょう
では、次のコンテンツでお会いしましょね
この記事のライター
