相原美咲(30) 警視庁警部補、身長176cm、体重75kg 股下82cm、太もも周り65cm(男女の競輪選手の平均以上)、処女

第1章 消えた科学者
都心の夜。冷たい雨が、パトランプの赤をアスファルトに滲ませていた。

警視庁の資料室で、相原美咲警部補(30)は一枚の報告書を手にしていた。

“国際生物工学研究機構主任研究員・篠田孝一、消息不明”
その名前の隅には、黒いスタンプ――「ショッカー関与の可能性あり」。
彼女は眉をひそめた。
机の上には別の書類、五件の失踪事件が並んでいる。
いずれも国家機密クラスの科学者たち。共通するのは、生体改造技術。
「……まただわ。まるで、人間を素材扱いしているみたい。」
そこへ、通信端末が鳴った。
「こちら情報班の橘。ターゲットが動いた。篠田博士の居場所、特定した。」
画面に浮かぶのは、郊外の廃工場。
「ショッカーの拠点だな。」
美咲は迷いなく拳銃を装填した。――ミニスカの白スーツ。
刑事としての顔を封印し、潜入捜査官の顔へと切り替える。

「了解。相原、美咲。これより潜入を開始する。」
雨を裂くように、彼女は闇の中へと消えていった。
第2章 闇の研究所
廃工場――かつては化学薬品の貯蔵施設だったその建物は、
外見こそ崩れかけていたが、内部には不自然な光が漏れていた。
鉄扉をそっと開けると、黒い戦闘員たちが無言で巡回している。

美咲は息を殺し、暗がりを滑るように移動する。
(監視カメラは赤外線式。……死角は、三秒。)
呼吸を合わせ、壁を蹴って宙を回る。
回し蹴りがひとりの戦闘員の頭を打ち抜いた。

静かな衝撃音とともに、彼は崩れ落ちる。
「何者だ!」
警報が鳴り響く。
瞬間、美咲は床を滑り、二人目の腹部へハイキック。
振り返る刹那、背後からの棍棒を腕で受け止める。
蹴り返し、拳、肘――連撃。

「動きが鈍いわね……訓練されていない。」
戦闘員たちは倒れていった。だが、そのとき――
冷たい金属音。背後のドアが自動ロックされる。
「しまった……!」
床下から噴射音。白いガスが充満する。

意識が遠のく中、


美咲の耳に女の声が響いた。
「ようこそ、相原警部補。あなたを待っていたの。」
――闇が、完全に閉じた。
第3章 女改造主任ヴァルナ
目を開けると、眩しい光が降り注いでいた。
視界の中で、銀の機器がずらりと並んでいる。

両腕、両脚は金属の拘束具に固定されていた。

体の感覚が戻るたびに、冷たい汗が背中を伝う。
「ここは……どこ?」
「ここはショッカー第七改造ラボ。あなたには特別な役目があるの。」
声の主が現れる。白衣の女――ドクター・ヴァルナ。
長い銀髪、深紅の唇。瞳の奥には、冷たい理性が光っていた。

「あなたの身体は理想的よ。筋力、反射神経、痛覚耐性……すべてが適合値を超えている。」
「ふざけないで。私は警視庁の捜査官よ。」
「ええ、だからこそ“素材”として価値があるの。」
ヴァルナは装置のスイッチを押す。
電流が流れ、美咲の身体が跳ね上がる。

「っ……く……!」
