- 水野真由美(30):特殊犯罪対策課所属。身長180cmの空手全国女王。冷静かつ行動力に優れるアラサー刑事。身長180cm体重75kgB95cmW65cmH105cm座高103cm股下77cm太もも周り67cm
- 北島夏希(29):情報分析官。真由美の信頼厚い相棒。オフィス内から真由美をサポート。
- 黒田英二(38):警視庁警備部副参事。事件直前から不審な動きをしていた男。
- 覆面男X(正体不明):武装グループのリーダー。警視庁を占拠し、ある“重要データ”を狙う。
- 内通者(???):捜査側に潜む裏切り者。
第1章:警視庁の朝
――午前7時45分/警視庁・本庁舎・特殊犯罪対策課フロア
東京都千代田区霞が関。その中心にそびえ立つ警視庁本庁舎。その9階、特殊犯罪対策課のフロアに、1人の女刑事が静かに足を踏み入れる。
「おはようございます」
明朗でもなく、重苦しくもない、ごく自然な声。白いショートジャケットに黒のインナー、そして腰から流れるようなラインで広がる白の超ミニスーツ。一歩踏み出すごとに、180センチの高身長が放つ圧倒的な存在感が、廊下の空気を揺らす。
足元は白のレザーブーツ。太く、引き締まった脚。その脚に魅入る男性職員の視線もどこか遠慮がちで――それほどまでに、彼女の眼差しは鋭く、そして凛としていた。

「……朝から派手な出勤ね、真由美さん」
背後から声をかけてきたのは、情報分析官の北島夏希(29)。ポニーテールに眼鏡姿、モニターとデータを愛するタイプの女性だ。
「派手じゃない。私の脚が目立つだけよ。制服は、支給されたまま」
冗談のようなことを淡々と言う。そして真由美は、その場で静かに屈伸する。音もなく、スカートの布地が膝上ギリギリまで持ち上がる。
座高103センチ/股下77センチ。極端に脚が短いというわけではない。だが、彼女の胴体は座ったときに驚くほど高く、椅子に座るとほとんどの人より目線が上になる。

「空手を始めたのは中学のとき。“背が高いこと”が、コンプレックスだったの」
そんな自嘲のような言葉を口にする彼女だが、実際は――大学時代、正道空手で女子全国大会を制覇。その身長と柔軟性を武器に、異次元の跳び蹴りを見せつけた。

体重75kg/バスト95/ウエスト65/ヒップ105/太もも周り67。数字だけ並べると“グラビア級”だが、その実態は――完全な“戦闘用ボディ”。
筋肉質の下半身。鍛え抜かれた腹筋。しなやかな太もも。そして、事件現場では迷いなく“敵に脚を叩き込む”覚悟。
「今日も、何事もなければいいけど」
そう言いながら、夏希は真由美の横に並び、自販機でブラックコーヒーを2本買ってくる。
「1本は?」
「自分用。あなたは白湯でしょ。朝からカフェインは、蹴りに影響が出るんじゃない?」
「……そこまで分析されるのも困るわね」
苦笑しながら、真由美は机に資料を広げる。今日の任務は“来日中の要人に関する警備”。特に変わったものはない――はずだった。
その時、課長がフロアに入ってきた。
「水野、お前……今日も“制服、短すぎ”じゃないか?」
「いえ。支給されたスカートを、身長に合わせただけです」
「丈が……普通の制服の半分だぞ……ま、足で闘うお前には、それが機能服か」
課長のぼやきを、周囲は笑いに変えた。だが、真由美の表情は変わらない。ただ、冷静に立ち上がる。
「体に合わない服で、動きが鈍るよりはマシです。警視庁の威信を守るには、まず自分の身体を信じること」
それが、彼女の信条。
――午前8時50分/警視庁・本庁舎・南側エントランス
その瞬間だった。
ズゥンッ!!
爆音。警視庁の一角が爆発に包まれる。ガラスの破片が降り注ぎ、煙と火花が舞う。

「ハッキングと同時の爆破!?外部攻撃!?」
「違う、これは――内部からの協力がなければ無理だ!」
警備部が騒然とする中、真由美は拳を握る。
「夏希!モニター全部切り替えて!内部犯行の可能性、捜査開始!」
白いブーツが床を鳴らし、超ミニスカートが舞う。
水野真由美――その白く引き締まった太ももが、今日もまた、“正義”のために跳ね上がる。
「……行くわよ、私の脚が“奴ら”を追い詰める」
第2章:警視庁・緊急戦闘開始
――午前8時55分/警視庁・本庁舎・南ウィング廊下
非常ベルが鳴り響く。警報灯が赤く点滅し、廊下にはけたたましいサイレンの反響。
「非常電源作動……セキュリティ扉が順次ロック……!」
通信室からの報告が交錯する中、水野真由美は1人、爆破の煙が立ち込める廊下へと走り出した。
「侵入ルートは南エントランス。武装した集団5名、現在第2フロアを進行中!」
北島夏希の声がイヤホンに届く。
「了解。……5人なら、十分“脚”で抑えられるわ」
彼女は階段を2段飛ばしで駆け上がりながら、足元に視線を落とす。
白のレザーブーツ。ブーツの中にしなやかに収まる太もも周り67センチの極太の蹴り筋が、静かに温まり始めていた。
――午前8時57分/第2フロア・会議室前
「こちら特殊犯罪対策課、制圧に入る!」
真由美が叫びながらドアを蹴破る。ガシャァァン!!
爆音とともに、厚さ4センチの強化ドアが開き、覆面の男たちが振り向く。
「っ!?誰――」
その言葉が終わるより先に、真由美の右足が高速で振り上がる。
“開脚跳び蹴り”――敵1の顔面に炸裂!!

顎を打たれた男が壁に叩きつけられ、即時ダウン。
「なっ……なんだ、女一人か!」
敵2と敵3が同時に突撃してくる。だが真由美は“横回し蹴り”で敵2の腹部に一撃を与え、その反動で軸足を踏み込み――
“後ろ回し蹴り”!
振り抜いた脚が敵3の側頭部にヒット!男は床を滑り、会議机に頭をぶつけて動かなくなる。

「残り2……!」
敵4が警棒を振りかぶる。だが、真由美はその一撃を回避し――すれ違いざまに脚を上げる!
“サイドハイキック!”
「ぐぅっ……!」
敵4の腹に鋭く刺さったその一撃で、男はその場に崩れ落ちた。
「こいつ……ただの刑事じゃねぇぞ!」
最後の敵5が拳銃を構えた瞬間――
“踏み台ジャンプ!”
壁を蹴って、空中へ。スカートがふわりと舞い、白く鍛え抜かれた太ももが月のように浮かび上がる。
“空中二段蹴り”!!
一撃目で銃を弾き飛ばし、二撃目で顎を跳ね上げる!

「がはっ……!」