僕とニキビの全て
中学三年生:始まりは受験のストレスから
僕のニキビ人生は、中学三年生の受験期に始まった。受験のストレスで肌が荒れたが、当時はまだスマホも持っておらず、SNSもそこまで発展していなかったから、そこまで深く悩んでいなかった。「受験が終われば自然と治る」と軽く考え、洗顔を適当にやる程度だった。ニキビがあることは気になっていたが、それが人生を左右するほどの問題だとは思っていなかった。
高校入学:期待と現実のギャップ
高校に入ると、恋愛にも興味が出てきた。スマホを手に入れたことで、SNSを通じて周囲の人の生活や外見をより意識するようになった。「高校デビュー」とまではいかなくても、せめて普通に恋愛を楽しみたいと思った。しかし、期待とは裏腹にニキビは全く治らず、それどころか悪化していった。
さらに追い打ちをかけるように、コロナの流行が始まり、マスクをつける生活が日常になった。最初は「マスクで隠せるからいい」と思っていたが、実際は蒸れや摩擦でさらに悪化。マスクの下で増えていくニキビを見て、「もうどうしたらいいんだ」と途方に暮れた。
絶望の日々:試し続けるも成果なし