7月9日の金・原油・暗号資産戦略
アホ社長
ひとことで今日の結論
今日は、原油は地政学リスクで強い。金・銀は米金利上昇で慎重。BTC・ETHはリスクオフで弱め。
この見方です。
本日の主役は原油です。
中東情勢が再び悪化し、ホルムズ海峡周辺の供給不安が強く意識されています。
Brentは79ドル台、WTIは74ドル台まで上昇。
原油は明確に強いです。
ただし、原油高は金にとって単純な追い風ではありません。
原油が上がると、インフレ警戒が強まります。
インフレ警戒が強まると、米金利が上がりやすくなります。
米金利が上がると、金・銀には逆風です。
暗号資産も今日は慎重です。
BTCは6万2000ドル台。ETHは1600ドル台。
中東リスクでリスク資産から資金が逃げやすく、NASDAQ安も重しになります。
今日は、
原油は強いが高値追い注意。金・銀は米金利を確認。BTC・ETHは守り重視。
この方針です。
今日の全体相場
今日の相場は、リスクオンではありません。
リスクオンとは、投資家が株や暗号資産などを積極的に買いやすい状態のことです。
今日はその逆です。
中東情勢の悪化で、原油が急上昇。
ホルムズ海峡は、世界の原油輸送にとって非常に重要な場所です。
ここで緊張が高まると、原油価格には一気に上昇圧力がかかります。
一方で、米金利は上昇しています。
米10年債利回りは4.5%台後半まで上がっています。
米10年債利回りとは、アメリカ国債10年物の利回りです。
世界の金利の基準のように見られています。
これが上がると、金や暗号資産には重しになりやすいです。
金は利息を生まない資産です。
だから米金利が上がると、金を持つ魅力が下がりやすくなります。
暗号資産も同じです。
BTCやETHは、金利が低くてリスクを取りやすい時に買われやすいです。
逆に、米金利が上がり、NASDAQが弱い日は上値が重くなりやすいです。
今日は、原油だけが強く、金・銀・暗号資産は慎重に見る日です。
本日の資産クラス強弱
本日の資産クラス強弱は、
原油 > 金 > 銀 > BTC > ETH
です。
一番強いのは原油です。
地政学リスク、ホルムズ海峡への警戒、供給不安。
この3つが原油を押し上げています。
金は本来なら地政学リスクで買われやすいです。
ただし、今回は米金利上昇が重しです。
そのため、金は安全資産買いと金利上昇の綱引きです。
銀は金に連動しやすいですが、金より値動きが荒いです。
金がはっきり反発できないうちは、銀だけ強気で追う必要はありません。
BTCは弱めです。
6万2000ドル台を維持していますが、中東リスクとNASDAQ安が重しです。
ETHはさらに慎重です。
BTCが強くない時に、ETHだけを先に買う必要はありません。
金・銀の見方
金と銀は、今日は難しい局面です。
中東情勢だけを見れば、金には買い材料です。
戦争リスク。原油高。株安。市場の不安定化。
こういう時、金は安全資産として買われやすいです。
ただし、今日はそれ以上に米金利が重要です。
原油高によってインフレ警戒が強まり、米金利が上がっています。
金は利息を生まない資産です。
そのため、米金利が上がると金には逆風になりやすいです。
今日見るポイントは、
・金が4,100ドル台を維持できるか・4,140ドル台を回復できるか・米10年債利回りがさらに上がらないか・ドルが強くなりすぎないか・中東リスクによる安全資産買いが入るか・銀が金に連動して反発できるか
です。
金は、地政学リスクで買われる可能性があります。
ただ、米金利が上がり続けるなら上値は重いです。
銀は金より値動きが荒いので、金が方向感を出すまで無理に入らない方がいいです。
今日は金・銀ともに、
買うなら米金利が落ち着いてから。売るなら4,100ドル台割れを確認してから。
このくらい慎重でいいと思います。
原油の見方
原油は、今日一番強い資産です。
理由は明確です。
中東情勢の悪化です。
ホルムズ海峡周辺の緊張が高まり、供給不安が意識されています。
Brentは79ドル台。WTIは74ドル台。
かなり強い動きです。
ただし、EIA原油在庫は予想外の増加でした。
EIA原油在庫とは、アメリカの原油在庫を示す指標です。
在庫が増えると、本来は原油にとって売り材料です。
今回は、在庫増加よりも中東リスクの方が強く意識されています。
つまり今日の原油は、
需給より地政学リスク優先
です。
見るポイントは、
・WTIが74ドル台を維持できるか・Brentが79ドル台を維持できるか・ホルムズ海峡関連ニュース・米国とイランの緊張がさらに悪化するか・EIA在庫増加を市場が無視できるか・OPEC関連の供給ニュース・ドル高が原油の重しにならないか
です。
原油は強いです。
ただし、高値追いは危険です。
ニュースで一気に上がった相場は、緊張緩和ニュースで一気に下がります。
今日は、
押し目を待つ。高値飛び乗りはしない。ニュース急変に備える。
この方針です。
暗号資産の見方
暗号資産は、今日は慎重です。
BTCは6万2000ドル台。ETHは1600ドル台。
大きく崩壊しているわけではありません。
ただし、雰囲気は良くありません。
中東情勢の悪化で、リスク資産から資金が逃げやすくなっています。
BTCやETHは、地政学リスクが高まった時に金のように買われることもあります。
ただ、今の相場ではNASDAQや米金利の影響をかなり受けています。
NASDAQが弱い。米金利が上がる。ドルが強い。中東リスクで投資家が守りに入る。
この組み合わせは、暗号資産には逆風です。
今日見るポイントは、
・BTCが6万2000ドル台を維持できるか・6万1500ドル付近を割らないか・6万3000ドル台を回復できるか・ETHが1600ドル台を維持できるか・NASDAQが下げ止まるか・米金利が上がり続けないか・暗号資産ETF関連の資金流入が戻るか・規制ニュースで悪材料が出ないか
です。
BTCは6万2000ドル台を守れるかが大事です。
ここを割ると、短期勢の損切りが出やすくなります。
ETHはBTCより弱く見ます。
BTCが反発できないうちは、ETHの単独買いは避けたいです。
短期売買で見るポイント
今日の短期売買で見るポイントは、以下です。
・原油は高値追いではなく押し目確認・WTIが74ドル台を維持できるか・Brentが79ドル台を維持できるか・EIA在庫増加を市場がどう消化するか・ホルムズ海峡関連ニュースが続くか・金が4,100ドル台を守れるか・米10年債利回りが4.6%方向へ進むか・ドル高が続くか・銀が金に連動できるか・BTCが6万2000ドル台を維持できるか・ETHが1600ドル台を維持できるか・NASDAQが下げ止まるか
今日は、単体チャートだけで判断しない方がいいです。
原油は中東ニュース。金・銀は米金利とドル。BTC・ETHはNASDAQと米金利。
このセットで見ます。
注目イベント
今日の注目イベントは、
・中東情勢・ホルムズ海峡関連ニュース・米国とイランの軍事・外交ニュース・米10年債利回り・ドル指数・FRB要人発言・FOMC議事要旨後の市場反応・EIA原油在庫の消化・OPEC関連ニュース・米株、NASDAQの動き・暗号資産ETF関連ニュース・暗号資産規制ニュース
です。
特に大事なのは、中東情勢と米金利です。
中東情勢が悪化すれば原油は強いままです。
ただし、原油高がインフレ警戒につながると、米金利が上がり、金・銀・BTC・ETHには重しになります。
つまり今日は、
原油高そのものは原油に追い風。でも原油高による金利上昇は、金・銀・暗号資産に逆風。
ここを間違えないことです。
今日やらないこと
今日やらないことは、はっきりしています。
・原油を高値で飛び乗らない・中東ニュースだけで大きく張らない・EIA在庫増加を無視して原油を買い続けない・金を米金利確認なしで買わない・銀を値ごろ感だけで拾わない・BTCの6万2000ドル台維持を過信しない・ETHをBTC確認なしで単独買いしない・NASDAQ安を無視して暗号資産を買わない・米金利上昇を軽く見ない・損切り位置を決めずに入らない
今日は、原油だけ強い相場です。
でも、強い相場ほど飛び乗りは危険です。
特に地政学リスクで上がった原油は、ニュース1本で急落します。
金・銀・暗号資産は、無理に買いに行く日ではありません。
今日のまとめ
7月9日の金・原油・暗号資産戦略は、
原油は地政学リスクで強い。金・銀は米金利上昇で慎重。BTC・ETHはリスクオフで弱め。
この見方です。
本日の資産クラス強弱は、
原油 > 金 > 銀 > BTC > ETH
です。
原油は、ホルムズ海峡周辺の緊張で強いです。
ただし、EIA在庫は予想外の増加なので、高値追いは危険です。
金は地政学リスクで買われやすい一方、米金利上昇が重しです。
銀は金に連動しますが、値動きが荒いので慎重です。
BTCは6万2000ドル台を守れるか。
ETHは1600ドル台を維持できるか。
今日は、
原油は押し目待ち。金・銀は米金利確認。BTC・ETHは守り重視。
この方針です。
飛び乗らない。確認する。違ったら小さく切る。
今日はこれでいいと思います。
※投稿時点の目安です。投資判断は自己責任でお願いします。※取引前に必ず最新チャート・価格・ニュースをご確認ください。※本記事は情報提供であり、売買を推奨するものではありません。
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