「AIに記事を書かせる」だけなら、もう珍しくありません。次に知りたいのは、下書き作成、価格設定、公開までを本当にチャットだけで進められるのか、という点ではないでしょうか。
そこで実際に、CodexとTips MCPを使い、有料記事を企画してから公開するまでを一通り試しました。結論から言うと、公開直前の人間確認を残しながら、ほぼすべての作業を会話で進められます。この記事では、実演で使った5ステップと、途中で起きた失敗をまとめます。

ステップ1:プロフィール取得で接続確認
最初にプロフィール取得を依頼し、自分のユーザー名が返るか確認します。これが最も簡単な疎通テストです。認証トークンやAPIキーをチャットや記事本文へ貼る必要はありません。機密情報を会話・原稿・管理ファイルのどこにも書かない運用ルールを先に決めます。
ステップ2:本文を完成させて1ショットで保存
記事本文はEditor.js形式のブロックで保存します。見出しはheader、本文はparagraph、箇条書きはlist、有料ラインはpaylineです。本文は累積フルボディ保存なので、前半と後半を別々に保存すると後の内容で前の原稿が置き換わる可能性があります。構成からまとめまで完成させ、全文を1回で保存するのが安全です。
ステップ3:無料部分とpaylineを設計
無料部分では「何ができるか」と基本フローを伝え、有料部分には具体的な設計手順、テンプレート、独自分析を置きます。paylineは、読者が問題と全体像を理解し、具体策を知りたくなった地点に置くと自然です。
ステップ4:設定はpreviewからcommitへ
価格、カテゴリ、ハッシュタグ、SEOタイトル、説明文、目次などは、いきなり保存せずpreviewで検証します。今回、300円に設定しようとした最初のpreviewでは、電話番号と振込先口座が未登録というエラーになりました。Tips側で登録を済ませて再検証すると、問題なく300円で保存できました。

ステップ5:ガイドライン確認と人間の公開承認
公開前には最新のTips公開ガイドラインを取得し、タイトルと本文の両方を確認します。特に、誇大表現、収益保証、外部アフィリエイト、価格に見合わない有料部分、外部サービスがないと完結しない内容には注意が必要です。最後に人間が「公開して」と承認した後だけ公開します。
実演で分かった5つの注意点
1. 本文は分割保存せず、完成形を1回で渡す。
2. 設定前に現在値と制約を取得する。
3. 設定はpreviewで検証してからcommitする。
4. 有料販売の前に電話番号と振込先口座を登録する。
5. 公開・価格変更・購入者通知は人間の最終承認を残す。
そのまま使える依頼文
「Tips MCPの接続を確認して、需要のあるテーマを1つ選び、記事本文と設定案を作ってください。本文は1ショットで下書き保存し、設定はpreviewで検証してください。公開する前に必ず私へ確認してください。」
自動投稿より大切なのは学習する運用
1本を公開できても、それだけでは記事工場とは言えません。公開後にタイトル、ジャンル、価格、文字数、payline位置、初動を記録し、次の記事へ反映して初めて仕組みが育ちます。事実と仮説を分け、少数の結果を断定せず、投稿を重ねて検証します。
まとめ
CodexとTips MCPを使えば、接続確認、企画、本文作成、payline、価格・SEO設定、ガイドライン確認、公開までを会話で進められます。実際の壁は難しいコードではなく、本文のフル保存、設定のpreview、販売者情報の登録、公開前承認という運用ルールでした。まずは無料記事を1本、または低価格の記事を1本作り、公開後の結果まで記録してみてください。
