OCI Resource Analytics で自然言語クエリから5分でクラウド在庫を可視化する
AI実用ラボ
OCI テナンシ全体のリソース情報を SQL で検索し、SELECT AI の自然言語機能を使って「停止中のインスタンスを一覧」「使用されていないボリュームを発見」といったクラウド運用タスクを自動化できるようになります。
背景
OCI 環境が複数地域・複数テナンシに広がると、「今、どのくらいのリソースが動作しているのか」を把握するだけで手間がかかります。OCI コンソール GUI では最大50件程度しか表示できず、従来は OCI CLI でスクリプトを組む必要がありました。
何が便利なのか
OCI Resource Analytics は、OCI 環境全体のリソースメタデータを Oracle Autonomous AI Database(ADW)に集約し、SELECT AI で自然言語→SQL 自動変換を実現します。
「使用されていない m1.micro インスタンスは?」と日本語で質問すれば、SQL なしに瞬時に結果が返る。所要時間: 約5分。
必要なもの
- OCI テナンシ(契約済み)
- OCI コンソール への管理者アクセス
- Oracle Autonomous AI Database(自動プロビジョニング)
Step 1: インスタンス作成
- OCI コンソール → Observability & Management → Resource Analytics
- Create Instance をクリック
- テナンシ・地域を選択
- Create をクリック(所要: 3~5分)
Step 2: SQL クエリを実行
-- 停止中のインスタンス
SELECT * FROM compute_instances WHERE lifecycle_state = 'STOPPED';
-- 未使用ボリューム
SELECT volume_id, display_name FROM block_storage_volumes WHERE attachment_count = 0;コスト
| コンポーネント | 料金 |
| Resource Analytics | 無料 |
| Oracle ADW | 従量課金(停止可) |
| Oracle OAC | 従量課金 |
まとめ
OCI Resource Analytics + SELECT AI により、複数テナンシ・複数地域の在庫管理を 1つのデータベースで統一し、SQL 不要で自然言語検索ができるようになります。合規性監視・コスト削減およびトラブルシューティングが有効になります。

