一般人でもOK。プロ級の“手描き風アート”を、誰でもAIで創れる時代へ。
はじめまして、「AI絵師あきと」と申します。。
突然ですが、世の中には「AIっぽさ」が抜けないAIで生成された画像があふれていると思いませんか。
私の約2年半の研究結果によれば、その原因のほとんどはプロンプト設計の甘さにあると断言できます。
このnoteでは、私が膨大な実験と研究から導き出した 唯一無二のプロンプト設計法 を、包み隠さず解説します。
AIイラストを次のレベルに引き上げたい方にとって、ここは確かな一歩になるはずです。
▶︎この先を読むと手に入るもの
- AIでも「手描きにしか見えない」イラストを生み出すための秘密
- 実際に生成したイラストを用いた、成功例と失敗例のリアルな比較
- コピペするだけであなたの作品が一気に映える極上プロンプト
まえがき
私がAIに本気でのめり込んだのは、2022年末に偶然「ChatGPT 3.5」の動画を見つけたのがきっかけです。半信半疑で触れてみたら、その実力に衝撃を受けました。そこからは画像生成AIを片っ端から試し、DALL·E、Midjourney、Stable Diffusion、そして今のメインであるImage FXまで、研究と実験を重ねてきました。
これまでに生成した画像は3万枚以上。もちろん、最初は失敗ばかり。影の不自然さ、指が増える、模様が崩れる、視線が合わない…そんな「AIくささ」と格闘しながら、試行錯誤を積み重ねました。
そこで得た結論はシンプルです。
👉 上手い人ほど、プロンプトがシンプルで的確。
この記事では、私が数万回の実験から磨き上げた“再現性の高いプロンプト術”を紹介します。専門用語は極力省き、誰でもすぐ実践できる形にしました。
Key Takeaway
- “AIらしさ”はプロンプト次第で消せる
- 誰でも“手描き風AIイラスト”を作れる時代が来ている
序章|「このイラスト、AIなの!?」と思わせる力とは?
量産AI感では勝てない時代が来た
SNSやネットショップを見ていて、「あれ、このイラスト素敵!」と感じた後に、「実はAIなんだよね」と聞いて驚いたことはありませんか?
でも正直、そんな“驚き”をくれるAIイラストは、まだごくわずかです。
多くのAI作品は、一目で「AIっぽい」とわかってしまう。手や顔が不自然だったり、質感がのっぺりしていたり、情報が多すぎたり。
つまり今、“人間っぽい”ではなく“人間にしか見えない”AIイラストこそが、差別化の鍵となっています。
あなたの作品を「プロの手描き」に見せる方法がある
この記事では、
「AIっぽさを消したい」
「でもプロンプトの知識はない」
という方でも使える、“魔法のようなプロンプト”をご紹介します。
この記事で紹介する方法を使えば、以下のようなイラストをAIで生成できるようになります。
📌 実例(Image FX)

これら、8枚の画像はすべてAI(Image FX)で生成された画像です。
Photoshopなどの外部ツールは使用していません。プロンプトをImage FXに与え、生成した8枚の画像をそのまま修正を一切加えずにCanvaで並べて1枚の画像にしただけです。
それでは、何枚かピックアップして見ていきましょう。
サンプル01

この作品では「AIっぽさ=のっぺり感や無機質さ」を徹底的に消すために、コラージュ的な要素を多く取り入れました。
まず背景。新聞の切り抜きやタイポグラフィ、色のかすれや紙の破れなど、アナログの質感を重ねることで「人が手作業で貼り合わせた」ような温度感を出しています。
さらに人物も、ただのきれいな線画ではなく、チークの乗せ方や髪の毛の束感にわざとムラを残すことで、人間が塗ったときの揺らぎを再現。目の周りや唇もグラデーションを強めに効かせ、いわゆる“AI特有の均一さ”を崩しています。
結果として、デジタルで完結した冷たいビジュアルではなく、雑誌の切り貼りアートやアナログポップアートに近い手触りが出ていて、そこがAIっぽく見せない大きなポイントです。
サンプル02

この作品では、まず刺繍やビーズの立体感をしっかり出すことにこだわりました。
AIは平面的に処理しがちなので、影や光沢を強調して、本物の手芸パーツを縫い付けたような質感を再現しています。さらに、キャラクターの輪郭線を少し揺らして「手描きのラフ感」を残し、完璧に整いすぎないよう調整。
背景のフェルト地も、細かい繊維のムラや縫い目を加えることで「実際に触れそう」なリアルさを演出しました。
結果、AIで作ったはずなのに、まるで雑貨屋で見かける手作りカードや刺繍アートのような仕上がりになっています。
サンプル03

この作品では「いかにもAIっぽい滑らかすぎる質感」を避けるために、まずファッション誌の表紙デザインを意識しました。
背景に余白を活かしたレイアウトや文字配置を加えることで、グラフィックデザインとして成立させています。
さらに、肌の影や髪の流れは均一ではなく微妙に揺らぎを持たせることで、人の手で描いたような質感に。目元や唇も無機質にならないように、ほんの少しの陰影や赤みを重ねています。
結果として、ただのAI生成イラストではなく、本物の雑誌を飾るポートレート風イラストに見えるように仕上げました。
サンプル04

このイラストでは、AI特有の「のっぺり感」や「無機質な線」を避けるために、まず水彩スケッチ風のタッチを強く意識しました。
線はあえて均一にせず、ところどころラフに揺らぎを入れて、手描きの走り書き感を出しています。背景の街並みも細部まで描き込みすぎず、ニュアンスで見せる曖昧さを残すことで「人が描いた味」を演出。
さらに、紙の質感を感じさせるテクスチャ加工を加えることで、デジタルっぽさを消し込みました。
その結果、まるで雑誌の挿絵や旅行記のスケッチのように、アナログ感ある一枚に仕上げています。
第1章|AIっぽさを消す3つのポイントと、意外な落とし穴
「上手いけどAIっぽい」の正体は?
どんなに上手に見えるAIイラストでも、「あ、これはAIだな」と感じさせてしまう理由は、たった3つの要素に集約されます。
以下のチェックポイントを外すだけで、“手描きにしか見えない”印象に一気に変わります。
Point 1|“線の揺らぎ”があるか?
AIイラストの多くは、線がキレイすぎる=不自然。
人間が描く線は、どんなに上手くても「わずかなブレ」や「個性」が出ます。 この“ゆらぎ”があるかどうかで、絵の体温が変わるのです。
プロンプト例: rough pencil sketch / hand-drawn lineart / imperfect outline といったキーワードを入れるだけで、ぐっと自然な雰囲気に。
Point 2|“色の置き方”に余白があるか?
AIはとにかく「全部に色をつけたがる」傾向があります。 けれど本当に上手い手描きの作品は、「抜け感」「空白の美学」があります。
対策: minimal color palette(最小限の色数) watercolor texture(水彩風の色のムラ) white space(余白)などを入れると、やりすぎない色づかいになります。
Point 3|“モチーフと背景”の密度が適切か?
AIはよく「情報過多」になります。 ごちゃごちゃした背景、意味不明な小物、不自然な配置…。
これを避けるためには、あえて“何も描かない”という勇気も必要です。
プロンプト例: clean background、solid color bg、paper texture bg などで、シンプルかつ映える構成に。
逆にハマりがちな落とし穴
- 細かく描写すればするほどリアルになると思い、過剰な要素を詰め込む
- 「フォトリアル」や「高解像度」を入れすぎて、不自然に完璧な顔になる
- 「アニメ風」にしようとして線がAI独特の硬さに戻る
これらは“AIでリアルっぽくしようとしたが、逆にバレる”典型例です。
Key Takeaway
- AIらしさは「線・色・背景の密度」で見抜かれる。
- 抜け・ゆらぎ・余白をあえて入れることで「手描き感」が一気に高まる。
第2章|この一文で激変!“プロンプト設計”の黄金ルール
なぜ同じプロンプトで「うまくいく人」と「失敗する人」がいるのか?
イラスト生成する時に 「同じキーワードを入れているのに、全然違う絵になる…」 そんな経験、ありませんか?
それは、「単語の羅列」ではなく、「文としての設計力」の差です。
本章では、イラスト生成において効果が高い“黄金構文”を紹介します。 これを使えば、プロっぽさのある手描き風AIアートが安定して出せるようになります。
黄金ルール:プロンプトは「主語→文脈→スタイル→質感」の順に組み立てる
以下のような構成を意識してください:
A fashionable young woman with retro hairstyle, holding a pen and smiling / hand-drawn style / pencil sketch lines / textured paper background / soft pastel color palette
日本語訳レトロなヘアスタイルのファッションセンスの良い若い女性。ペンを手に持ち、微笑んでいる / 手描き風 / 鉛筆スケッチの線 / テクスチャードペーパーの背景 / ソフトパステルカラーのパレット
この一文には、4つの要素が含まれています。
要素1:主語(誰?何?)内容:メインのモチーフ
例:a fashionable young woman
(おしゃれな若い女性)
要素2:文脈(何してる?どんな?)内容:ポーズ・小物・感情など
例:holding a pen and smiling
(ペンを握り、微笑む)
要素3:スタイル(描き方)内容:手描き風・アナログ風など
例:hand-drawn style / pencil sketch lines
(手描き風 / 鉛筆スケッチの線)
要素4:質感(紙・色・線など)内容:背景や色数、素材感
例:textured paper / soft pastel color
(テクスチャードペーパー / ソフトパステルカラー)
この順でプロンプトを構成すると、AIの迷走を防げて、精度の高い出力が得られます。
生成結果例

ワンポイント:英語をベースに、余計な装飾は避ける
「可愛い!」「素敵な!」などの形容詞を多用すると、逆にぼやけます。 beautifulやgorgeousなども、文の軸がぶれやすくなるので注意。
それよりも、構成的・視覚的な要素を淡々と入れるほうが、安定して生成されます。
Key Takeaway
- プロンプトは「主語→文脈→スタイル→質感」で構成する
- 情報を詰め込むより、整った構文と描写の具体性が成功の鍵
- “映えるプロンプト”は、まるで絵のレシピ
次章へのご案内
プロっぽい手描き風AIイラストを生み出すために必要な最後のピースとは?
ここまでで、「AIらしさを排除するための視点と注意点」が明確になったはずです。しかし、理論だけでは終われません。あなた自身が“明日から使える武器”を手に入れなければ意味がないのです。
そんなあなたに贈るのが、
第3章『有料読者限定:コピペで使える“クールな手描き風”プロンプト集』
です。
この章では、実際に著者が30,000枚以上の生成試行を重ねて選び抜いた、再現性・美的完成度・構成力の高いプロンプトを厳選公開。
🔓 第3章で手に入る内容
下記すべてのプロンプト、日本語補足、ポイント、キーワード解説
- 街角ファッションスナップ風
- 雑誌表紙風ポートレート
- モード系全身ポーズ
- レトロポスター風
- シンプルモノクロ+差し色
- モダンミニマルアート
- カフェシーンの人物画
- ストリートアート風イラスト
- シネマティック横長構図
- グラフィックアート×人物融合
- 構図別:人物、グループ、ポートレートに強いプロンプト例
- 質感別:水彩風、鉛筆画風、紙質指定プロンプト
- 世界観別:レトロ雑誌風/ZINE風/絵本風/現代アート風
- テンプレート形式:自分用にカスタマイズ可能な汎用プロンプト
見本画像

Image FXに完全対応で、Piclumen(英語のみ)にも一部対応で、コピペしてすぐに使用できます。 ※Image FXは日本語でも生成可能ですが、英語のプロンプトを日本語に翻訳して使用しても同様の結果にはなりませんので予めご了承ください。
🎁購入者限定!4大特典!!
全てPDFでダウンロードできます。
1. 逆にNG!AIっぽさ全開になってしまうNGプロンプト3選
2. 【参考事例あり】本当に「人間が描いた」と誤認されるAI作品の実例集
3. プロンプトに使える女性の仕草100選
4. プロンプトに使える男性の仕草100選
✨「なんかAIっぽい」を「これ、本当にAIなの?」へと変える一手!
🔒 有料パートですが、読むだけであなたの作品の完成度と信頼性が一気に引き上がる実用知識が満載です。
🎯 次章を読んだ瞬間から、あなたのAIアートが“プロの手描き”に見えるようになります。