GPTs作成で毎日の定型作業を商品に変える方法|メール作成ボットから始める実践マニュアル
夜22時。
仕事から帰ってきて、ようやく一息ついたはずなのに、まだパソコンを開いている。
画面には、また同じようなメール。
「お世話になっております」
「日程調整の件でご連絡いたしました」
「恐れ入りますが、下記候補日よりご都合のよい時間をお知らせください」
毎日似たような文章を書いている。
でも、微妙に相手も内容も違う。
だからコピペでは済まない。
言い回しを少し柔らかくする。
失礼にならないように直す。
署名を入れる。
相手の社名を確認する。
気づけば、たった1通のメールに10分、15分。
1日30分。
1ヶ月で10時間。
この時間が、静かに消えていく。
そして副業を始めようと思っても、また同じ壁にぶつかる。
プログラミングはできない。
デザインも得意ではない。
特別な実績もない。
何を商品にすればいいのか分からない。
でも、ここに大きなヒントがある。
あなたが毎日面倒だと思っている定型作業は、他の誰かも面倒だと思っている。
あなたが自分のために作った時短GPTsは、同じ悩みを持つ人にとって価値になる。
この記事では、ChatGPTのGPTs機能を使って、毎日の定型作業を自分専用ボットに変え、それを商品や営業材料に育てる方法を解説する。
ただし、最初に大事なことを言っておく。
この記事は、「GPTsを作れば誰でも20万円の商品が売れる」という話ではない。
そんな保証はない。
でも、定型作業をGPTs化し、実際に自分の時間を短縮し、その事例をもとに他人や企業へ提案することはできる。
売れる可能性があるのは、GPTsそのものではない。
「面倒な作業が短くなる」という変化だ。
この記事で扱うのは、以下の流れだ。
- 毎日の定型作業を見つける
- ChatGPTで理想の出力を作る
- その出力をプロンプト化する
- GPTsに設定する
- テストして改善する
- 商品化できる形に整理する
- 企業や個人へ提案する
OpenAI公式ヘルプでも、GPTsは特定の目的に合わせてChatGPTを構成する仕組みで、指示、知識、機能、Actionsなどを組み合わせられると説明されている。
つまり、GPTsは「自分専用の業務アシスタント」を作るための機能だ。
これを、自分の作業改善だけで終わらせない。
改善した実例を、商品化の入口にする。
ここから具体的に進めていく。
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第1章:GPTsとは何か
GPTsとは、ChatGPTを特定の目的に合わせてカスタマイズしたものだ。
通常のChatGPTは、毎回こちらが細かく指示する必要がある。
たとえばメール作成なら、
- 誰に送るのか
- どんな用件か
- どのくらい丁寧にするか
- 署名をどうするか
- 文章の長さ
- 禁止したい表現
これを毎回書くのは面倒だ。
GPTsにすれば、こうした前提をあらかじめ設定できる。
OpenAI公式ヘルプでは、GPTsには以下のような設定要素がある。
- Instructions:振る舞い、目的、制約を決める指示
- Conversation starters:使い始めの例文
- Knowledge:参照用にアップロードするファイル
- Capabilities:Web検索や画像生成などの機能
- Actions:外部APIと接続する機能
最初からActionsまで使う必要はない。
初心者は、まずInstructionsだけで十分だ。
つまり、「毎回こういう形式で出して」とGPTsに覚えさせる。
それだけでも、日々の作業はかなり短くなる。
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第2章:最初に作るべきGPTsはメール作成ボット
最初に作るなら、メール作成ボットがよい。
理由は3つある。
- 多くの人が日常的に使っている
- 成果が分かりやすい
- 商品化や提案につなげやすい
たとえば、毎日30分メールに使っていた人が、GPTsで5分に短縮できたとする。
1日25分の削減。
月20営業日なら、約8時間の削減。
この変化は分かりやすい。
企業に提案するときも、
「メール作成を短縮するGPTsを作れます」
より、
「毎月8時間かかっていた定型メール作成を、5分入力で済む形にできます」
の方が伝わりやすい。
商品価値は、機能ではなく変化で伝える。
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ここから先では、定型作業の見つけ方、理想出力の作り方、GPTs設定、テスト改善、商品化、提案文、価格設定、購入者特典テンプレートまで具体的にまとめています。
