「もっと稼ぎたい人」が、お金より先に考えるべきこと

「もっと稼ぎたい人」が、お金より先に考えるべきこと

番犬man|ONE IDEA

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「もっと給料が高かったらな」

「あと5万円、自由に使えるお金があれば」

僕もよく考えます。

もっと稼ぎたい。

でも最近、ひとつ疑問が生まれました。

そもそも僕は、何のためにお金が欲しいんだろう?

まずは、こんな2人を想像してみてください。


QUIZ

あなたなら、どちらを選びますか?

A

年収700万円自由時間は1日1時間

B

年収500万円自由時間は1日3時間

※年収と時間は、考えるための仮定です。

年収だけならA。

年間200万円も違います。

それでも僕は、Bを選びます。

なぜなら、

収入が増える代わりに、自分の自由時間がほとんどなくなるなら、僕は全く受け入れられないからです。

でも、これって少し不思議です。

僕はもっと稼ぎたいと思っている。

なのに、稼ぐために自由を失うのは嫌だと思っている。

そこで改めて考えました。

僕が本当に欲しいのは「お金」そのものなんだろうか?


お金がくれる「最高のもの」

『サイコロジー・オブ・マネー』を読んでいて、この疑問につながる考え方に出会いました。

お金がもたらす大きな価値のひとつは、

自分の時間を、自分でコントロールできること。

お金があれば、

高級な車を買える。

いい家に住める。

欲しかった服も買える。

もちろん、そういう使い方もできます。

でも、お金にはもうひとつの使い方があります。

たとえば、

「この仕事、本当は辞めたい」

と思ったとします。

貯金がほとんどなく、来月の生活費にも困る状態なら、

「辞めたい」

と思っても簡単には辞められません。

でも、しばらく生活できる余裕があれば、

「一度立ち止まる」

という選択肢が生まれます。

何かを買ったわけではありません。

それでも、

「やるしかない」から「やるかどうか選べる」に変わった。

ここにも、お金の価値があります。


お金は「買うための券」だけじゃない

僕たちは、お金を

「欲しいものを買うための券」

として考えがちです。

でも、もうひとつある。

それが、

「嫌なことを断るための券」

です。

嫌な仕事。

無理な働き方。

気乗りしない付き合い。

時間を奪っている面倒な作業。

お金に余裕があることで、

「やらない」

という選択肢を持てることがあります。

そう考えると、

「お金持ち=たくさん買える人」

だけではないのかもしれません。

「やりたくないことを断れる人」

という見方もできます。


収入が増えたのに、自由が増えない人

ここでもう一つ、面白い問題があります。

たとえば給料が月5万円増えたとします。

「やった。前より豊かになった」

と思いますよね。

でも、その5万円で、

少し高い部屋に引っ越す。

服や持ち物の単価を上げる。

外食を増やす。

毎月の固定費を増やす。

それ自体が悪いわけではありません。

問題は、その生活が「普通」になったあとです。

一度上げた生活水準を維持するには、その分のお金を稼ぎ続ける必要があります。

つまり、

収入は増えた。

でも、

働かなくてもいい余白は増えていない。

『サイコロジー・オブ・マネー』には、

貯蓄は「収入」と「エゴ」の差から生まれる、という考え方があります。

収入が増えるたびに生活水準も上げ続ければ、その差はなかなか広がりません。

だから僕は、

「年収がいくら増えた?」

だけではなく、

もうひとつの数字も見た方がいいと思うようになりました。

それは、

「断れることは増えた?」

です。

収入は増えた。

でも、嫌な仕事を断れない。

収入は増えた。

でも、休みたい日に休めない。

収入は増えた。

でも、好きなことをする時間は減った。

それなら、

本当に以前より豊かになったと言えるでしょうか?


あなたのお金は「自由」に変わっていますか?

ここで一度、自分の場合を考えてみてください。

当てはまるものにチェックしてみます。

□ 収入が増えた分、貯蓄や余裕も増えている

□ 嫌な仕事や誘いを断れる余裕がある

□ 自分の好きなことに使える時間がある

□ 生活水準を維持するためだけに、働く時間を増やしていない

□ 収入が一時的に減っても、すぐに困らない余裕がある

これは点数を競うテストではありません。

見るのは一つだけ。

自分のお金は「モノ」だけではなく、「自由」にも変わっているだろうか?


じゃあ、お金より時間が大事なのか?

ここで、

「じゃあ、お金なんてそんなに稼がなくていい」

と考えるのも少し違うと思います。

むしろ、お金は必要です。

お金があるからこそ、

仕事を選べる。

嫌なことを断れる。

急な出来事にも対応できる。

休むこともできる。

新しいことにも挑戦できる。

つまり、

「お金か、時間か」ではない。

お金を使って、自分で決められる時間をどう増やすか。

こっちを考える。

僕自身、「もっと稼ぎたい」という気持ちは今も変わっていません。

でも、

何のために稼ぎたいのか

は少し分かってきました。

稼いだ結果、

本を読む時間がなくなる。

泳ぎに行く時間がなくなる。

発信する時間がなくなる。

ふらっと一人で出かける時間もなくなる。

そんな生活になったら、

少なくとも僕にとっては、収入が増えても「豊かになった」とは思えません。

僕が欲しいのは、お金だけではない。

自分の時間を、自分で決められる状態。

そのためにも、お金が欲しいんだと思います。


収入が増えたときに使える「3つの質問」

次に、

昇給したとき。

副業で収入が入ったとき。

ボーナスが出たとき。

転職を考えたとき。

この3つを使ってみてください。

① いくら増える?

______円

② そのお金で、何を買いたい?

__________

③ そのお金があれば、何を断れる?

__________

そして最後に、

②と③、今の自分にとってどちらが豊かだろう?

と考えてみる。

もちろん、欲しいものを買うのが悪いわけではありません。

ただ、

「5万円増えたから、5万円分生活水準を上げよう」

以外にも選択肢がある。

その5万円を、

未来の自分が「NO」と言える余白として残しておく。

そんな使い方もできます。

TODAY'S ONE IDEA

お金を「買うための券」だけではなく、「断るための券」として考えてみる。

これまで僕は、

「もっと稼ぎたい」

と考えていました。

でも、本当に考えるべきなのは、

「もっと稼いで、何を自由にしたい?」

なのかもしれません。

年収だけでは見えない豊かさがあります。

だから、

「収入が増えたか?」だけではなく、「断れることが増えたか?」

も見る。

これが今日持ち帰ってほしい、ひとつの考え方です。


TODAY'S MISSION

最後に1分だけ、自分の場合を考えてみてください。

私がお金によって増やしたい自由

→ ____________

そのために減らしたい・断りたいもの

→ ____________

今日できる最初の一歩

→ ____________

大きな行動じゃなくて大丈夫です。

まずは、

「何のためにもっと稼ぎたいのか?」

自分なりの答えを一つ持っておく。

そうすれば次に収入が増えたとき、

「何を買おう?」

だけではなく、

もうひとつの質問ができるはずです。

「このお金で、僕は何を断れるようになる?」

NEXT QUESTION

もし「自由を増やすためにお金を貯める」としたら、

いくらあれば、自分は一つのことを断れるようになるのでしょうか?


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この記事の販売者

番犬man|ONE IDEA

忙しくても、3分でひとつ賢くなる。 200枚以上の読書メモから、仕事や日常に使える知識を紹介しています。 クイズと図解で「へえ!」→「自分なら?」まで。 22歳|読書好き|ONE IDEA

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