
毎日やっている。
勉強もしている。仕事もしている。発信も続けている。
それなのに、数字を見ると、
「全然、前に進んでないな」
と思う。
そんなとき、もっと頑張る前に、一度だけ疑ってみてほしいものがあります。
それは、
自分を測っている「ものさし」です。

QUIZ|前に進んだのは、どっち?
1か月間、毎日発信した2人がいます。

Aさん
フォロワー +500人
でも、
「行動しました」というコメントは0件。
Bさん
フォロワー +30人
でも、
「行動しました」というコメントが3件。
さて。
より前に進んだのは、どちらでしょう?
Aさん?
Bさん?
少しだけ考えてみてください。
・・・
実は、この問題には正解がありません。
なぜなら、大切な情報が一つ抜けているからです。
それは、
「2人は、何を目指しているのか?」

ゴールが違えば、「前進」も変わる
もしAさんの目標が、
「1万人に自分を知ってもらう」
なら、+500人は大きな前進かもしれません。
一方、Bさんの目標が、
「発信を通して、人の行動を変える」
なら、
「行動しました」
という3件には大きな意味があります。
つまり、
数字が大きい=前に進んでいる
とは限らない。
同じ数字でも、目指している場所が変われば、その意味も変わります。
そして僕自身、最近これを忘れていました。
僕も「外の数字」ばかり見ていた

僕は普段、Xやnoteで発信しています。
発信をしていると、どうしても数字を見ます。
インプレッション。いいね。フォロワー。
投稿しても数字が伸びない。
すると、
「今回もダメだったな」
と思っていました。
最近もXがなかなか伸びず、
「何を変えればいいんだろう」
と考えていました。
そんな中、昨日ONE IDEAの記事を投稿しました。
すると、1件のコメントをいただきました。
「考える練習をしているので、視点がとても新鮮で参考になりました。」
たった1件です。
数字だけを見れば、大きな出来事ではありません。
でも、このコメントを読んだときに気づきました。
ONE IDEAで僕がやりたいことは、
「3分で、考え方がひとつ増える。」
という体験をつくることです。
だとしたら、
「視点が新鮮だった」
と言ってもらえたこの1件は、
僕が目指している場所に、ちゃんと近づいた証拠なんじゃないか。
前に進んでいなかったんじゃない。
前進を測る「ものさし」を間違えていたのかもしれない。
バフェットが大切にした「2つのスコアカード」

以前、『バフェットの投資哲学』を読んだとき、僕はこんな内容をメモしていました。
- 世間のバブルや短期的な実績に流されず、「外のスコアカード」ではなく「内なるスコアカード」を信じる。
僕たちは、気づかないうちに「外のスコアカード」で自分を採点します。
SNSなら、
フォロワー数。いいね数。再生数。
仕事なら、
年収。役職。会社名。
勉強なら、
点数。資格。偏差値。
もちろん、こうした数字を見ること自体が悪いわけではありません。
僕だって、これからもインプレッションを見ると思います。
問題は、
その数字だけで「自分は前に進んでいるか」を決めてしまうこと。
だから僕は、前進を一つの数字だけで測るのをやめてみようと思いました。
「前進」には、3つのものさしがある

たとえば、発信なら。
- ① 届いたか
どれだけ多くの人に届いたか。
閲覧数・インプレッション・フォロワー数
これは「届ける力」を測るものさしです。
- ② 刺さったか
届いた人に、何かを残せたか。
保存・コメント・「やってみました」という反応
これは「深さ」を測るものさしです。
- ③ 進めたか
結果とは関係なく、今日、自分が動かしたもの。
投稿した・改善した・試した・失敗から一つ変えた
これは「自分で動かせる前進」を測るものさしです。
届いたか。
刺さったか。
進めたか。
この3つは、似ているようで別物です。
僕はずっと①を見て、
「伸びていない」
と思っていました。
でも昨日のコメントは、②の前進だった。
そして、その経験からこの記事を書いている今日は、③の前進でもあります。
そう考えると、
「今日は前に進めなかった」という日の見え方が、少し変わりました。
あなたは、どの数字を見ていますか?
ここで一つだけ、自分のことを考えてみてください。
今、あなたが一番気にしている数字は何でしょうか。
年収。
貯金額。
体重。
フォロワー。
テストの点数。
資格の数。
何でも構いません。
一つ思い浮かべたら、その数字にこう聞いてみます。
「これが増えたら、本当に僕が欲しい場所へ近づく?」
YESなら、その数字は追いかける価値があります。
でも、
「よく考えたら、そこまで関係ないかも」
と思ったなら、
努力が足りないのではなく、
ものさしを変える必要があるのかもしれません。
結果だけを「前進」にしない

もう一つ、読書メモに残していた言葉があります。
『億からの人』を読んだときのメモです。
そこには、
「結果がすべて」と考えて完成品で一発勝負するのではなく、途中で意見を受けながら改良していくこと。
そして、
「今、向かっている感」を意識すること。
という内容を残していました。
結果には、自分では決められない部分があります。
投稿しても、伸びるかは分からない。
勉強しても、次のテストですぐ点数が上がるとは限らない。
仕事を頑張っても、明日給料が上がるわけではありません。
だから結果だけを前進の条件にすると、
結果が出るまで、自分はずっと0点になります。
そこで、
「結果が出たか?」
だけではなく、
「結果が出る方向へ、今日は何を動かしたか?」
も見る。
これなら、自分で測れます。
3分で「自分のものさし」を作ってみる
ここからは、読むだけで終わらせません。
スマホのメモでも紙でもいいので、4つだけ書いてみてください。

STEP 1|ゴール
僕は、____________したい。
まず、どこへ行きたいのかを決めます。
STEP 2|今のものさし
僕は普段、____________を見て、前進しているか判断している。
フォロワー、売上、体重、点数、年収。
普段つい確認してしまう数字を書きます。

STEP 3|つながりを確認する
STEP 1とSTEP 2を並べて、聞いてみます。
「この数字が増えたら、本当にゴールへ近づく?」
YESなら、そのままでいい。
でもNOなら、
頑張り方ではなく、測り方を変える。
STEP 4|自分で動かせる前進を決める
最後に、
「結果が出なくても、今日の自分が動かせるものは何?」
を一つ決めます。
「1時間勉強する」
「1件提案する」
「1本投稿する」
「昨日の失敗を1つ改善する」
結果ではなく、
今日、自分で動かせる前進です。
「もっと頑張る」の前に
前に進んでいないと感じると、
僕たちはすぐ、
「もっと頑張らないと」
と考えます。
でも、
努力を10から12に増やす前に、
確認した方がいいことがある。

その10の努力を、正しいものさしで測れているか。
毎日やっているのに、
「全然進んでいない」
と感じる日が来たら、
自分を責める前に、一度だけ聞いてみてください。
そもそも僕は、何をもって「前進」と呼んでいるんだろう?
答えが変われば、
昨日まで「0点」だと思っていた一日が、
実はちゃんと前に進んでいたことに気づくかもしれません。
TODAY'S ONE IDEA
前に進んでいないと感じたら、努力を増やす前に、「前進を測るものさし」を疑ってみる。
届いたか。刺さったか。進めたか。
一つの数字だけで、自分の前進を決めない。
TODAY'S MISSION
今、一番気にしている数字を一つ書く。
その横に、
「これが増えたら、本当に僕が欲しい場所へ近づく?」
と書いてみてください。
YESなら、追いかける。
違うなら、
新しい「前進のものさし」を一つ決める。
NEXT QUESTION
結果がなかなか見えない時期に、それでも努力を続けるにはどうすればいい?
それは、また次のONE IDEAで。

ONE IDEAとは
3分で、考え方がひとつ増える。
本、実体験、リサーチから、毎日の悩みに使える「ひとつの考え方」を届けています。
現在、悩みから必要な知識を探せる場所をつくっています。

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