はじめに
こんにちは、ビーノです。
前回の【前編】では、クラウドワークスで「副業テーマのライティング案件」に応募した結果、面談やテスト案件を経てフィードバックまで受けたところまでをお伝えしました。しかし、その後に待っていたのは――高額スクールへの勧誘。
しかも、流れは非常に自然で、「仕事を始めるために必要なサポート」という名目で進められるため、普通なら違和感を持たない人も多いはずです。
今回は、その勧誘の全貌とスクールの実態を、具体的な金額や条件、登場人物の名前まで含めてお話しします。
コンテンツ:スクール勧誘の流れ
面談は合計4回、総時間にしておよそ5時間。1回あたり1時間〜1時間半で、序盤の2回までは完全にライティングの話。3回目に入ったところで、ついに**「プロのライターを付ける」=スクール契約**の話が始まりました。
この時点までの流れは非常にスムーズで、テスト案件やフィードバックの質も悪くなく、「この人となら仕事を続けられる」と思わせる構成になっていました。
内容:株式会社DADAの高額スクール詳細
勧誘してきたのは、大田和茂さん。そして彼が紹介してきたのが株式会社DADAという会社。
登場人物
- 大田和茂面談・テスト案件・フィードバックを担当。信頼関係を構築する役割。
- 星ゆ太郎株式会社DADAの代表。表立って説明はないが、スクールの責任者として名前が出る。
- 水黒(すいぐろ)講師やメンターを束ねる存在として紹介される人物。
私はこの3名と直接仕事をするわけではないのですが、勧誘の中で何度も名前が出てきました。
スクールの売り文句
- ライティングと動画編集の両方が学べる
- 案件獲得の方法も指導
- プロのメンターが1対1でサポート
一見すると魅力的ですが、詳細を聞くと高額です。
コースと料金
- ライトコース期間:3ヶ月料金:66万円月額換算:約16,200円案件還元は少なめ
- 期間:3ヶ月
- 料金:66万円
- 月額換算:約16,200円
- 案件還元は少なめ
- スタンダードコース期間:3ヶ月料金:77万円月額換算:約17〜18万円(分割計算による)還元額はライトコースよりやや多い
- 期間:3ヶ月
- 料金:77万円
- 月額換算:約17〜18万円(分割計算による)
- 還元額はライトコースよりやや多い
- プレミアムコース期間:4ヶ月料金:88万円月額換算:約21万7,200円(分割計算)初月から案件に応募、2ヶ月目以降は他のサイトでも営業可能
- 期間:4ヶ月
- 料金:88万円
- 月額換算:約21万7,200円(分割計算)
- 初月から案件に応募、2ヶ月目以降は他のサイトでも営業可能
勧誘のトーク例
最初に提示されたのは「月々22,000円程度」という金額。しかし蓋を開けると、それはあくまで分割の一部であり、総額は66万〜88万円。この開きに「え?」と感じた人も多いはずです。
さらに、
- 「初期費用は案件で回収できる」
- 「案件はDADAから紹介する」
- 「ポートフォリオを作って営業も一緒にやる」
と、稼げる未来をイメージさせる言葉が続きます。
結果:ビーノは断った
正直に言うと、ライティングの基礎やAI活用法は勉強になった部分もありました。しかし、私は「仕事をもらうために応募した」のであって、「スクールに入るために応募した」のではありません。
そこで、丁寧にお断りしました。
「最初の月々22,000円くらいならまだしも、総額80万円はちょっと…。ペイできる保証もないので今回は見送ります。」
驚くことに、この返事に対して大田さんは冷静に受け止め、無理な引き止めはしませんでした。対応自体は礼儀正しく、もし勧誘がなければ本当に良い人だったと思います。
最後に:クラウドワークス利用者への注意喚起
今回の経験から、強く言えることは一つ。
クラウドワークスで応募しても、実際にはスクール勧誘が目的の場合がある
特に注意すべきサインは以下の通りです。
- 案件の具体的な条件(納期や報酬)がはっきりしない
- 「メンターをつける」「手数料がかかる」といった話が出る
- 「仕事をする前に学びましょう」という流れになる
もちろん、スクールそのものが違法とは限りません。しかし、本来の目的が案件受注ではなく顧客(受講生)獲得である場合、こちらが求めている副業の形とはズレてしまいます。
今後も私はこうした事例を実名・詳細込みで公開していきます。「同じような勧誘に遭った」「高額スクールに入ってしまった」という経験があれば、ぜひコメントやLINEで教えてください。
そして、これからクラウドワークスで副業を始める方は、案件選びの段階から慎重に。初回面談で仕事の話が出ない時点で、スクールや商材の可能性を疑った方がいいです。
それでは、また次の記事・動画でお会いしましょう。