はじめに
こんにちは、ビーノです。
今回は、緊急でこの記事を書いています。なぜなら、これまで「稼げる副業」として多くの人が参加していた副業太郎のiPhone案件、通称“オプチ”が、現在炎上中だからです。
SNSやチャットグループ内でも不穏な空気が漂い、「振込がない」「連絡が取れない」「借金だけが残った」という声が相次いでいます。
そして、ついには**「詐欺だったのでは?」**という疑いまで浮上しました。
この記事では、
- そもそも副業太郎とは誰か?
- 問題のオプチ案件とはどんな内容だったのか?
- 現在、被害者がどんな状況にあるのか?
- なぜこのような事態になったのか?
を時系列で整理しながらお伝えし、同様の副業に手を出そうとしている方へ向けて強い警告と注意喚起をさせていただきます。
「副業で人生変えたい」「今より楽に稼ぎたい」と思っている人にこそ、ぜひ最後まで読んでほしい内容です。
コンテンツ:副業太郎の“オプチ”とは?
まず簡単に説明しておきます。
副業太郎とは、YouTubeやLINEオプトインなどで「AI副業」や「スマホで稼げる」といった謳い文句を使って集客している副業インフルエンサーです。
今回問題になっているのは、副業太郎が紹介していた案件――通称「オプチ」と呼ばれていた、iPhone購入&転売型の副業です。
オプチの仕組み(と言われていたこと)
- 特定の方法でクレジットカードを作成
- そのクレカを使ってiPhoneを最大20台ほど購入
- 購入したiPhoneを1台1000円で“買い取り会社”が買い取ってくれる
- 実質、ユーザーはクレカ枠だけ使い、あとで買い取り代金が返金される
…という流れでした。
しかも、「買い取りで得られるお金がマイルで還元される」などと説明されており、初心者でも参加しやすく、“ほぼノーリスク”な副業のように宣伝されていたんです。
ところが――
内容:実際に起きた被害と混乱
副業太郎のLINEグループやコミュニティ「太郎のチャレンジ組合い」内で、参加者たちは実際にiPhoneを複数台購入し、買い取り代金が振り込まれるのを待っていました。
しかし――振り込みは一向に行われず、副業太郎自身が以下のような「声明文」を出す事態に。
副業太郎の声明(抜粋)
「株式会社OSAという会社に、私たち運営含め全員が詐欺に遭いました」「この会社に買い取り代金を預けていたのですが、連絡がつかず、全て失われました」「参加者の皆さんは、すぐにカード会社にチャージバックを申請してください」
この発表を受けて、グループ内はパニック。
- 「20台以上買ってまだ1円も返金されていません」
- 「私たちにどうしろと?振込の保証は誰がしてくれるの?」
- 「カードの支払いが始まっていて、もう借金です」
- 「副業太郎を信じて参加したのに…」
怒りと不安が渦巻くコメントが相次ぎ、一部ではすでに警察への相談を始めている人もいるとのこと。
被害額は数百万規模も…
報告を見る限り、1人で10台以上購入していた方も多く、被害総額は1人あたり200万円以上に上るケースも。
副業どころか、
- 借金
- クレカ利用限度超過
- 家計の崩壊
に追い込まれている人も出ています。
結果:副業太郎は“加害者”なのか?それとも…
ここで一つ、気になるのは副業太郎本人の立ち位置です。
彼自身、「自分も被害者だ」として、詐欺会社の名前を出し、警告文を発信しています。
しかし――
- 副業太郎は「仲介者として紹介料を得ていた」
- 被害者は「副業太郎を信じて参加した」
- 副業太郎は「グループの主催者として情報発信していた」
以上の点から、少なくとも一定の責任はあるはずです。
そして何より問題なのは、副業太郎が“案件の実態を確認せずに紹介していた”という可能性が高いこと。
実際、紹介していたiPhone案件の仕組み自体がかなりグレーで、「これは最初から破綻する構造だったのでは?」という疑いが強まっています。
最後に:被害を防ぐために
「簡単に稼げる」「スマホ1台で副業」「クレカ作成するだけで〇万円」「買い取りしてもらえるから実質0円」
――このような言葉には、必ずと言っていいほど**“裏”があります**。
今回の騒動は、「情報発信者が信用できるから大丈夫」と思っていた人たちが、まさにその信用の裏で被害を受けてしまった事件です。
繰り返しますが、副業は慎重に選ぶべきです。
SNSで紹介されている副業は、発信者に紹介料が入るアフィリエイト構造になっていることも多く、あなたが「損をしても」彼らには「得がある」ようにできています。
そして、もし今あなたが
- もう申し込んでしまった
- iPhoneを購入してしまった
- クレカ枠を使ってしまった
という状況であれば、すぐにクレジットカード会社に連絡を取り、チャージバックなどの相談をすることをおすすめします。
また、必要があれば消費生活センターや警察への相談も視野に入れてください。
締めの言葉
今回の件で、ビーノ自身も強く学びました。「紹介している人が有名だから大丈夫」なんてことはないんです。
そして、これからもこのような副業案件について、良いことも悪いことも包み隠さず発信していきます。
どうか皆さん、焦って「楽に稼げそうな話」に飛びつかず、しっかりとリスクを理解した上で判断してください。
また進捗があれば、新たに記事や動画で発信していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。