はじめに:文字を打つだけでお金がもらえる…そんな夢みたいな話ある?
副業戦国時代。
ブログにYouTubeにクラウドワークス。やろうと思えば何でも始められる時代だからこそ、「手軽に始められる」「スキマ時間にできる」「初期投資ゼロ」の三拍子がそろった副業は、いまや宝探しのように求められている。
そんな中、耳を疑うような話を聞いた。
「スマホで文字を打つだけで、ポイントが貯まって、それが現金に交換できるアプリがあるよ」
…嘘でしょ?
もちろん私ビーノ(Bノ)も最初は疑った。だけど、それが本当なら最高じゃないか。ブログ書いてる時間、動画の台本書いてる時間、全部ポイントに変えられるなら“最強の副業”になり得る。そんな淡い期待を胸に、スマホにそのアプリを入れてみた――。
その名も「ニンジャマイルズ(NINJA MILES)」。
今回は、実際に 1ヶ月半 使ってみたリアルな感想と結果を、包み隠さずお伝えします。
コンテンツ:ニンジャマイルズってどんなアプリ?
ニンジャマイルズ(以下、Nジャマイルズ)は、スマホの文字入力を“マイル”というポイントに変換してくれるアプリです。具体的にはこう。
- 1000文字入力するごとに15マイル(=1ボトル)獲得
- ログインボーナスなどの“巻物”を集めると、追加でボーナスがもらえる
- ある程度のマイルが貯まると、現金や電子マネーに交換できる
「文字を打てば打つほど、報酬が増える」――まるで夢のようなアプリ。
しかも日常生活の中で自然と文字入力ってしてるじゃないですか。LINE、メモ帳、SNS、メール。すべてが“稼ぎ”になるなんて、すごくないですか?
そう思って、私ビーノも飛びつきました。
内容:1ヶ月半やってみたリアルな経過とマイル数
実際にアプリを入れたのは6月18日。この記事を書いているのが7月末なので、ちょうど1ヶ月半やってみた結果がこちら。
- 累計文字数:約82万文字
- 獲得マイル:12,325マイル
- 現金換算:まだ換金できない(最低ラインは36,000マイルで300円)
え…ちょっと待って。82万文字って、原稿用紙2000枚分以上よ…??
私は動画編集の台本作成やSNSの運用などで日々スマホを使っている。だから、平均して1日5000文字〜7000文字は打っていた計算になる。
それでも、1ヶ月半やって得られたのは100円分にも満たない。
この事実、重くないですか…?
結果:やってみたら「4ヶ月半で300円」だった件
結論から言おう。
このアプリ、稼げません。
むしろ時間のムダ、労力のムダ、そしてもしかしたら情報リスクすらあるかもしれない。なぜなら、以下のような懸念点が存在する。
- 換金ラインが高すぎる(3万6000マイルで300円)
- 1ヶ月半やっても1万2000マイル止まり
- アプリ側が入力内容をどこまで把握しているか不明
- iPhoneユーザー限定
- 達成感も爽快感も得られない
たしかに「LINEを打っただけでポイントがもらえる」という構造は魅力的です。でも、冷静になって計算すると、300円稼ぐために4ヶ月半もスマホを使い倒さないといけない。
その時間があったら、ブログ書けるし、ライティング案件できるし、AIの検証もできるし、ほかに稼げる道は山ほどあると痛感しました。
最後に:それでもやるなら“遊び感覚”で
Nジャマイルズのアプリは決して詐欺ではありません。実際にポイントは貯まりますし、明確なルールもあります。ただ、「副業」というには、あまりにもリターンが小さすぎるのです。
このアプリの正しい使い方はこうでしょう。
「気がついたらマイルが貯まってて、気がついたら300円交換できた。ラッキー!」
このくらいの遊び感覚で付き合うのが正解です。
もし、あなたが「スマホを毎日1時間以上使っていて」「何か副業にならないか探してる」なら、こう言わせてください。
“打つだけ副業”を期待してニンジャマイルズを入れるのはやめた方がいい。
むしろ、タイピングやライティングが得意ならクラウドワークスやココナラなどで案件を探した方がよっぽど早く、そして確実に収益につながります。
気になる方はチャンネル登録、noteフォロー、いいね、コメントお待ちしてます。
まとめ:
- Nジャマイルズ=1000文字で15マイル
- 1ヶ月半で約82万文字 → 12,325マイル
- 換金まであと3倍必要(=あと3ヶ月)
- 時給換算で完全に赤字。遊び感覚でどうぞ