はじめに
こんにちは、ビーノです。
今回は、クラウドワークスでの実体験をお伝えします。副業探しをしていると必ず耳にするクラウドワークスですが、私はそこでライティング案件に応募したところ――
「テスト合格!お仕事開始!」と喜んだのも束の間、実態は高額スクールへの勧誘でした。
しかも、この流れがかなり巧妙で、一見すると「ちゃんとした案件」に見えてしまうのが厄介なポイント。そこで今回は、面談からテスト案件、フィードバックまでの流れを前編として公開し、後編では実際のスクール勧誘の全貌を暴露します。
コンテンツ:案件の概要
今回私が応募したのは、**「副業テーマのブログ記事ライティング」**という案件。募集ページにはこう書かれていました。
「ブログ記事の執筆作業メンバーが不足しているため募集しています。テーマは副業系。」
ビーノにとってはうってつけのテーマです。これまで副業検証を繰り返してきた経験もあり、「これは書ける!」と思って応募しました。
流れはシンプルで、
- 応募
- オンライン面談
- テスト案件受注
- フィードバックというもの。
この時点では、まさかスクール勧誘に繋がるとは夢にも思っていませんでした。
内容:実際の流れ
1. オンライン面談
担当者は「大田和茂」さん。最初はごく普通の自己紹介から始まり、ライティングに対する考え方や仕事への姿勢などを話されました。
印象的だったのは、「AIを活用してライティングを効率化していく」という説明。ChatGPTやその他のAIツールを使い、読み手の気持ちを想定しながら文章を作る――といったノウハウを熱心に語っていました。
この時点では「なるほど、こういうアプローチもあるのか」と普通に感心していました。
2. テスト案件の提示
面談の終盤に「では、テスト案件をお願いします」と渡された課題は、副業テーマの記事執筆。基礎的なライティングマニュアルも添付されており、
- 読み手の立場に立つ
- 文章は情報を伝えるだけでなく行動を促すものにするといった基本がまとめられていました。
実際にやってみると、時間はかかりましたが勉強になる内容でした。私は3〜4時間かけて作成し、提出しました。
3. フィードバック
後日、オンラインでフィードバックを受けました。
指摘内容は的確で、
- 読者ターゲットの明確化
- 言葉選びの工夫
- 読者心理を踏まえた構成など、初心者の私にはありがたいアドバイスばかり。
「AIで読み手の気持ちを分析→文章に反映→フィードバック→改善」というサイクルも紹介され、「確かに効率的かもしれない」と思いました。
結果:見えてきた違和感
しかし、このやり取りの中で違和感も芽生えます。
- 面談やフィードバックの中で、なぜか「スクール」や「学びの場」というワードが何度も登場
- 案件の報酬や納期など、肝心な業務条件がほとんど具体的に提示されない
- 「一緒にやっていきましょう」という曖昧な表現が多い
この時点で「もしかして…」という予感がよぎります。
そして、やはり次のステップで待っていたのはスクール勧誘。「後編」で詳細をお伝えしますが、ここから一気に商材販売モードへと切り替わります。
最後に:注意喚起
今回の経験で学んだのは、クラウドワークス経由の案件でも油断はできないということです。
一見すると普通の案件でも、
- 初期面談で信頼関係を構築
- テスト案件でスキル不足を実感させる
- 「もっと学べば稼げる」とスクールを提案
このような流れで高額商材に誘導されるケースがあります。
もちろん、全ての発注者がそうではありません。ですが、「案件ではなく教育コースの販売が目的」というパターンは少なくないため、応募時には注意が必要です。
次回【後編】では、実際に提示されたスクール内容や費用、勧誘の手口を余すことなくお伝えします。これからクラウドワークスで副業を始める方は、ぜひ読んでいただきたい内容です。