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はじめに
バリアフリーが定着した現在では、ほとんどの商業施設などでエスカレータやエレベータが設置されていますね。このエスカレータの元となるものは、欧米で登場しました。1892年、ジョージ・H・ウイラーと言う人物が動力で動くハンドレール(移動手すり)を考え出し、また同じ年にジェン・W・レノと言う人物が「傾斜形エスカレーター」を作り特許を取得しています。そこから安全性を高める改良が重ねられ、現在の形に近いステップ状のものが付いたエスカレーターが誕生したのは、1900年のことでした。日本では、初めてのエスカレータと言われているものは1914年に日本橋の三越呉服店(現三越百貨店)に登場しました。今ではどこへ行っても当たり前のようにエスカレータやエレベータを使えるようになりました。
そんなエレベータ、エスカレータも日々進化しています。今回紹介する大手メーカーのひとつである「フジテック株式会社」も、研究を重ね、安全・安心なエレベータ・エスカレータを、日本のみならず世界へも提供し続けています。どのような会社なのか、調査しました。
フジテックってどんな会社?
フジテック株式会社は、滋賀県彦根市宮田町にある、エレベータ・エスカレータ・動く歩道などの研究開発から設計、生産、販売、据付、メンテナンスまでを一貫して手がけている専業メーカーです。
エレベータやエスカレータのステッカーを見ると、「フジテック(FUJITEC)」の名前を見かけることが多くあると思います。フジテック株式会社は、「すべての空間をスムーズに、”安全・安心”、快適に移動する」ことを提供している、空間移動システム創造業です。創業以来、「安全・安心」そして「快適」な移動空間を提供すべく、独自技術を生み出し続け、フジテックが作るエレベータ・エスカレータは、公共施設、学校、オフィス、マンション、商業施設などあらゆる場所で使われています。
フジテックの技術の進化は止まることを知らず、エレベータに「非接触ボタン(エアータップ)」を取り入れたり、かご内の「混雑度表示」を機能として付与するなど、新し生活様式に向けた取り組みとしてさまざまな機能の強化も続けています。
フジテックの経営理念
フジテック株式会社の経営理念は、「人と技術と商品を大切にして、新しい時代にふさわしい、美しい都市機能を、世界の国々で、世界の人々とともに創ります。」と掲げられています。普段何気なく利用しているエレベータ・エスカレータは、私たちにとって当たり前のものになっていますが、老若男女のあらゆる方が利用するからこそ、そこに技術を結集し、安全な移動を提供することで社会へ貢献していきたいとフジテックは考えています。おかげで、私たちは日々、安心して快適な移動ができているのですね。社会インフラを支えている事業と言えます。
フジテックのエレベータ・エスカレータは海外でも活躍!
フジテック株式会社は、日本国内のみならず海外にも進出しており、世界各地に営業拠点、生産拠点があります。特にシンガポールや香港などで高いシェアを占めている企業です。
生産拠点は、日本国内では、本社であるビッグウィングにエレベータ工場、兵庫県豊岡市にあるビッグステップにエスカレータ工場があります。また、グローバル拠点として、アメリカ(オハイオ)、インド、中国(北京郊外)、台湾、韓国にエレベータ工場が、中国(上海)にエスカレータ工場があります。世界的にエレベータ・エスカレータを提供している一大企業ですね。
内山高一元社長のメッセージに見るフジテックの社会貢献
2015 年に国連総会で採択された、2030年までに国際社会が社会課題として取り組むべき持続可能な開発目標がSDGs(Sustainable Development Goalsの略称)です。フジテックも環境や社会にやさしい企業として、「感染症対策」や「脱炭素」など社会的課題の解決に向けて、社会インフラを担うフジテック株式会社ならではの貢献ができることをしっかり定め、社会的責任を積極的に果たしていきたいとしています。
具体例として挙げられているのは「高度な機能を有する昇降機の開発によるスマート社会の実現」「省エネ性の高い最新技術を用いたモダニゼーションによる脱炭素化の推進」「非接触技術」など今後の社会環境にマッチした取り組み。SDGsの取り組みを通じて、フジテックという企業を卓越した技術力によって、顧客ニーズに応える真のグローバル企業にしていきたいと考えているそうです。
フジテックのCMが人気!テレビCMは2種類
フジテック株式会社の名前をCMで聞いたことがあるなと言う方も多いと思います。現在の番組提供は2本あるようです。
- 毎週土曜日8:00~9:25に讀賣テレビ(日本テレビ系列)「ウェークアップ!ぷらす」
- 毎週日曜日18:00~18:55に日本テレビ系列「真相報道バンキシャ!」
どちらも週末で高視聴率が期待できる時間帯の番組なので、老若男女問わず多くの方に認知されていそうですね。
CMは、「エクシオール・エレベータ」を訴求する内容で、現在は2つのラインナップが放送されています。
- 「エクシオール・エレベータ 夏」篇:非接触ボタン(エアータップ)を紹介。兄弟がエレベータに乗り、お兄ちゃんがボタンに触れることなく操作をする様子を見て、妹が驚きます。「大人である証拠」と言う兄を、妹が羨ましがる・・・と言う可愛らしい内容になっています。
- 「エクシオール・エレベータ 秋冬」篇:「夏」の続編になっています。妹が、「私も、触らないでできるようになったよ」と言い、「ハッ!」と気合を入れて非接触でパネルを操作することに成功。お兄ちゃんから「大人に任命します!」と言われて喜ぶ、と言うストーリーになっています。このほか、かご内の混雑度表示機能も紹介。新しい生活様式に沿ったエレベータの開発と普及が進められていることがわかり、先進的な企業であることがCMからも伝わってきますね。
また、CM以外の広告展開として、新宿駅西口のビル上広告や品川駅新幹線コンコースに駅貼りを掲出しています。内容は「セカエレ」。セカエレとは、「世界のエレベータ・エスカレータ」の略語です。「World elevator.Love your ride」と大きく表示し、世界中に安全・安心なエレベータ・エスカレータを届けたい、というフジテック株式会社の気持ちが込められています。
気になるフジテックの採用情報は?
フジテック株式会社の採用情報について、調査しました。フジテック株式会社では、新卒採用およびキャリア採用を行っています。
■新卒採用
【募集要項】
・職種:開発、設計、システム開発、フィールドエンジニア(保守、据付)、プロジェクトエンジニア、プロダクトエンジニア(生産技術、品質管理、資材)、セールスエンジニア、営業 など
・初任給:修士了 236,000円(理系)/ 大学卒 213,000円(文系・理系)/ 高専・短大卒 192,000円(理系)*2021年度実績
・昇給:年1回(4月)
・賞与:年2回
・勤務時間:8:30~17:15(滋賀本社/8:40~17:25)
・休日休暇:年間122日 週休2日制、祝日、年末年始、ゴールデンウイーク、夏季休暇 など
・福利厚生:定期健診・人間ドック、リゾート施設、クラブ活動、退職金・退職年金、共済会、各種給付金・融資制度、財産形成貯蓄、社員持株会 ほか
・教育研修:入社時研修、導入研修、職務研修、生産・フィールド実習、選抜教育、職種別・階層別社内外研修、通信教育 ほか
■キャリア採用
技術研究、エスカレータ開発、意匠機器開発、工業デザイナー、機械設計、電気設計、営業技術(施工図設計)、進捗・工程管理、保守、据付、営業、品質管理、生産技術、資材、生産、情報システム、業務プロセス改革、財務の部門で採用が行われています。それぞれで応募資格が異なります。
まとめ
フジテック株式会社について調査しました。エレベータ・エスカレータを世界中に届ける、リーディング・カンパニーであることが分かりましたね。日本だけでなく、世界でも活躍したい人はとても向いている企業だと思います。ぜひ、検討してみてくださいね。
会社概要
- 会社名:フジテック株式会社
- 設立:1948年2月9日
- 代表:岡田隆夫
- 本社:ビッグウィング 〒522-8588 滋賀県彦根市宮田町591-1
- 事業内容:エレベータ、エスカレータ、動く歩道の研究開発・製造・販売・据付・保守
- 資本金:125億3,393万円(2022年3月31日時点)
- 売上高:連結187,018百万円 (2021年4月1日~2022年3月31日)
- 従業員数:単独 3,135名、連結 10,683名(2022年3月31日現在)
- コーポレートサイト:https://www.fujitec.co.jp/
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