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はじめに
世界経済はさらなる成長を目指し、様々な企業が変革に取り組んでいます。そんな中、世界で最も権威のあるビジネスアワードの一つ「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」の不動産部門で大賞を受賞した、ESRと同社のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)社長が注目されています。
ESRは香港にグループ本社を置き、アジア太平洋地域(APAC)を中心に物流施設とデータセンターを軸とした「ニューエコノミー不動産」の開発・管理を行っています。APAC内で構築した広範囲のネットワークを使って、顧客の事業拡大、拠点拡張といったビジネスをサポートするだけでなく、投資家にはリートや私募ファンドなど不動産投資の機会を提供し、さらにはファンドの運用事業も手掛けています。
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏の経歴は
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は、英国スコットランド出身。物流不動産開発のグローバル企業「プロロジス」の日本代表として、2000年に来日しています。その後「AMBブラックパイン」(現在はプロロジスの「AMBプロパティジャパン」の前身)を共同設立して独立、さらに2006年にESRの前身「レッドウッド・グループ」の共同設立を経て、現在はESRの共同創設者、共同CEOでエグゼクティブ・ディレクターとなっています。
またスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は、2020年からスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランドのプロサッカーリーグ)のグラスゴー・レンジャーズ(Rangers Football Club)のオーナーに就任しています。同じグラスゴーを本拠地とするセルティックFCとの試合は世界的に有名なダービーマッチです。セルティックFCにはかつて中村俊輔選手が在籍。最近では古橋亨梧選手をはじめ複数の日本人選手が所属しているため、毎シーズン熾烈な争いを繰り広げるグラスゴー・レンジャーズを知っている人も多いのではないでしょうか。
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が率いるESRとは
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が共同CEO兼エグゼクティブ・ディレクターを務めるESRは、APACの物流不動産に特化した戦略で成長を遂げた不動産アセットマネジメント会社です。ESRの原点はスチュアート・ギブソン氏が2006年に共同設立したレッドウッドグループで、2011年に日本市場での物流施設開発に着手し、2013年には日本の物流不動産開発ファンド1号を組成しています。
日本だけではなく中国にも事業を拡大していたレッドウッドグループは、米ウォーバーグ・ピンカス社と現ESR共同CEOのジェフェリー・シェン氏により創設された「E-Shang(イーシャン)」と競合していましたが、両社は2016年に経営統合しESRが誕生します。イーシャンの経営陣がスチュアート・ギブソン氏の会社員時代の元同僚でお互いよく知っていたこと、また新たな市場開拓のためにスケールメリットが生まれると双方が判断し、経営統合が実現したのです。ESRという社名は、「E-Shang(イーシャン)」と 「Redwood(レッドウッド)」の頭文字から取っています。
ESRの物流施設の特徴
現在ESRは、日本国内市場では首都圏・関西圏・中部圏の三大都市圏と九州を中心に、物流不動産を開発・管理しています。
ESRの物流施設は複数のテナントが入居し、様々なニーズに対応するマルチテナント型が主流です。アジア最大級の延床面積を誇る「ESR尼崎ディストリビューションセンター」や、既存の森を保存して脚光を浴びた「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター1」など、これまでに国内25カ所の物流施設を竣工させており、現在も10カ所のプロジェクトが開発中です。
ESRの物流施設の大きな特徴は、「人を中心に考えたデザイン(HUMAN-CENTRIC DESIGN)」という基本理念です。充実したアメニティ施設など、いままでの荷物が中心の物流施設から、働く人々にとって安全で快適な物流施設の実現を目指しています。その取り組みの一つが子育て世代の支援です。延床面積10万平方メートル以上の物流施設内にある託児所「バーンクラブ」は、テナント企業の労働力確保の一助のため設置され、施設に勤務する人は自治体の補助金を利用することによって実質無料で利用できます。
ESRの「HUMAN-CENTRIC DESIGN」はアジア全域でその取り組みが評価されています。ESR 尼崎ディストリビューションセンターは、世界最大の不動産見本市「MIPIM」のアジア部門「MIPIM Asia」で開催される「MIPIM Asia Awards 2020」で、 「Best Infrastructure, Community & Civic Building」(社会・経済インフラ)部門の金賞を受賞しています。
「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」不動産部門大賞をスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフリー・シェン(Jeffrey Shen)氏が受賞
2021年12月、ESRの共同創設者で共同 CEO のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフェリー・シェン(Jeffrey Shen)氏は、アーンスト・アンド・ヤングが創設した世界で最も権威のあるビジネスアワードの一つ、世界 60 カ国、145 都市を超える国と地域を代表するアントレプレナーの功績を称える表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2021」で、不動産部門大賞を受賞しました。
2021 年の「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」の受賞プログラムは、世界経済のパンデミック後の不確実性を克服するため、「新たな発展のパラダイムを確立するために協調して努力する」がテーマでした。スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフェリー・シェン(Jeffrey Shen)氏は志を胸に企業を主導し、事業を変革させた優れたリーダーシップと業績が評価され受賞しています。
ESR 共同創設者・共同 CEO のスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とジェフェリー・シェン(Jeffrey Shen)氏は、受賞のコメントとして「受賞は私たち二人にとって大変名誉なことで、同時に ESR チーム全員の尽力の結果でもあります。また、お客様、投資家、ビジネスパートナーの皆様の揺るぎないご支援のおかげで、ESR は私たちが誇りを持てる会社に成長できました。この場をお借りし、心より感謝申し上げます」と語っています。
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とESRが推進するデータセンター事業
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は、ESRが今後は物流施設と両輪でデータセンター事業にも取り組んでいくと述べています。
ESRは2021年4月、初のデータセンターを大阪市内に開発すると発表しました。 ESRは香港などでもデータセンター開発を始動させており、日本でも2023年完成の大阪を皮切りに、積極的に開発を進める予定です。
ESRは物流施設とデータセンターを社会のデジタル化で成長する「ニューエコノミー不動産」と捉え、今後APACのみならず欧米諸国にニューエコノミー不動産プラットフォームを拡大する戦略を発表しており、APAC最大級の不動産アセットマネジメント会社[であるESRは、次のステージに向けて動き出しています。
まとめ
ESRのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は、働く人に配慮する持続可能な先進的物流施設を開発し、物流不動産の常識を覆してきました。
また Eコマースの急伸やデジタルトランスフォーメーション(DX)の発展に伴って、先進的物流施設とデータセンターの需要はますます高まるため、スチュアート・ギブソン氏が率いるESRは、既存の知見を活用する物流施設不動産に加え、データセンター開発も積極的に行うことで、ニューエコノミー不動産の APAC 最大級のアセットマネージャーとして、次の成長ステージに乗り出そうとしていると言えるでしょう。
会社概要
- 会社名 ESR株式会社
- 代表者 スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
- 所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1-17 神谷町プライムプレイス 3階
- コーポレートサイト https://www.esr.com/jp/index.php
- 事業内容 物流不動産の開発・所有・運営・投資助言など
本記事はPR記事です