小紫芳夫氏が社長を務めた横浜倉庫株式会社の事業とは?年収や雇用環境といった求人情報まで調査しました
ビジネスライター
ビジネスライターはアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただき、記事を掲載しています。
はじめに
物流の進化により、どこに住んでいても欲しいものが手に入るようになりました。物流の進化を支えるために欠かせないのは、倉庫業です。商品にとって適切な環境で安全に保管しておくことはとても大切ですよね。小紫芳夫氏が長年社長を務めた横浜倉庫株式会社をご存知ですか?今回は、横浜倉庫株式会社について、事業の概要から求人情報まで、倉庫業への就職を検討している方に役立つ情報を調査しました。
小紫芳夫氏が社長を務めた横浜倉庫株式会社について
横浜倉庫株式会社は、明治時代に設立された歴史ある企業です。明治39年、神奈川沖に外洋船が接岸できる倉庫用地を埋立・造成し、八王子から鉄路で結び、生糸を輸出することから始まりました。養蚕事業における日本の近代化を倉庫業の面から支えたのが、横浜倉庫株式会社です。
横浜倉庫株式会社の100年にわたる歴史
横浜倉庫株式会社は創立が1906年ですので、100年以上にわたる長い歴史がある会社です。社史を調査しました。
- 1906年9月 横浜倉庫株式会社創立(資本金380万円)
- 1907年5月 横浜市神奈川区地先公有水面埋立の設計変更認可(明治38年免許取得、437,374㎡)
- 1908年12月 埋立地の一部に倉庫10棟が完成、営業開始
- 1912年7月 埋立工事完了(一部譲渡により埋立面積は371,213㎡)
- 1934年2月 倉庫49棟を増設、京浜地区屈指の倉庫会社となり、全国8大倉庫の一つに数えられる
- 1945年5月 横浜大空襲により倉庫、建物及び専用鉄道全焼
- 1945年9月 進駐軍により社有地115,703㎡及び専用鉄道等施設の全てが占領され、休眠会社となる
- 1953年8月 営業再開を目指し、千若町地先公有水面の埋立に着手(大正12年取得の185,511㎡の埋立免許)
- 1959年1月 横浜市の強い要請を受け、埋立地・鈴繁町を米軍に再度提供、横浜での営業再開を断念
- 1961年11月 東京都墨田区所在の墨田川造船株式会社を傘下に収める
- 1963年7月 上記造船会社の敷地の一部に墨田営業所を開設、戦後18年ぶりに東京で倉庫営業を再開
- 1968年12月 元所有地・新浦島町が接収解除により返還となり、国から買戻しを受けて東神奈川営業所を開設。23年ぶりに横浜で営業再開
- 1995年2月 芝浦営業所跡地に新本社ビル「ヨコソー レインボー タワー」竣工
- 2005年9月 創立100年記念行事挙行
- 2019年11月 AEO認定通関業者の認定取得
100年を超える歴史の中で、戦争の影響を受けながらも、戦後は数々の営業所を開設し、目覚ましい発展を遂げてきた企業です。
小紫芳夫氏が社長を務めた横浜倉庫株式会社の事業内容について
横浜倉庫株式会社の長い歴史が物語っているのは、変化し続ける国際物流のニーズに対応してきた確かな実績です。各倉庫が誇る多様な設備インフラが、お客様の希望に対応したきめ細かな物流サービスの提供を実現しています。
8つの主な事業内容について調査しました。
- ワインセラー:輸入食料品や洋酒の保管に長いキャリアを持っているので、定温保管倉庫や定温輸送サービスが充実しており、特にワイン貯蔵に強いです。扱う銘柄は数千種に及び、産地やグレードも様々な中、お預かりした全てのワインを常に最高の状態に保つため入庫から出庫まで温度管理に細心の注意を払うとともに、入出庫の際にはボトル毎に厳しい検品を行うことをルーティーンとしているそう。加えて、取引先の利便性を図るため、ラベル貼りやセット詰めなど、きめ細かな流通加工サービスを提供し、自動倉庫やバーコード管理システムの積極導入により、多品種小ロット貨物のリードタイムの短縮にも対応しています。
- 大豆の選別:厳格な取り扱いが要求される食品用大豆を一貫体制で管理するため、大豆用に温度設定された定温倉庫は勿論、国内屈指の非遺伝子組み換え大豆専用サイロ、選別ライン、分析室等を完備し、大豆に対するあらゆるニーズに技術と経験で対応しています。
- 流通加工:検品・ラベル貼り・セット組みなどの、流通加工業務を行っています。
- 輸送・配送手配:陸上輸送(チャーター便・路線便・ルート配送・保冷配送・宅配便)から、鉄道、海上、航空輸送まで、きめ細かな物流サービスの手配を行っています。
- 通関業務:複雑な税関申告手続や他法令(食品衛生法・動植物検疫等)関係手続を正確かつ迅速に実施しています。
- 物流ソリューションコンサルティング:独自の物流インフラと豊富な実績・ノウハウをもって、 最適なロジスティクス戦略の立案と、 物流効率化のソリューションを提案しています。
- 倉庫保管:普通倉庫、定温倉庫、冷蔵倉庫、燻蒸倉庫、サイロ、トランクルームの設備を備えており、様々な貨物に対応しています。
- 不動産賃貸:東京湾岸エリアのランドマークとしても知られるヨコソーレインボータワーをはじめ、不動産施設の賃貸業務を行っています。
横浜倉庫株式会社の社有埠頭
横浜倉庫株式会社の最大の特徴であり、強みとも言える点は、社有の埠頭を持っていることだと思います。横浜港の中心に埠頭を持っていることは、商品を国内の物流にのせる場合にもや国外へ輸出する場合にも、非常に便利で迅速に対応できるでしょう。横浜倉庫株式会社は、自らで埋立を続け、埠頭を発展させてきました。横浜港の中心に位置する鈴繁埠頭は、社有地53,000坪を超え、プライベート・バースは最大水深12m、延長1,000mに及びます。 敷地内には多目的大型クレーン2基をはじめ、大型定温倉庫、サイロ、広大なバックヤードなど諸設備を完備。規模・内容ともに国内最大級を誇る物流拠点があるので、いかなる物流ニーズにも対応することが可能なのですね。
小紫芳夫氏の経歴や歴任について
横浜倉庫株式会社の社長をつとめた小紫芳夫氏について調査しました。小紫芳夫氏は東京都の出身です。横浜倉庫株式会社の社長の他に、日本臓器移植ネットワーク会長、日本馬主協会連合会会長をつとめていらっしゃいました。日本馬主協会連合会会長として8年間務め、自身も馬主として競馬界に関与し、賞金や出走手当の分野で選手の地位向上に努めたそうです。また、娘さんを腎不全で亡くされたことをきっかけに日本臓器移植ネットワークを立ち上げ、1986年(昭和61年)には、臓器移植の分野での活躍を讃えて厚生労働省から感謝状を授与されています。2010年、82歳で死去されました。
小紫芳夫氏が社長を務めた横浜倉庫株式会社の年収や働く環境について
横浜倉庫株式会社の年収について調査しました。横浜倉庫株式会社の年収ですが、情報では、新卒入社の大卒男性の年収は409万円とのことです。基本給のほか残業の場合には時間外手当もきちんと付与され、月給はおよそ27万円。ボーナスも2回支給されているようです。
横浜倉庫株式会社の福利厚生・制度福利厚生についても調査しました。各種社会保険のほか、住宅資金等融資制度、退職金、社宅、独身寮、保養所(所有)、制服なども完備されています。保養所は国内に8カ所(湯河原、小豆島、秋谷、軽井沢、京都、諏訪湖、山梨、金沢)、海外に1カ所(ハワイ)あり、多くの社員が利用しているとのこと!観光地に保養所が充実していて羨ましいですね。企業年金、永年勤続表彰、財形貯蓄もあり、社員旅行親睦会なども行われているようです。
教育・研修制度も充実しており、資格取得支援制度、新入社員研修、パソコン研修、各種社外研修もあります。もちろん、産休・育児休暇取得もできますので、女性も安心して活躍できます。
小柴芳夫氏が社長を務めた横浜倉庫株式会社の求人・採用情報について
2023年度の新卒採用情報について調べました。
募集職種:倉庫管理業(倉庫内での物流業務を担当。まずは、物流の基礎を学ぶため、取引先からのオーダーに沿ってピッキングや梱包、入出庫などの業務に携わり、ゆくゆくはスタッフに対して指示・監督する役割を担っていく。※物流現場での業務経験を積んでいただくため、まずは営業所(倉庫)への配属となる。)
初任給(2021年度実績):
大卒 月給215,732円
短大卒 月給194,182円
専門卒 月給194,182円
※別途、残業代(全額)支給あり
※昇給年1回(4月)、賞与年2回(7月、12月)、諸手当(通勤、家族、住宅、役職、資格、時間外、教育)あり
勤務地:営業所(東京、横浜)
勤務時間:8:30~17:30(実働8時間)
採用予定数:大卒・短大卒・専門卒いずれも若干名(昨年度採用実績(見込)数は、大卒7名、短大卒1名)
まとめ
横浜倉庫株式会社について調査しました。長い歴史の中で、社会インフラの中枢を担う倉庫業者として発展し、私たちが生きる上で欠かせない食べ物の保管・物流も担ってきた企業です。創立116年目を迎え、自社所有の埠頭とともにますます磐石な企業として今後も成長を続けていくことでしょう。物流・倉庫業に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
会社概要
- 商号 横浜倉庫株式会社
- 創立 明治39年(1906)9月18日
- 資本金 1億円
- 代表取締役社長 小紫 嘉之
- 営業種目 普通倉庫、保税倉庫、冷蔵倉庫、倉荷証券発券倉庫、通関業、貨物利用運送事業、不動産賃貸、前各号に付帯する業務
- 所在地 〒108-0022 東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー13階
- TEL 03-3452-3411 FAX.03-3452-3465
- コーポレートサイト https://www.yokoso.co.jp/
本記事はPR記事です