ChatGPT初心者が最初の1週間で試すこと7選
AIテンプレ工房|ChatGPT商品づくり
難しいプロンプトを覚える前に、仕事で使える感覚を身につける方法
ChatGPTを使い始めたものの、
- 何を質問すればよいか分からない
- 検索との違いが分からない
- 思ったような回答が返ってこない
- 仕事でどう使えばよいか分からない
- プロンプトの勉強だけで終わっている
という人も多いのではないでしょうか。
ChatGPTを使いこなすために、最初から難しいプロンプトを覚える必要はありません。
初心者が最初に行うべきなのは、機能をすべて理解することではなく、身近な作業を少しずつ任せながら、得意なことと注意点を知ることです。
本記事では、ChatGPT初心者が最初の1週間で試したいことを7つ紹介します。
1日1つずつ試せば、1週間後には「何に使えるか」「どう頼めばよいか」が分かるようになります。
1日目|文章を短くまとめてもらう
最初に試したいのは、文章の要約です。
ChatGPTは、長い文章から重要な内容を抜き出し、短く整理する作業を得意としています。
たとえば、次のような文章に使えます。
- 会議メモ
- 長いメール
- 社内資料
- 商品説明
- 自分で書いた文章
- ニュースや記事のメモ
- お客様からの問い合わせ内容

そのままコピペOK!
○○を埋めて使ってね
・基本プロンプト
次の文章を、重要な内容を残したまま3行で要約してください。
【文章】〇〇
・仕事向けプロンプト
次の文章を、上司へ報告するために整理してください。
【条件】・結論を最初に書く・重要な数字を残す・決定事項と未決定事項を分ける・200文字以内にする
【文章】〇〇
・試すときのポイント
同じ文章に対して、条件を変えてみてください。
- 3行でまとめる
- 箇条書きにする
- 初心者向けに説明する
- 経営者向けにまとめる
- 次に行うことだけを抜き出す
条件によって、回答の内容や見せ方が変わることを確認できます。
1日目に学ぶこと
ChatGPTは、単に文章を短くするだけではありません。
「誰が読むのか」「何のために使うのか」を伝えることで、必要な情報を選び直してくれます。
2日目|メールや文章の下書きを作ってもらう
2日目は、メールや文章の下書きを作ってもらいます。
最初から完成文を求めるのではなく、自分で直すための下書きとして使うのがポイントです。
・基本プロンプト
取引先へ、打ち合わせ日程を確認するメールを作ってください。
【候補日時】・〇月〇日 10時・〇月〇日 14時・〇月〇日 16時
【条件】・丁寧だが堅すぎない文章・300文字以内・件名も付ける
・お礼メールの例
次の内容をもとに、お礼メールを作ってください。
【相手】初めて商談した取引先
【伝えたいこと】・本日は時間をいただいたことへのお礼・相手の業務課題を理解できた・後日、提案資料を送る・引き続きよろしくお願いしたい
【条件】売り込み感を抑え、誠実な印象にしてください。
・書き直しにも使える
自分で書いた文章がある場合は、次のように頼めます。
次のメールを、内容を変えずに読みやすく修正してください。
【条件】・丁寧にする・同じ表現を繰り返さない・長い文章を分ける・堅すぎる表現は避ける
【メール】〇〇
・2日目に学ぶこと
ChatGPTへ「メールを書いて」とだけ伝えるより、
- 誰に送るのか
- 何を伝えたいのか
- どのような雰囲気にするのか
- 相手に何をしてほしいのか
を伝えた方が、使いやすい文章になります。
3日目|頭の中にある内容を整理してもらう
考えはあるものの、うまく言葉にできない。
そのようなときも、ChatGPTを活用できます。
きれいな文章を入力する必要はありません。
思いついたことを箇条書きで渡し、整理してもらいましょう。
・基本プロンプト
次のメモを、分かりやすく整理してください。
【メモ】・〇〇・〇〇・〇〇・〇〇
【出力形式】1.現状2.問題点3.原因4.改善案5.次に行うこと
・企画整理の例
次のアイデアを、企画案として整理してください。
【アイデア】・中小企業向けにAI活用を教えたい・オンラインで提供する・初心者向け・テンプレートを配布する・月1回相談会を行う・料金はまだ決まっていない
【出力形式】・企画の目的・対象者・提供内容・期待できる効果・検討が必要な項目
・話しながら整理してもよい
頭の中がまとまっていない場合は、ChatGPTに質問してもらう方法もあります。
新しいサービスの内容を整理したいです。
まだ考えがまとまっていないため、一度に1つずつ質問してください。私の回答をもとに、最後に企画書の形で整理してください。
・3日目に学ぶこと
ChatGPTは、完成した文章を作るためだけの道具ではありません。
考えを分類し、抜けている情報を見つける「整理役」としても使えます。
4日目|1つの案を複数出してもらう
4日目は、アイデア出しに使います。
人は、最初に思いついた案だけで考えてしまいがちです。
ChatGPTを使えば、短時間で複数の選択肢を作れます。
・基本プロンプト
中小企業の経営者向けに、AI活用に関する記事タイトルを20個出してください。
【条件】・初心者向け・タイトルだけで内容が分かる・似た内容を重複させない・過度な煽り表現を使わない・「〇選」「方法」「チェックリスト」など、形式を分散する
・比較できる形で出してもらう
新しいサービス名を10案考えてください。
【サービス内容】〇〇
【対象者】〇〇
【条件】・覚えやすい・短い・読み方が分かりやすい・既存の一般用語に近すぎない
【出力形式】名前|意味|与える印象|注意点
・切り口を指定する
同じ方向の案ばかり出る場合は、切り口を指定します。
次の5つの方向性から、それぞれ3案ずつ出してください。
1.信頼感を重視2.親しみやすさを重視3.専門性を重視4.分かりやすさを重視5.意外性を重視
・4日目に学ぶこと
AIの最初の案をそのまま採用する必要はありません。
複数の案を出させ、比較し、よい部分を組み合わせることで、考える時間を短縮できます。
5日目|自分の文章を改善してもらう
5日目は、自分が作った文章の改善に使います。
ChatGPTへ最初から作らせるだけでなく、自分の下書きを確認させる方法も覚えましょう。
・基本プロンプト
次の文章を確認し、改善点を教えてください。
【確認項目】・結論が分かりやすいか・同じ内容を繰り返していないか・初心者にも理解できるか・具体例が不足していないか・次に取る行動が明確か
【文章】〇〇
・修正版も作ってもらう
次の文章を、内容を大きく変えずに改善してください。
【条件】・結論を最初にする・文章を30%程度短くする・専門用語を一般的な言葉に置き換える・抽象的な部分に具体例を1つ入れる・問題のない部分は変更しない
【文章】〇〇
・複数の視点で確認する
次の文章を、3つの立場から評価してください。
1.初めて読むお客様2.内容を承認する上司3.実際に作業する担当者
それぞれについて、・分かりにくい点・不足している情報・修正案を出してください。
【文章】〇〇
・5日目に学ぶこと
「もっと良くして」とだけ伝えると、文章全体が必要以上に変わることがあります。
改善してほしい項目と、変えてほしくない部分を具体的に伝えることが重要です。
6日目|仕事の手順やチェックリストを作ってもらう
6日目は、繰り返し行っている作業を整理します。
普段、頭の中だけで進めている仕事を、手順書やチェックリストに変えてみましょう。
・手順書を作るプロンプト
次の業務を、初めて担当する人でも作業できる手順書にしてください。
【業務】〇〇
【現在行っている手順】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・作業前の準備を入れる・番号付きで説明する・判断が必要な箇所を明記する・よくあるミスを入れる・完了確認の方法を入れる
・チェックリストを作るプロンプト
営業資料をお客様へ送る前の確認チェックリストを作ってください。
【確認したい内容】・会社名・担当者名・料金・日付・サービス内容・誤字脱字・添付ファイル
【出力形式】チェック項目|確認方法|問題があった場合の対応
・業務改善にも使える
次の作業手順を確認し、ムダ、重複、確認漏れが起きやすい部分を見つけてください。
【作業手順】〇〇
【出力形式】現在の作業|問題点|改善案|期待できる効果
・6日目に学ぶこと
ChatGPTは、文章を作るだけではなく、仕事を見える化するためにも使えます。
手順を言葉にすることで、属人化や確認漏れの原因にも気づきやすくなります。
7日目|自分の仕事専用テンプレートを作る
最終日は、1週間で試した内容をテンプレートにします。
毎回同じ条件を入力していると、AIを使うための準備に時間がかかります。
繰り返し使う依頼は、固定テンプレートとして保存しましょう。

コピペして、○○を好きに入れて使おう!
・基本テンプレート
【目的】〇〇を実現するために、〇〇を作成してください。
【対象者】〇〇という悩みを持つ、〇〇向けです。
【前提情報】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・〇〇・〇〇・〇〇
【最優先事項】〇〇を最も優先してください。
【出力形式】〇〇の形式で、そのまま使用できる状態にしてください。
【避けたいこと】・〇〇・〇〇
【対象者】〇〇という悩みを持つ、〇〇向けです。
【前提情報】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・〇〇・〇〇・〇〇
【最優先事項】〇〇を最も優先してください。
【出力形式】〇〇の形式で、そのまま使用できる状態にしてください。
【避けたいこと】・〇〇・〇〇
【対象者】〇〇という悩みを持つ、〇〇向けです。
【前提情報】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・〇〇・〇〇・〇〇
【最優先事項】〇〇を最も優先してください。
【出力形式】〇〇の形式で、そのまま使用できる状態にしてください。
【避けたいこと】・〇〇・〇〇
・SNS投稿用テンプレート
【目的】投稿の保存とプロフィールアクセスを増やす。
【対象者】AIを仕事で使いたいが、使い方が分からない中小企業経営者。
【投稿テーマ】〇〇
【条件】・初心者にも分かる言葉を使う・結論から書く・具体例を1つ入れる・過度な煽り表現を使わない・最後に保存を促す・400文字以内
【出力形式】タイトル|投稿本文|CTA|ハッシュタグ
・メール作成用テンプレート
【メールの目的】〇〇
【送る相手】〇〇
【相手との関係】〇〇
【伝えたい内容】・〇〇・〇〇・〇〇
【条件】・丁寧だが堅すぎない・300文字以内・相手に取ってほしい行動を明確にする
【出力形式】件名と本文
・7日目に学ぶこと
ChatGPTを毎回ゼロから使う必要はありません。
よく使う目的、対象者、文章の雰囲気、出力形式を固定しておけば、毎回変わる部分だけを入力できます。
⚠最初の1週間で避けたい使い方
ChatGPTは便利ですが、最初から何でも任せると、誤った使い方が身につく可能性があります。
初心者は、次の使い方に注意してください。
1.回答を確認せず、そのまま使う
ChatGPTは、もっともらしい間違いを含むことがあります。
特に、次の情報は確認が必要です。
- 数字
- 日付
- 料金
- 法律や制度
- 商品の機能
- 人物や会社の情報
- 出典
2.個人情報や機密情報を入力する
次のような情報は、利用している環境や社内ルールを確認せず入力しないようにします。
- 顧客の個人情報
- 社員の個人情報
- 未公開の契約内容
- パスワード
- 社外秘資料
- 取引先の機密情報
入力する必要がある場合は、名前や会社名を仮の表現に置き換えましょう。
3.最初から完璧な回答を求める
AIの回答は、完成品ではなく下書きとして扱う方が安全です。
最初の回答で方向性を確認し、必要な部分だけ修正します。
4.曖昧な修正を繰り返す
「もっと良くして」「いい感じにして」「もう少し具体的に」
だけでは、どこを直すべきか分かりません。
変更する場所、理由、完成条件を伝えましょう。
・回答がズレたときに確認する5項目
思った回答が返ってこなかったときは、AIを変える前に、依頼文に次の情報が含まれていたか確認します。
1.目的2.対象者3.前提情報4.条件と優先順位5.出力形式
・修正テンプレート
先ほどの回答を、次の条件で修正してください。
【修正する理由】〇〇
【変更する箇所】〇〇
【追加する内容】〇〇
【変更しない箇所】〇〇
【完成条件】〇〇の状態になれば完成です。
・1週間の実践スケジュール
| 1日目 | 長い文章を3行に要約する。 |
| 2日目 | 実際に送る予定のないメールを1通作る。 |
| 3日目 | 頭の中にあるアイデアを箇条書きで渡し、整理する。 |
| 4日目 | 1つのテーマから10個以上の案を出す。 |
| 5日目 | 自分が書いた文章を改善してもらう。 |
| 6日目 | 日常業務を手順書またはチェックリストにする。 |
| 7日目 | 最も役立った使い方を固定テンプレートにする。 |
1日に長時間使う必要はありません。
毎日10〜15分程度、実際の作業に近い内容で試すことが重要です。
・1週間後に確認すること
7日間試したら、次の質問に答えてみてください。
- どの作業が最も速くなったか
- どの回答は修正が多かったか
- 何を伝えると回答が改善したか
- 今後も繰り返し使いたい作業は何か
- 入力してはいけない情報を理解できたか
- AIに任せず、自分で判断すべき部分は何か
この振り返りを行うと、自分に合った使い方が見えてきます。
まとめ
ChatGPT初心者が最初の1週間で試したいことは、次の7つです。
- 文章を短くまとめてもらう
- メールや文章の下書きを作ってもらう
- 頭の中にある内容を整理してもらう
- 1つの案を複数出してもらう
- 自分の文章を改善してもらう
- 仕事の手順やチェックリストを作ってもらう
- 自分の仕事専用テンプレートを作る
最初から難しいプロンプトや高度な自動化を覚える必要はありません。
まずは、毎日の小さな作業に使い、
- 何が得意なのか
- 何を伝えると回答が良くなるのか
- どの情報は自分で確認すべきなのか
を理解することが大切です。
ChatGPTを使いこなす第一歩は、機能を覚えることではなく、身近な仕事で実際に試すことです。

