スマートフォン依存症(Smartphone Addiction) 手放せないのは、情報ではなく「安心」

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
寝る直前までスマホを手放さない人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
スマートフォン依存症(Smartphone Addiction)は、スマホを長時間使用せずにはいられず、使用時間や頻度をコントロールできないことで日常生活や心身に支障が出ている状態です
SNS、ゲーム、動画、ニュース…あらゆる情報とつながっていられる便利なツールである一方、依存状態に陥ると「何もしていない時間に不安を感じる」「スマホがないと落ち着かない」などの症状が現れるようになります
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スマホ依存の特徴と見えにくさ
スマートフォン依存は、日常的な行動の中に紛れ込みやすく、次のような状態に気づきにくいまま進行することが多い
・常にスマホが手元にないと不安になる ・通知が来ていないのに何度も確認してしまう ・寝る直前まで見続けてしまい、睡眠の質が悪化する ・家族や友人との会話中にもスマホが気になる ・勉強や仕事中でもSNSや動画をチェックしてしまう ・「使いすぎた」と思っても、やめられない
このような状態が長く続くと、集中力の低下、不眠、孤独感、イライラ、不安症状など、心理的・身体的な問題を引き起こす
なぜスマホから離れられなくなるのか
スマホ依存の背景には、単なる習慣だけでなく、次のような心理的要因が潜んでいる
・「ひとりになるのが怖い」 ・「つながっていないと不安になる」 ・「現実の孤独や空虚さを感じたくない」 ・「暇や退屈に耐えられない」
スマホは、こうした感情から自分を守るための“即時の回避手段”となっている 情報や通知を受け取るたびに、脳内のドーパミンが分泌され、快感と依存が強化されていく
社会や環境が依存を正当化してしまう構造
スマートフォンは現代生活に欠かせないツールであるため、依存状態が見過ごされやすく、むしろ推奨される場面も少なくない
・仕事や連絡が「スマホありき」で成り立っている ・SNSでの反応や通知が「人間関係の証」となる ・「常に反応しなければ置いていかれる」というプレッシャー ・「暇を持て余すくらいならスマホを触るのが当然」という感覚
こうした環境が、「使いすぎているかもしれない」という違和感を鈍らせてしまう
一般的な心理カウンセリングでの支援と回復の道筋
スマホ依存に対する心理的支援では、「スマホをやめさせる」ことではなく、「スマホに頼らなくても落ち着いていられるこころの状態」を取り戻すことが大切となる 支援のポイントは以下のとおり
・なぜスマホを見たくなるのか、感情のトリガーを探る ・「通知が来ない=無価値」になっていないかを整理する ・不安や孤独に耐える力を少しずつ育てていく ・“何もしない時間”に感じる苦しさを一緒に見つめる ・スマホ以外で心が落ち着く方法を増やしていく
心理カウンセラーは、使用時間を管理するコーチではなく、「つながっていなくても大丈夫だと思える心の基盤」を支える存在となる
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