頭の悪い人ほど好きな時間「反省」
寄り添わない心理カウンセラー【Y】：代表
こんにちは🍵
反省することで自分を立て直せると思っている人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
「反省してるのか！」という言葉が褒め言葉のように使われる場面、よくありますね
でも、その時間で本当に何か変わってる？…と、心の中で思うことがあります
反省と向き合う時間が、単なる「気持ちの整理」として浪費されているなら、それは思考停止とあまり変わりません
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反省は何をする事？
反省という言葉は、過大評価されている
何か過ちを犯したとき、人はよく「反省しています」と言うものだ
それはまるで「この時間を通して私は前向きに変わっていきます」といった誓いのように響くかもしれない
でも実際には、その内実が問われることはほとんどない
ただ俯いて、自分を責めることで「反省している風」に見せているだけのことが多い
本当は何もしていないのに、まるで何かしているような顔をしてやり過ごす
これが多くの人がやっている「反省」の実態となる
相談者の多くが「後悔してます」「反省してます」と語るが、その後の行動に一切の変化が見られないのは、実際には何も変わっていないからだ
自分を責めて気持ちよくなるだけの時間、それは「自滅時間」と呼ぶにふさわしい
苦しみに浸ることで、何となく成長している気がしてしまう
だが、苦しむことと変わることは全く別のものだ
涙を流したからといって、そこに価値はない
反省に意味があるのは、そこから何かを学び、行動が変わったときだけとなる
必要なのは改善
結局のところ、失敗の本質は「同じことを繰り返すかどうか」にかかってくる
つまり、一度の失敗で人は変われるのか、という話になる
そしてその鍵は「改善」という行動にある
ただ落ち込むだけで終わる人と、次に同じことを繰り返さないよう仕組みを作る人では、見ている世界がまるで違う
改善とは、気持ちの問題ではない
仕組みを作り、対策を練り、それを繰り返して習慣化することにある
もっと言えば、訓練だ
理屈は簡単だが、実行は難しい
だからこそ、多くの人は反省に逃げる
行動の伴わない反省は楽だからだ
一方、訓練は地味で時間がかかる
何度も失敗し、何度もやり直す
その過程にこそ、変化が宿る
だが、反省は「その場で完結」してしまう
苦しんで涙を流し、言い訳して、あとは元通りの日常
変わるつもりがない人ほど、このプロセスを好む
反省は一見、謙虚な行動に見えるが、実は最も自己中心的な行為となる
他者に迷惑をかけた事実を、自分の感情処理だけで終わらせるからだ
反省するぐらいなら、寝てたほうがマシだ
睡眠の方が、まだ脳と心を回復させる
そこから立ち上がって、訓練を重ねる方が、圧倒的に誠実な選択となる
反省する時間があるなら、行動を一つでも変えた方が良い
そう思わないなら、ただの自己満足だ
『反省好き』は、頭を使わない人
なぜ「頭の悪い人ほど反省が好き」なのか
それは、反省という行動に「考える」というプロセスがほとんど存在しないからだ
自ら反省したがる人も、他人に反省させたがる人も、楽だ
感情に浸るだけで、その後の改善策もなければ、習慣の変化もない
ただ「辛い」「申し訳ない」と思っているだけで、頭を使っていない
頭の悪い人は、そういう行動が好きだ
賢い人ほど、自分の感情に飲まれず、行動のプロセスを見直す
再発防止のために、周囲に協力を求めたり、仕組みを整えたりする
その冷静さが、さらに頭の良さに繋がっていく
一方、感情の海で泳ぎながら「こんなに自分を責めてるんだから、もう許してくれるよね？」という他力本願な姿勢は、まさに思考停止の象徴となる
反省している「フリ」が許されるなら、何度でも同じ失敗を繰り返せてしまう構造が、そこにある
自分を責めている自分に酔ってしまう人は多い
「あんなこと言わなければよかった」「もう二度としません」と泣きながら語るその姿が、どれほど無意味な時間か、気づいていない
泣いたところで、次に同じことをするのが、反省好きのパターンだ
改善する気がないなら、せめて反省などせずに、忘れてしまえばいい
どうせ変わらないなら、苦しむだけ損となる
反省しても成長しないなら、それは時間の無駄遣い
自分の無力さを何度も確認するだけの行為に、価値はない
反省をする人というのは、時間を無駄にする
反省をする人は、頭が悪い
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