気分安定薬とは(1200文字)

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表

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こんにちは🍵

「薬なんて甘え」と決めつける人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です

気分安定薬(Mood Stabilizers)は、主に双極性障害やサイクロチミアなど、感情の波が激しくなる疾患の治療に使われる薬です

名前の通り、「気分を安定させる」ことを目的としており、うつや躁、またはその両方の極端な状態を防ぐ役割があります

「感情を抑える薬」という誤解もありますが、本質は「極端な上がり下がりを予防する」ためのサポートだと考えるとイメージしやすいです

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よく使われる気分安定薬の種類

気分安定薬にはいくつか種類があるが、ここでは代表的なものを紹介する

・リチウム(炭酸リチウム)

最も古くから使われてきた代表的な気分安定薬 躁状態の予防に特に効果が高く、自殺リスクを下げる効果があるという報告も多い ただし、定期的な血中濃度のチェックが必要で、水分摂取や腎機能にも注意が必要となる

・ラモトリギン(ラミクタール)

うつ症状の予防に効果があるとされる 副作用として皮膚症状(発疹など)が起こることがあり、少しずつ慎重に増量していく必要がある

・バルプロ酸(デパケン)

興奮や衝動性の強い躁状態のコントロールに使われる 頭痛や吐き気、肝機能への影響に注意が必要となる

これらの薬は、単独で使うこともあれば、他の薬と組み合わせて使われることもある

「合う薬」との付き合い方

気分安定薬は「即効性がある薬」ではない 効果が現れるまでに数週間かかることもあり、副作用も人によって異なるため、地道な調整が必要となる

そのため、「飲んでみて違和感がある」→「すぐやめる」ではなく、主治医と連携して副作用の出方や気分の変化を記録しながら調整していく姿勢が大事となる

また、感情が落ち着いてきたときこそ「もう薬いらない」と思いやすいが、自己判断で中止すると再発のリスクが一気に高まる これは「効果があった証拠」と捉え、継続的なフォローを意識していく必要がある

薬と心理カウンセリングの併用が鍵

気分安定薬は、あくまで「気分の波を整えるための土台づくり」 そこに心理カウンセリングを組み合わせることで、自分の感情や思考パターンを整理したり、行動の工夫をしたりする余裕が生まれてくる

薬が「揺れすぎないように支える土台」だとすれば、心理カウンセリングは「その土台の上でどう暮らすかを一緒に考える時間」となる

「薬だけ」「話すだけ」ではなく、両方の力を借りていく視点が、長期的な安定につながる

薬に対する偏見を手放す

「薬=負け」「薬=依存」といったイメージは、未だに根強い けれど実際は、薬はあなたの弱さの証ではなく、あなたが自分を大切に扱おうとしている強さの表れだ

薬に頼らなくていい日が来るかもしれないし、ずっと必要になるかもしれない

どちらも間違いではなく、あなたに合ったバランスを見つけていくことが一番の正解

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