承認欲求依存症(Approval Addiction) 異常なほど誰かに認めてもらいたい

寄り添わない心理カウンセラー【Y】:代表
こんにちは🍵
SNSで 「頑張ったので褒めて下さい」と言う人には寄り添わない心理カウンセラー【Y】です
承認欲求依存症は、「他人からどう見られているか」「認められているか」に極端に依存し、自分の行動や価値観が他人の評価に左右されてしまう心理状態です
SNSでは、承認欲求依存症の人がたくさんいますね
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認められたい気持ち自体は、悪いことではない
人は誰でも「誰かに認めてほしい」「価値を感じてほしい」という承認欲求を持っている しかし、以下のような状態になっている場合、依存的なパターンになっている可能性がある
・人に褒められないと、自己価値を感じられない ・「期待されている自分」を演じ続けてしまう ・断れない、人に嫌われるのが怖くて言いたいことが言えない ・SNSの反応で気分が上下する ・「どう思われるか」が常に頭から離れない ・本音を隠して生きている感覚が強い
承認欲求が「原動力」ではなく「生きるための依存源」になってしまっている場合、自己とのつながりが薄れていく
なぜここまで他人の評価に左右されてしまうのか
承認欲求依存の背景には、「無条件で認めてもらえた経験の少なさ」があることが多い
・頑張ったときしか褒められなかった ・本音を出すと怒られたり否定されたりした ・「できる子」「いい子」でいないと受け入れてもらえなかった ・常に誰かの期待に応えることで存在を守ってきた
その結果、「本当の自分」を見せることに恐怖があり、「認められる自分」を演じ続けることでしか安心できなくなる
SNS時代がもたらす、承認依存の加速
現代は、他人の評価が「数値化される社会」でもある
・フォロワー数やいいね数で価値を測られる感覚 ・“映える自分”をつくらなければいけないプレッシャー ・承認が得られないと、見捨てられたように感じる ・「リアルよりSNSの自分のほうが生きやすい」感覚
そうして、「見せる自分」に自分自身が縛られ、疲れ果ててしまうことも少なくない
心理カウンセリングでの支援と“本当の自分”への回帰
承認欲求依存に対する心理的支援では、「他人の目を気にしないようにする」ことがゴールではない 「気にしてしまう自分」を否定せず受け入れながら、「それでも自分のままでいられる」感覚を育てていくことが大切となる
・なぜ承認が必要だったのか、その歴史を一緒に振り返る ・「褒められたとき以外の自分」にも価値を見出していく ・他人の期待から降りることへの恐れに寄り添う ・失敗や否定を受け止められる“自己基盤”を少しずつ育てる ・「役割」ではなく「存在」でつながれる関係性を再体験する
心理カウンセラーは、「気にしないように指導する人」ではなく、「承認欲求から独立する訓練」を支援する必要がある
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