こんにちは。今日は、ちょっと耳が痛いかもしれないけれど、でも絶対に知っておいてほしい「お金の話」をしようと思います。
あなたは今、こんな状況に心当たりはありませんか?
毎日ヘトヘトになるまで働いているのに、気づいたら銀行口座の残高が冬眠中のセミみたいにピクリとも動いていない。YouTubeでお金の増やし方や投資の勉強をして、本も読んで、セミナーにだって参加したことがある。それなのに、毎月給料日のあとに口座を確認すると「あれ、また同じ数字…」ってため息をつく羽目になる。
来月のクレジットカードの支払い、子どもの教育費、老後の不安——頭の中にはお金の心配がぐるぐると渦を巻いていて、夜中にふと目が覚めてまた悶々としてしまう。「こんなに頑張っているのになんで変わらないんだろう」って、将来への不安と一緒にため息が出る日々。
そんな毎日を送っているとしたら、まず伝えたいことがあります。
それ、才能がないからじゃないです。運が悪いからでもないです。
実は、まったく別のところに「真犯人」が隠れているんです。
今日はその犯人の正体を暴きながら、私自身が意識を変えることで実際に数千万円を引き寄せた体験談も交えて、誰でもすぐに実践できる方法までお話しします。少し長くなりますが、最後まで読んでいただけたら、きっとお金に対する見方がガラッと変わるはずです。
まず、あなたに正直に聞かせてください
いきなり核心をついた質問をさせてください。
あなたは、なぜお金が欲しいのですか?
「何を当たり前なことを」って思いますよね。生活のためでしょ、家賃も払わないといけないし、食費もかかるし、老後だって心配だし——そりゃお金は必要に決まってる、って。
でも、もう一歩だけ深掘りさせてください。
あなたが「本当に」お金を欲しいと思う理由は何ですか?純粋で、誰にも遠慮しない、フィルターのかかっていない本音の理由です。そして、そのためにいくら必要ですか?1円単位で言えますか?
……どうでしょう。
「とりあえずたくさん」「なんとなく1000万くらい」「老後に困らないくらい」「南の島でのんびりできるくらい」——こんなふうに答えた方、ちょっと待ってください。実はこの段階で、すでにミステリーの最初の罠にどっぷりはまってしまっているんです。
なぜかというと、これは目的地を入力していないカーナビを使おうとしている状態と同じだから。
行き先が「なんとなく東の方向」では、カーナビはルートを案内できませんよね。「もう少し右かな」「なんとなくあのあたり」では、ナビはどこへも連れて行ってくれない。脳も、全く同じなんです。目的地が曖昧なままでは、どこへも連れて行ってもらえない。
「なんとなくお金持ちになりたい」「ちょっと余裕が欲しい」「できれば豊かになりたい」——このくらいの理由では、脳は本気で動かないんです。なぜなら脳にとっては、今日あなたが生きているだけで、もうすでに「ミッションクリア」だから。スマホを見て笑えているなら、コンビニでスイーツを買えているなら、好きな動画を見られているなら——それでもう十分に自由でしょ、と脳は判断してしまう。
「じゃあ具体的な目標を持てばいいんでしょ」って思いましたか?実は話はそんなに単純ではないんです。ここからが、本当に大事な話です。
お金が増えない「真犯人」の正体
今から、あなたの人生を静かに支配しているかもしれない、ある存在についてお話しします。
私たちの脳には、生物学的な生存本能として備わった機能があります。一言で言うと、「変化を全力で阻止する」機能です。
私たちの頭の中では、毎日見えないところで激しい綱引きが起きています。
意識できる部分——顕在意識——は「お金持ちになりたい」「もっと自由に生きたい」と願っています。でも、無意識の部分——潜在意識、つまり脳の深いところ——では「いやいや、今と全く同じ状態をキープしたい。それが生き物としての生存を保証する唯一の方法だ」と、強く、しかも静かに抵抗し続けているんです。
この脳の防衛機能を、私はいつも「屈強なボディーガード」に例えています。
想像してみてください。VIPルームの入口に、ものすごく体のいい、プロフェッショナルな用心棒が立っています。彼の唯一にして絶対の使命は、あなたの人生を「昨日と全く同じ安全な状態に保つこと」。ただ、それだけです。
このボディーガードは、あなたがフェラーリに乗ることにも、タワーマンションに住むことにも、高級ホテルでアフタヌーンを楽しむことにも、正直これっぽっちも興味がありません。
あなたが支払いに追われていても、毎朝満員電車でクタクタになっていても、「いつまでこの生活が続くの?」ってため息をついていても——今日一日を無事に生き延びたなら、彼は「よっしゃ!今日も無事だった!俺たちの圧倒的勝利だ!」とシャンパンを開ける勢いでガッツポーズをしているんです。
あなたはこの生活いつまで続くの?と思っているのに、脳の中のボディガードはシャンパンを開ける勢いで勝利宣言をしている。なんとも笑えない話ですよね。
つまり、あなたの脳はあなたをお金持ちにするために働いているのではありません。あなたを「安全に生かす」ために働いているんです。
今のちょっとカツカツな状態でも、今日まで生き延びているなら——脳にとってはそれが「大成功のパターン」。だから、その状態をがっちり守ろうとします。
収入が増えること、受け取る金額が増えること、新しいチャンスが来ること——私たちにとってはうれしいはずなのに、脳にとっては「え、何それ?昨日と違うじゃん。未知の世界、怖い、危険!」ってなるんです。
あなたがお金を増やそうとした時、最初に立ちはだかるのは外の世界ではありません。あなたの中にいる、この超過保護なボディーガードなんです。
目の前のチャンスが「見えない」理由——スコトマという盲点
脳のボディーガードがもたらす弊害は、変化への抵抗だけではありません。もう一つ、とても厄介な現象があります。それが「スコトマ」——心理学の言葉で「盲点」を意味します。
1999年にハーバード大学で行われた有名な実験、「見えないゴリラ」をご存知ですか?
被験者に「映像の中でバスケットボールのパスが何回行われるかを数えてください」とお願いします。そして映像を見ている途中で、画面の中央にゴリラの着ぐるみを着た人物が登場し、胸をドンドン叩きながら堂々と歩いて退場する場面を入れたんです。
普通なら絶対に気づくはずですよね。でも、なんと被験者の約半数が「ゴリラなんていなかった」と答えたんです。脳がパスを数えることに集中するあまり、画面の真ん中を歩くゴリラを自動的に「存在しないもの」として処理してしまったんです。
これが、スコトマの怖さです。
脳のボディガードが「今のカツカツな状態で生き延びることを最優先」にしている時、あなたの脳も全く同じことが起きています。
目の前に新しいビジネスのチャンスがあっても、収入を一気に増やせる可能性があっても、本来なら受け取っていいはずのオファーがあっても——脳が「危険。状況が変わります。即削除します」と判断して、自動的にゴミ箱へ。本当に見えていないんです。意識的に無視しているのではなく、物理的に見えなくなっている。
あなたの目の前に、すぐそこにある「お金持ちになるチャンス」という名のゴリラが堂々と通り過ぎていても、脳がそれを勝手に消去しているから本当に気づけない——これが、努力しても結果が出ない多くの人が陥っているパターンです。
ありがたいんだか迷惑なんだか、という感じですよね。本当に。
なぜボーナスはあっという間に消えるのか——脳の「サーモスタット機能」
ここまで読んで「たしかに!思い当たる…」と感じている方もいるかもしれません。でも、この話にはまだ続きがあります。
もう一つの「真犯人」についてお話しします。
あなたはこんな経験、ありませんか?
臨時収入が入った、ボーナスがいつもより多く出た——最高にテンションが上がったのに、気づいたらあっという間にお金がなくなっていた。「あれ、何に使ったんだっけ?」って思うくらいのスピードで、きれいさっぱり消えていく。せっかく収入が増えたはずなのに、翌月にはいつも通りの残高に戻っている……。
信じられないくらいのスピードで、元通りになってしまう。あの感覚、経験したことがある方は多いんじゃないでしょうか。
この現象、決して意志が弱いせいではありません。脳に備わった「サーモスタット機能」が自動的に働いているからです。
全米経済研究所などが発表したある調査に、衝撃的なデータがあります。数億円規模の宝くじに当選した人たちを数年間追跡調査した結果、なんと彼らが数年以内に自己破産する確率が一般人と比べて数倍に上った、というんです。そして、破産を免れた場合でも、大半の人が当選前とほぼ同じカツカツな貯金額に逆戻りしていた——。
数億円を手にした人たちが、数年で元通りになってしまったんです。
彼らが浪費家だったわけでも、計画性がなかったわけでもありません。原因は、脳のエアコンが「カツカツな状態」に設定されたままだったから。
エアコンのサーモスタットが設定温度に部屋の温度を保とうとするように、私たちの脳にも「自分の普通の金銭水準」を一定に保とうとする機能があります。突然大きな金額が入ってくると、脳のサーモスタットさんは「部屋の温度が急に100度になった!異常事態!早く元の温度に戻さなきゃ!」と焦りはじめて、冷房をガンガンに効かせ始めます。
その結果、気が大きくなって衝動買いを繰り返したり、なぜか投資話に乗ってしまったり、人に奢りまくったり——自分でも「なんでこんなことしてるんだろう」と思うような行動が自動的に起きてしまうんです。
問題は、お金の量ではありません。脳のサーモスタットの「設定温度」そのものが低いことが問題なんです。
だからこそ私たちが本当にやるべきことは、サーモスタットさんに「リモコンの設定温度そのものをピッと書き換えてもらうこと」。今の収入が普通ではなく、理想の収入が普通。今の生活が当たり前ではなく、本当に望む生活が当たり前——この基準値を、脳に教え込む必要があるんです。
私自身の話をさせてください
少し、私自身のことをお話しさせてください。
私がアメリカへの移住を本気で考え始めた時、最初は「なんとなくこれくらいかな」という感覚で予算を考えていました。でも夫に「なんとなくじゃダメだ。1円単位で計算して出しなさい」と言われて、大嫌いだったお金の計算に本気で向き合うことにしたんです。
正直、数字を見るだけで憂鬱になるし、細かく計算するのがとにかく億劫で。でも、仕方なくやってみた。
そうしたら……想像していたよりずっと大きな金額が出てきて、最初はびっくりしました。「え、そんなにかかるの?」って。
でもね、その数字が出た瞬間に、何かがカチッとスイッチが入った感覚があったんです。
それまで漠然と「お金が必要」と思っていたのが、「○○円必要」という具体的なターゲットに変わった瞬間、意識の向き方が変わりました。見えるものが変わったというか——なんというか、今まで気づかなかったことに急に気がつくようになったというか。
結果的に、自分でその金額を稼ぐことができましたし、さらにそれと同等の金額が臨時収入としてドカッと入ってきて、計2倍のお金を手にすることになったんです。
これは「引き寄せの不思議」について話したいわけではなくて、脳の仕組みを理解した上でしっかりと目的地を設定したことで、今まで見えていなかったチャンスが見えるようになり、行動が変わり、結果が変わった——ということなんです。
数字と向き合うことは怖かった。でも、その一歩が、私の人生を変えました。
脳の設定を書き換える3つのステップ
では、どうすれば変われるのか。根性でなんとかする必要はありません。コツさえわかれば、脳の設定は書き換えられます。
その方法を3つのステップでお伝えします。
