3月15日。
シーザーが議場で暗殺された日。又は、カエサル(Caesar)。
ローマ帝国およびその継承国家で用いられた君主号である。
賽(さい)は投げられた。
軍を率いてルビコン川を渡るときに言ったとされる言葉。で、有名。
受験生集会で校長が、「さあ、さじは投げられた!」と言ったそうだが、これは間違い。正しくは、「賽は投げられた」
ルビコン川とは、古代ローマ時代、ガリアとイタリアとの境をなした川で、ルビコン川より内側には軍隊をつれてはいってはいけないとされていた。
違反すれば反逆者として処罰されたが、ユリウス・カエサルが大軍を引き連れてこの川を渡り、ローマへ向かった。
カエサルは「賽は投げられた」と叫び、元老院令を無視して渡河したという故事に基づく。このことから、もう後戻りはできないという覚悟のもと、重大な決断や行動を起こすことをいう。
この、カエサル。いわゆるシーザー。
ちなみに、「シーザーサラダ」とこのシーザーは関係ない。「シーザーサラダ」とは、レタスを主にしたサラダ。ちぎったロメインレタスとクルトンをフレンチドレッシングで和え、粉チーズをかけるのが基本型。好みでドレッシングにアンチョビーを混ぜたり、他の野菜を混ぜたりする。「シーザー」は、ローマの将軍の名ではなく、考案者であるメキシコのレストランの料理人の名からという。
横道にそれたが、紀元前44年3月15日、事件は元老院の開会前に起こったとされ、ポンペイウス劇場に隣接する列柱廊(現在のトッレ・アルジェンティーナ広場内)でマルクス・ブルトゥスやカッシウスらによって暗殺された。
23の刺し傷の内、2つ目の刺し傷が致命傷となったという。(参考 ウィキペディア)
その最後に放った言葉が、シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』の中の台詞として有名である
「ブルータス、お前もか」
こういう裏切りは、人の歴史である。
裏切り者は罪人の寄生虫だ。(サルトル)
裏切り者は、裏切りによって滅ぶさ。
さて、彼は裏切られる友も居ない😁
