毎日、70億人の人生が、地球上で過ぎていく。
楽しいこと、悔しいこと、嬉しいこと、悲しいこと・・・・
仏教では、一日8万4千もの気持ちの変化があるという。
ひとつひとつの出来事も、人によってとらえ方は千差万別。
たとえば大病。
いままで、風邪ひとつひかなかった人が、病気で入院すると、考えが大きく変わるという。
一見、病気は、大変良くないことですが、それがきっかけで、家族との接し方が変わってきずなが強まったなどなど・・病気ひとつとっても、いろいろな見方がある。
それぞれの人にとっての気づきである。
誰も説得によって人を変えることはできない。
すべての人は堅くガードされた心の変化の扉を持っており、その扉は自分で中からしか開けられない。
説得や感情に訴えることによっても、その扉を他人が外から開くことはできない。
マリリン・ファーガソン。
米国の社会心理学者
まさにそのとおり。自分で気づいて、自分で変化するしかない。
あまりにも、他人の心の扉を無理やり開こうとする人が多い。