「エルトゥールル号遭難事件」を忘れてはいけない。

「エルトゥールル号遭難事件」を忘れてはいけない。

平成からのタイムトラベラー

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安倍派のキックバック批判が渦巻いています。

安倍さんのm派閥領袖期間は1年余。

様相が少し違うようで、よく見ないいと、安倍さんが悪いように見られています。

注意しましょうね。

さて、かつて、  安倍元総理が、トルコを訪問しました。



安倍首相、「トルコとの絆さらに強く」=エルトゥールル号関係者らと懇談

安倍晋三首相は29日午前(日本時間同日午後)、120年余り前に日本近海で遭難したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の乗組員の子孫や、イラン・イラク戦争下にイランで孤立した邦人をテヘラン空港から救出したトルコ航空機の機長(故人)の親族らとイスタンブール市内のホテルで懇談した。
 首相は、計22人の子孫・親族らと握手や抱擁を交わし、2国間の友好の象徴となっている二つの出来事を「日トルコの絆」と強調。「この絆をさらに強いものにしていきたい」と語った。 
 首相は、和歌山県沖で沈没したエルトゥールル号の乗組員のうち69人を地元住民が救ったことを「日トルコの友情の原点」と指摘。これを題材にした日トルコ合作映画が2015年に公開されることに触れ、「(トルコの)エルドアン首相と協力し、この映画を成功させたい」と述べた。
 トルコ航空機によるテヘラン空港からの邦人救出に関しては「危険を冒して日本人を救出していただいた勇気、日本人をトルコ国民よりも優先して飛行機に乗せた寛大な対応に、国民を代表してお礼申し上げたい」と謝意を伝えた。トルコ航空元総裁のユルマズ・オラル氏は「エルトゥールル号事故における日本の奉仕の心を決して忘れていない。両国の友好関係がさらに進展することを期待する」と語った。(時事通信)


さて、記事の事件を簡単に振り返ると、


エルトゥールル号遭難事件

1890年、エルトゥールル号に乗ってオスマントルコ帝国の使節団が来日。明治天皇に拝謁した後帰国の途に就いたが、和歌山県串本町沖で同号は座礁し、581名が死亡。串本町大島の住人が必死の救助にあたり、69名を救出。その後日本海軍の巡洋艦でトルコまで丁重に送った。日本では犠牲となったトルコ人への同情論が高まり、当時の日本の経済力からみて非常に多額の義援金も集まりトルコに届けられた。悲劇的な遭難事件ではあったが、日本の官民挙げての心温まる対応がトルコ人の心を打ち、トルコが親日国となるきっかけだになったといわれている。


イラン・イラク戦争 日本人救出

1985年。イラン・イラク戦争が激化する中、フセイン統治下のイラクは、テヘラン空爆を開始。期限を設定して「期限以降にイラン領空を飛行する飛行機は民間機であろうとすべて撃墜する」と通告してきた。当時テヘランには日本企業社員やその家族等250名がいた。日本の航空会社は乗員組合が「危険なところには飛行できない」と拒否したため救援機を飛ばすことが出来ず、また各国の航空会社は自国民の搭乗を優先したため乗り込むことができず、あと数時間でイラクの通告期限が来て日本人はそのままテヘランに取り残され、イラクの空爆下を逃げ惑うしかない状況に追い込まれつつあった。そこに飛来したのが2機のトルコ航空の特別機2機であった。当時のオザル・トルコ大統領が「今こそエルトゥールル号の恩を返そう」と派遣を決断。日本人ほぼ全員が乗り込むことが出来て、無事脱出することが出来た。

(世耕弘成 内閣官房副長官のブログより引用)



そして、安倍総理の5月のトルコ訪問の際のフェイスブック記事


最も親日的な国の一つ、と言われるトルコ。今回の各国歴訪の最後にトルコを訪問しました。
1985年。イランイラク戦争のさなか、イラクのフセイン大統領は、「今から48時間後にイランの上空を飛ぶ全ての飛行機を撃ち落とす」と宣言しました。国外への脱出手段が見当たらないイラン在住の日本人は、大変な危機に陥りました。
何とその時、トルコ政府は、イランに残された日本人215人全員を、トルコ航空の飛行機に乗せて、成田に送り届けてくれたのです。自国民には、トルコ航空の飛行機を使わせず、陸路で国外に脱出させたのです。
何故、トルコの飛行機を、トルコ人にではなく、日本人に提供してくれたのでしょうか?
遡ること約100年。1890年、オスマントルコは、エルトゥールル号に乗せて、日本に使節団を送りました。明治天皇に謁見後、帰国時に和歌山県沖で遭難してしまいました。付近住民の必死の救出と看護で、69人のトルコ人の命が救われました。更に日本国政府は、海軍の巡洋艦で丁重に本国まで送還しました。
「私達は、エルトゥールル号遭難の時の恩を忘れない」。今でも、トルコでは、教科書を通じて、エルトゥールル号遭難の時に、日本から受けた献身的救出を語り継いでくれています。
私も、目先の利害を超えた深い外交関係を築いて行きたいと思います。

安倍総理のフェイスブックより。




しかし、100年以上にわたって、トルコ国民は恩を忘れていないんですね。

その国の教育次第で、どのような感情にもなるんですね。


憎しみを教育すると、韓国、中国のようになる。

台湾も、日本統治下であったが、国民感情は、全然違いますよね。


憎しみを教育しても、得なことなんて一つもない。

一度起きた過去は、事実は変えられない。



「解釈をどう変えるか」


だけであるからね。



人は、恩知らずが最も恥ずかしい。

こんな言葉がある。


人に施した利益を記憶するな。
人より受けた恩を忘れるな。

ジョージ・ゴードン・バイロン




イラン・イラク戦争でのトルコの恩は決して忘れない。  


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昭和、平成を愛する、タイムトラベラー あの時代に帰りたい。。

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