羽生善治さんと岡田武史さんの対談から。
羽生善治氏。
「自分の中に”天才”を感じたことは一度もありません。
私は必要な能力や技術を反復によって身につけていく人間で、いまの自分をつくったのは繰り返しと積み重ねだと思っています。
ひとつひとつを自分で考えながら、試行錯誤を重ねて、時間をかけて自分のものにしてきたというのが実感です。
ひらめきによって一足飛びにジャンプすることはできません。
段階を一個一個踏まないと高いところへはいけないタイプなんです。」
岡田武史氏
「私が言いたいのも、そういうことなんです。
つまり、アベレージマンが勝負に勝とうと思ったら、あと一歩、あと一センチに手を抜くなと言うことなんです。」
なるほど。
何事も、一段一段の積み重ねですね。
「1等10億円のビッグ販売 国内最高額、1回だけ」
とありました。
買って、当たってみたい気がしますが、
今まで、大金を扱ったことがない人が手にすると、人生を破たんさせてしまう人が多いようです。
僕が大事にしている言葉に、
老子の言葉
「授人以魚 不如授人以漁」
【意味】
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣りを教えれば一生食べていける」
「Give a man a fish and you feed him for a day. Teach him how to fish and you feed him for a lifetime.」
ホリエモンこと堀江貴文さんは、
「すべてなくなっても、もう一度、同じものを作り出すことができる」
と言うようなことを言ってましたが、大事なのは、なんどやっても結果を出せる再現性。
一発屋で終わってはいけない。
一発で消えていった人がいかに多いか・・・・
たぶん「10億円」当たった人も一発屋と同じことになるでしょう。
できない人の替りにやってあげる行為は愚の骨頂。
できない人ができるように教えてあげることが、真の指導者ですね。
毎日の努力、あと一歩、もう一歩、前進する努力を続けたいですね。