価格: ¥2,980
販売開始: 2026年7月
推定読了時間: 35分(実践ワーク込みで約80分)
第1部 無料パート
持ち家の人も、賃貸の人も。「火災保険? 入ってるはずだけど、中身は覚えてない」——そのままの人のためのTipsです。
証券の読み方・補償の過不足の見つけ方・保険料の下げ方・災害時の請求手順を、契約実務の現場にいる人間の視点で、そのまま渡します。
読み終えた日から、火災保険は「言われるがまま入る紙」ではなく「自分で点検・調整できる、災害時の家計の生命線」に変わります。
「入りっぱなし」の火災保険には、2つの問題が同時に潜んでいます
火災保険で損をする人は、派手な失敗をしていません。
「家を買ったとき(借りたとき)に勧められた内容のまま、一度も中身を見ていない」。それだけです。
このとき起きるのは、次の2つです。厄介なのは、この2つが同じ1枚の証券の中で同時に起きることです。
問題1:補償の不足 — 災害のとき、お金が出ない
例えば、川の近くの家なのに水災補償が外れている。地震保険を付けたつもりが付いていない。建物の保険金額が古い評価のままで、建て直すのに足りない。——不足は、災害が起きたその日まで発覚しません。発覚したときには、手遅れです。
問題2:補償の重複・過剰 — 平時に、払いすぎている
例えば、個人賠償責任特約が火災保険と自動車保険の両方に付いている。マンション高層階なのに水災補償がフル装備。使う見込みの薄い特約が3つ4つ乗っている。——過剰は、静かに毎年の保険料を膨らませ続けます。
例えばの仮例ですが、証券を点検した結果、「不要だった特約と過大な家財保険金額を整理して年間の保険料が約1.5万円下がり、同時にハザードマップ上は浸水想定区域なのに水災補償が外れていたことが見つかった」——こういう「払いすぎと足りないの同時発見」は、点検の現場では珍しい話ではありません(結果には個人差があります)。
年1.5万円は、10年で15万円。
そして水災補償の欠落は、床上浸水が起きれば数百万円単位の自己負担になり得る穴です。
どちらも、証券を30分読めるようになるだけで、自分で見つけられます。
このTipsは、その「30分で読めるようになる」ための手順書です。
著者について(3行)
川崎(川崎 拓也) — K agency 代表。
宅地建物取引士として不動産契約の実務に関わり、引渡し前の保険付保の確認——「この物件に、どの補償を、いくら付けるか」——を日常的に扱ってきました。
2級FP技能士。生命保険業界での実務知見も踏まえ、「不動産×保険×家計」の3視点で、特定の保険会社に寄らない一般論として解説します。
有料パートで手に入るもの(全部リストアップします)
- 【第1章】保険証券の読み方 — 4つの欄だけ見ればいい
・「保険の目的」「保険金額」「免責金額」「特約」の4点読解法
・証券のどこに何が書いてあるか(様式が違っても迷わない探し方)
・各項目に「やること・所要時間・完了判定」付きの読み解き手順 - 【第2章】建物評価額の考え方 — 「再調達価額」を理解する
・時価と再調達価額の違い(ここを間違えると保険金が建て直しに足りません)
・自分の建物の保険金額が適正かをセルフチェックする手順
・「新価で入っているつもりが時価だった」古い契約の見抜き方 - 【第3章】水災・風災・破損汚損の要否判定 — ハザードマップで決める
・国のハザードマップをスマホで開いて自宅を判定する手順(所要15分)
・水災補償「外していい家・外してはいけない家」の判定フロー
・マンション住まいの水災の考え方(高層階でも一律不要とは限らない理由) - 【第4章】地震保険の仕組み — 火災保険だけでは地震に出ない
・火災保険とセット加入・保険金額の上限(火災保険の30〜50%)の意味
・全損・大半損・小半損・一部損の4区分と支払われ方
・4つの割引制度(建築年・耐震等級・免震・耐震診断)と確認書類 - 【第5章】賃貸の家財保険 — 「不動産会社指定のまま」を点検する
・家財保険金額の目安早見表(世帯構成別)と過大契約の見抜き方
・本当に重要なのは家財より「借家人賠償責任」——その適正額
・個人賠償責任特約の重複チェック(自動車保険・クレカ付帯との突合) - 【第6章】保険料を下げる5つの正攻法
・長期契約・免責金額の設定・不要特約の整理・払込方法・構造級別の確認
・それぞれの「向いている人・向いていない人」まで踏み込みます - 【第7章】災害時の請求手順と「請求漏れ」あるある
・被災直後にやること(写真の撮り方から)の時系列チェックリスト
・風災・雪災・水濡れ・破損……見落とされがちな「実は請求できたかもしれない」場面集
・請求権の時効(3年)の話 - 【第8章】悪質な保険金請求代行業者の見分け方
・「無料で調査します」「自己負担ゼロで修理できます」の典型トークと危険な理由
・契約してしまったときの対処(クーリング・オフ含む) - 購入直後の5分ガイド(まず何をやるかを迷わせません)
- 【購入者特典】火災保険 証券読み解きチェックシート(巻末参照)
抽象論はゼロ。全て「今日、証券を出してきて手を動かせる」形にしてあります。
よくある質問(購入前)
Q1. 持ち家と賃貸、どちら向けですか?
A. 両方です。持ち家の人は第1〜4章と第6章、賃貸の人は第1章と第5章が中心になります。冒頭の「購入直後の5分ガイド」で自分の入口が分かる設計です。マンション・戸建てどちらにも対応しています。
Q2. 保険の知識ゼロでも読めますか?
A. 前提知識は不要です。専門用語は出てくるたびに一言で言い換えます。必要な道具は「保険証券(またはWeb証券の画面)」と「スマホ」だけです。証券が見つからない場合の取り寄せ方も書いてあります。
Q3. 読めば保険料が下がりますか? 保険金が出るようになりますか?
A. 保険料や支払いの最終判断は各保険会社が約款に基づいて行うものであり、削減や支払いをお約束することはできません。本Tipsは「自分の契約の過不足を自分で点検し、見直しの土俵に乗せる」ための実務手順です。結果には個人差があります。最終判断は保険会社・代理店・FP等の専門家にもご相談ください。
購入前の最後に
火災保険は、住宅ローンや家賃に比べれば小さな支出です。だからこそ誰も見直さず、「不足」と「払いすぎ」が10年単位で放置されます。
でも考えてみてください。火災保険は、あなたの資産の中で最も高額な「家」を守る唯一の金融商品です。
その中身を、¥2,980と80分の実践で自分の管理下に置けるなら、私は安い投資だと思います。
例えばの話ですが、不要特約の整理と契約方式の見直しで年1万円強の削減余地が見つかることもあれば、逆に「水災の欠落」という数百万円級の穴が見つかることもあります(結果には個人差があります)。
どちらに転んでも、点検した人だけが得をする構造です。
ここから先が、有料パートです。
