いざ大学へ
大宮駅から湘南新宿ラインで1駅、宮原駅に降り立った。いかにも大宮の郊外と言うような、生活感に溢れたのどかな街並みが広がる。駅から徒歩15分と触れ込みのあるキャンパスだが、「埼玉郊外の徒歩15分は徒歩30分」と言う迷信(経験則)を踏まえ、スクールバスに乗り込むことにした。スクールバス周辺にはオープンキャンパス実行委員会のTシャツを着た数人の大学生がおり、彼らの案内でバスに乗り込んだ。バスに乗ると、実行委員会の男女が自分のゼミについての話をしていたが、内容はよく覚えていない。そんなこんなで10分余りバスに揺られ、持病の乗り物酔いが顔を覗かせた頃、大学のバス停に到着した。「バスで10分以上かかるなら徒歩30分確定やな…」と思い、自らの埼玉観の正しさを確信しながらキャンパスに向かった。
オープンキャンパス
大学内に入るとキリスト教系の大学らしく、講堂の外観をしたチャペルに案内された。(中はチャペルらしい装いだった。)そこでは、大学の説明、入試の説明、学生の話など色々されたが内容はよく覚えていない。まあ、「マンツーマンで手取り足取りやってくれる」と言うことを色んな事例で説明していただけのように思う。小規模大学らしくウェットな村社会なのかなとか想像(妄想)して時間を潰していた。面倒見が良いことの裏返しなのだろう。自分は一々詮索されるのが苦手なタイプなので、こういう需要があることに驚いた。
帰り道
帰りはスクールバスを使い西大宮駅に向かうことにした。やはり、大宮の郊外と言う光景が広がっており、一種の安心感と倦怠感を感じつつ埼京線に乗り込み帰路についた。
あとがき
不慣れなこともあり筆が全く進まなかった。三文小説風の前書きがハイライトになるという初回らしいグダグダ感をお届けしてしまったことを申し訳なく思っている。文章が竜頭蛇尾になってしまったので、せめてもの悪あがきとして最後に数枚写真を載せて終わりにしようと思う。次回作はもう少しマシなものになるよう努めていくので、お付き合い頂けると大変嬉しく思う。