複数のAIに同じ外部脳を持たせる方法——2,040ノートを4ヶ月運用して分かった、AIが読める形と読めない形
geofinity
先に結論
AIに読ませるノートで一番効くのは、増やすことではありません。古くなった指示を見つけて消すことです。
私は2,040本のノートを13体のAIで共有しています。自分のVaultを機械で検査したら、こうなりました。
AIが「指示」として読むノート 189本
そのうち、廃止したはずの指示が残っていたもの 45本4分の1が古いままでした。私は「この書き方はやめる」と決めています。それでもAIは、1か月半ずっと廃止した書き方で書き続けていました。私が気づいたのは、機械に検査させたときです。
この記事は、それを見つけて直すための手順と、実際に使っている検査スクリプト2本です。スクリプトは記事の末尾に添付しています。
やらなくていいこと
先に、やらなくていいことを書きます。
- フォルダ構成を先に完璧にする … 決まりません。2,040本まで増やしても、私はまだ直しています
- タグを整える … AIはタグをほとんど見ません。本文とリンクを見ます
- プラグインを増やす … 標準機能とスクリプト2本で足ります
- 毎日きれいに書く … 続きません。汚くていいので残すほうが先です
- Obsidianを完璧に覚える … この記事に出てくる操作は、ノートを作る・リンクを貼る、の2つだけです
必要なのは、Obsidianと、Pythonが動くこと。それだけです。
AIが困っているのは4つだけ
ノートが増えたとき、AIが困るのは次の4つです。私のVaultを実際に数えた結果を並べます。
| AIが困ること | 私のVault(2,040本中) |
| どこからも辿り着けない | 1,332本 |
| リンクが1本も無い | 1,423本(70%) |
| いつの話か分からない | 158本 |
| 同じ名前のノートが複数ある | 83件(最多は同名43本) |
「同じ名前が43本」は、AIにとって最悪です。AIはどれが正本か判断できないので、最初に見つけたものを信じます。古いほうを引いたら、古い前提で答えを返してきます。
ここから先は、この4つをどう潰したか、実際に使っているスクリプトと一緒に書きます。
