夏になると日本では紫外線がとても強く日焼けの対策をしなくてはいけないような状態が当たり前になっています。女性の方は日差しが強くなると日傘をさすなんて普通です。
でも、男性で日傘をさしているというのは本当に少なくないですか？
本当は男性だって日傘をさして肌のケアをしたいと思っているかもしれません。 それにもかかわらず今日本では男性が日傘をさすような習慣はとても根付いているとはいえません。
むしろ男性で日傘をさしていると、ちょっと変な目で見られてしまったりもするリスクもあるのではないでしょうか。
健康上の観点からは全くおかしなことではありませんし、なんとか日本にも日傘をさす男子のようなブームが起こってくれないかなと思ってしまうのです。
男性でも日傘をささないと肌が傷む
紫外線が強くなってきて肌が焼けてしまうという場合、女性であれば肌を守ることは当然で、男性はそのまま特に何もしないというのが当たり前のような雰囲気ができてしまっています。
女性は肌が痛むけれども、男性は肌が丈夫だから痛まない。そんなことがあるはずがありません。
男性も長年紫外線を浴び続けることによって肌は当然ボロボロになってしまうことでしょう。
でもなんだか日傘をさすのは女性っぽいというような雰囲気が創り出され、一応男性用の日傘も販売されているにもかかわらず実際に日傘を使っている人というのは一部の年配の人だけ。いわゆる通常の若者やサラリーマンが日傘をさしているということはほぼ見かけません。
日本人はどうしても周りと違うことはしにくいというような傾向がありますし、このままではいつまでたっても男性側が日傘をさすというような習慣はできてこないように思われます。
男性ならシミやシワができてもいい？
女性は肌を守ることが大事で肌をいつも あればいけないというような空気がありますが、男性が肌を真剣に守ろうとするとなんだか女性のようなことをしているというような変わった目で見られやすいという雰囲気があります。
最近はようやくその空気というのも変わってきている感がありますが、それでも日傘に関してはとても社会に認められているとはいえません。
男性であればシミやシワができてもいい、そのくらいは男の勲章だ、男らしさがあっていい、そんなことを言っている人までいるくらいです。
その人たちは本当に将来顔がシミだらけになったりシワだらけになったりしてもいいと思っているのでしょうか？おそらく大半の人は日傘をさすのは女っぽいとか、面倒くさいとか、そういう考えで今、顔にシミができていないから大丈夫と思っているだけ。将来の肌のことについては本気で考えていないのではないでしょうか。
男性で日傘をさす人をバカにするような雰囲気まで見受けられます。でも将来においてさすひととささない人、どちらが肌がきれいになるのかというのは明確です。
年を取った時のことは考えなくてもいい、そのくらいの年になれば肌の綺麗さは関係ない、なんてことを思っているかもしれません。
高齢化社会も進み、また時代の変化によって昔はオシャレをしなかった中年の男性の年代もかなりオシャレな格好をするように変わってきています。このまま時代が進んでいくと中年やお年寄りになってもおそらくオシャレな格好をしたりするのが当たり前というような時代が来るかもしれません。
そうした時代になって自分だけ肌がボロボロになってしまっているというのは困るはずです。
今は男の化粧水、保湿も当たり前になった
日傘の男性版についてはまだまだ日本では普及していませんが化粧水や乳液を使っての保湿に関してはかなり日本の中での意識も変わりました。
一昔前であればそうしたことをしているような男性はかなり意識が高いかもしくは女性らしい、悪い意味で男性らしくないなんてことを言われていたりもしたものです。
それがこの10年ぐらいで男性もスキンケアをするということが当たり前になりました。今はメンズ化粧品というのも本当に多くなってきています。今のところは基礎化粧品としてのスキンケアというのがベースになっていますが、今後に関しては女性のようなメイクが起こる可能性もないとは言えません。
そんなことがおかしいというように思うのはあくまで現時点の価値観でしかないのです。男性が化粧水をつけるのがおかしいと思われてるような時代がありましたがそれはなくなりました。同様に今後男性のメイクだってもっと普及されていくような事が起こっても全くおかしくありません。
男性の日傘も何かのきっかけさえあれば一気に普及して夏の季節や紫外線が強い時には日傘を差して歩くのが当たり前なんて時が来るかもしれないですね
将来若い人だけが肌がきれいになるかも
いつの日か日傘をさすようなブームが起こって、それが定着化すると困るのは今まで日傘をさしてこなかった人、またはスキンケアをきちんとしてこなかった人になります。
周りの人で日傘をさしたりスキンケアをするような人が増えてくると今度はそれが標準的になり、日傘をさしていない人は古い人であり、そういう人だけが肌が荒れてしまっているという状態になっていきます。
気がつくと今時の若い人はみんなが肌が綺麗になっている。そういうことも起こってくるでしょう。
その時に日傘などをさしてこなかった私達は時代が違うからいいかという風に納得できるのか、それとも後になってスキンケアをやらざるを得なくなって苦労することになるのか。後々大変なことになる可能性もあるかもしれません。
将来の肌の意識、美意識というのはどうなるかは誰にも分かりませんが今できるだけのケアはしておきたいものです。
誰かがブームは火をつけなければいけない
男性の日傘ブーム、そんなブーム（流行）が起こってくれれば私達も安心して日傘をさすことができます。どうしても流行っていないことをするというのは日本人にとっては厳しいものがあるのです。
みんな違っていい、バラバラでいいというようなことはよく言われたりしていても、実際には日本人は同調圧力が強いと言いますか、ファッションとしても基本は他人と合わせるというようなことが重要視されているように思います。
人と違っておしゃれであってもそれはあくまで街中で流行っているものを着ているのであり、街中で受け入れられないような奇抜なものを着ているというわけではありません。
日傘に関しても今現在男性がさしているとやはりなんだかイレギュラーなことをやっているように見えてしまいます。これが一度ブームが起きてくれば事情は一気に変わるはずです。
街中でタレントが普通に日傘を使い出したり有名なインフルエンサーが日傘を使うようになってくれれば、時代が一気に変わるということも起こってもおかしくないのではないでしょうか。
日傘業界でも関連する業界でもなんとか一度男性の日傘についても流行を起こすような行動をとって欲しいなと思います。
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