英会話は暗記ではなくて考えて話す、または会話に慣れて話せるようになるということはよく聞きますが、この動画では「英会話は暗記」だと言い切っています。
ふとおすすめに出てきた動画だったのですが、タイトルが気になって最後まで見てしまいました。
TIMESTAMPS
00:29 英語は暗記!
02:11 英語脳の仕組み
05:14 フレーム枠の増やし方
07:44 どこで分けてる?
09:12 効率的に学びたい方へ
11:04 ライブ配信について
結構この動画は改めて見てもそうだよね、と思うところがあります。
1.自分で一から文章を作るのは無理
日本語ネイティブで英語に慣れていないという人が自分で一から英語を組み立てて話すというのは無理だと思うのです。
単語を繋げていけばできないことはないですし、文法を考えていけばというところもありますが、実際の会話ではそんなことをしている余裕はないですし、遅すぎてスピーキングもリスニングもできなくなってしまいます。
それであればパターン化したものを暗記してしまうというのが早いです。
基本的なフレーズを暗記してしまえば、後はその単語の部分を入れ替えるだけで大体言いたいことは言えてしまったりするものです。
ネイティブの人が話している言葉であっても、実はそこまで難しいことを言っているわけではありません。
そして自分自身で一から作っていると、日本人同士だと理解できるかもしれませんが、ネイティブから聞くと不自然ということも起こってきます。
ネイティブの人が話す実際の英文を丸暗記してしまう、フレーズ暗記してしまった方が正確になるということなんですよね。
2.問題は何をどうやって暗記するのか
英語は暗記だということに納得ができても、問題は何をどうやって暗記するのかということです。
普通に英語のテキストや英会話の本を読んで話をしようとしても、そう上手くいかないという感覚があります。テキストで学ぶというやり方だとどうしても学校の勉強のようになってしまい、そこまで実践で使えるようにならないんですよね。
丸暗記するには、それなりの暗記するための教材を選ばなければいけないかなと思います。そしてそれは人によって求めるレベル、必要とするレベルが異なり、選ぶものも違ってくるのかなと思います。
自分で映画のサブスク等で契約して、映画で学ぶのもいいとは思うのですが、そのレベルに達しているか、その映画が合っているかという問題もあります。
洋画をひたすら見れば映画をマスターできるという人もいますが、それはその人に洋画があっていて、見るのも楽しく、語学学習としても上手くできたということであり、本当に万人が合っているのかはわかりません。
この動画の方も、学習コースを別に販売しているようですのでここで学んでみるのもいいかもしれません。
3.音声はネイティブで話す人のものを真似する
英語を話すには実際に話しているリアルなシチュエーションに近いものを見れて、ネイティブの音声を聞くことができるもの、そういうものを学習するに限るかなと思っています。
教材で文章を見ながら音声を反復、英語音声はCD等で提供。ナレーターが読んでいる。こういうものはたくさん本屋でも販売されていますが、それで本当に英語が話せるようになりますか?そういう本で勉強して上手くいったという話を聞いたことはありません。
完全に悪いというわけではないのでしょうけど、モチベーションが続きにくかったり、発音がきれいすぎてネイティブの日常会話と乖離している、文脈がわからないので単体で覚えようとしても使いにくい、等の要因があると思います。
だからなるべく実際のものを見て覚える、ある程度のレベルに達している人は洋画、海外ドラマで。そうでない人はリアルにネイティブ会話をイメージできるような教材を選ぶということ。
この海外ドラマや洋画で耐えられるレベルになるまでをどうするのかが難しく課題なのかなと思います。
何か良い教材や勉強方法はないのか、また少しずつ研究していきたいです。
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