【PR】
先日からふと思い当たることがあり退職代行のサービスについて記事を書いているのですが、今は2ch(2ちゃんねる)のまとめサイトのようなところでも退職代行についてネタになったりもしているようですね。
参考としてですがこんなページが見つかったりしました
特に中身があるような内容ではありませんでしたが、それだけみんなの関心が退職代行に向いていたり、また実際に世の中で退職代行のニーズが増えてきているのかもしれません。
おすすめの退職代行サービス業者はこちらです。
再び最近になって流行ってきた?
退職代行サービスは今流行ったというわけではなく、2018年頃から流行り出してきたサービスです。今までもそういうサービスが全然なかったわけではなく、労働組合系や弁護士事務所を通してアプローチすることは昔から可能ではあったのですが、どうしても弁護士に依頼する等は敷居が高く一般の人ができるものではありませんでした。
それが退職代行サービスとパッケージ化されることでかなり低額で依頼できるようになり、多くの人が利用し始めたということです。
一旦その流れも落ち着いてきたかなと思っていたのですが、ここ最近また退職代行の話を聞くことが多くなったようにも思います。
不景気でブラック企業が増えた、コロナ禍でブラック化したところが増えた、あるいはコロナ問題が徐々に解消され、今までテレワークでやっていた人達が強制的に出社となり、会社が嫌になって利用を考え始めたということがあるのかもしれません。
退職代行が流行っているということは世の中にそれだけブラック企業が多いということですので決して良いことではありませんが、労働者がスムーズに会社を辞めることができないというのは許されないこと。どうしても辞められない場合に退職代行サービスを使うことは全く問題がないと考えています。
自分のでやればタダなのにという声
このまとめにも出てきた言葉が「自分でやればタダなのに」というところです。
これは本当によく出てくる言葉なのですが、全然わかっていません。
自分で退職手続きが無事にできるのであれば、わざわざ退職代行サービスに依頼することなんてありません。素直に退職手続きができない、言えない、言っても応じてくれない等の問題があるから退職代行を利用するのです。
すべての会社が同じ基準・感覚で動いていて退職を申し出たら簡単に受け入れてくれたり、ちょっと上司が引き留めることはあっても、しばらく話して「それなら仕方ないな」と応じてくれたり、こういう話になるのはホワイト企業だけです。
世の中には退職を申し出ても全く受け入れてくれない会社もあれば、下手に申し出ると脅されるような常識では考えられないような会社がたくさん存在するのです。
退職を考えている人も自分でやればタダなのに、自分一人でできないのは情けない等とは思われないでください。会社によって全く雰囲気が違っていて現状を知らない人が言っているのです。
代行を使わなくても二週間ぐらい出社しなければいい?
2chまとめサイトに出てきた声としては「別に代行使わなくても二週間ぐらい出社しなければ自動的に退職扱いになるからそれでいいのでは?」なんて話もありました。
これはとても危険な考えです。
無断欠勤をしていればそのまま退職になるなんてことはこちら側の勝手な想像でしかありません。中には常時人が辞めていくのに慣れていて二週間来ない人は退職扱いとして処理するという会社がないとはいえません。
でも、一般的な会社に急に連絡が取れなくなって、「あいつはバックレたから退職扱いでいい」とはならないですよね?
自宅や携帯にガンガン電話がくるかもしれませんし、自宅に訪問されたり親に連絡がいくかもしれません。社員を使って調査されるかもしれませんし、余計なトラブルを招くだけです。場合によっては会社に損失を与えたということで損害賠償請求される可能性もあります。最初から正規の手続きで辞めると言っていれば起こらなかった問題が起こるのです。
それに社会保険であったり、年末調整であったり、離職票であったりと、会社というのは勝手に辞めたらそれで終わりではありません。次にどこかで働いたり、何かの行政手続きをする際に等関わりが出てきてしまいます。
退職代行を使えば、会社にとっては不愉快な辞め方になるかもしれませんが、これらの手続きはきちんと行われることになります。
黙って辞めると、後からとんでもないトラブルになるリスクがありますし、正規の手続きでないのであればそのようなことは絶対にやめた方でいいです。
自分の意思で退職できない人は次に行っても使えない?
まとめサイトのコメントを見ていると「退職の意思すら自分で伝えられないような奴が別の会社行ったところで先が知れてると思うが」というようなものもありました。
これも、結局はどういう職場かということになり、今ここでそんなことを言っても結局今のブラック企業への引き留めにしかならず、何の解決にもなりません。
今の会社を退職代行でやめることと仕事ができない、次の会社で使えるかどうかということは全く関係がありません。
そもそも業種が同じかどうかもわからなければ、仕事の教え方も違う、人間関係も違うわけで、今の会社で使えるかどうかは次の職場と本当に関係しないものです。
むしろブラック企業と呼ばれる会社、普通に辞めることも許されないような会社に長年在籍することは今後の自分のキャリアのために本当になるのでしょうか?厳しい中で頑張ったということは一つの経験にはなるのかもしれませんが、今の日本で根性論で仕事をするというのは、やや古い考えになっています。
世の中にはそんなブラックな働き方をしなくても頭を使って毎日平和にやりがいをもって働いている人もたくさんいます。また、そこまで自分は優秀でないと自覚している人であっても、普通に働ける職場というのはたくさんあります。まともに退職もできないような会社で働き続けるなんてことはありませんし、それを素晴らしいと感じさせられるというのは洗脳状態にあるだけです。
今は退職することが大事なことであり、それが難しいのであればあらゆる手段を使って退職を進めるべきです。そうしないと新しい会社に行くことすらできません。余計な時間を消費してもメリットは何もないのです。
辞め癖がつくからよくない?
退職代行を使って辞めると辞め癖がつくからよくないのでは。そんな話題も出ていました。
これも一見最もらしいことを言っているようで、あまり意味を成していない話です。
辞めるのに退職代行を使うと辞め癖がついて、自分で申し出て辞めると次の会社等でもなかなか辞めにくくなる。そんな事実はどこにもありませんし、辞めることには変わりはありませんので、辞め方がどうかということは意味がありません。
すぐに会社を辞めていろいろな会社を渡り歩くとだんだんと行き場が無くなって、キャリアとしてもよくないものになる。そういう考え方もあります。ですが、その逆で次々に会社を変わってステップアップしていく人もいます。ステップアップで無くても、複数の会社に勤めたおかげでようやく自分の居場所を見つけられたという人もいます。
結局一つの会社で頑張るのも複数の会社で頑張るのも自分次第の話であり辞め癖がつくからどうこうというものではありません。
どちらかというと過去の終身雇用から今は複数の会社を渡り歩く方が主流となってきていている傾向もあり、会社を1社2社辞めたりするのなんて当たり前ですし、良い辞め方をしなかったからといってどうなるものでもありません。そんなにポジティブに会社を辞めている方がむしろ不自然で、何か問題があるから前の会社を辞めるに決まっているのです。
退職代行を使うか迷う必要はない
退職したくなってきて、なかなか退職できないというような状態になると、いろいろな情報を探したくなってきます。その一つとして2ちゃんねるのまとめブログ等を見るということもあるかと思いますが、はっきりいってまともな情報はありません。
普通の退職関連のサイトや転職関連のサイトを見た方がよほどマシですし、誰も退職で困っている人に寄り添ってくれたり良い情報を書いてくれるようなブログ・サイトはありません。
退職代行を使おうかどうか迷っているということは、すでにその会社がとてつもないブラック企業で問題があるからそういう発想になっているということです。
上司と気兼ねなく話ができるのであれば最初から苦労はしません。
もうそこまでの状況に追い詰められているのであれば、素直に退職代行の利用を検討した方がいいでしょう。
少しでも会社とのトラブルを避けるためには会社の備品で預かっている物などは整理しておく、また引継ぎが必要な内容等はデータにまとめておく等です。データファイルを見て理解できるような状態にしておけば、そのことが原因でトラブルになるということも少なくなります。
最も担当者しか把握していなくて辞めたらどうしようもなくなるという時点で会社の管理としては不適切でどうしようもないということにもなってしまいます。ある程度の範囲で仕事内容がまとめてあれば後は会社が多少迷惑な思いをしようと、そうまでさせた会社が悪いということになります。
最後は割り切りで思い切って退職に進むようにしておきましょう。
おすすめの退職代行サービス
おすすめの退職代行サービスとしては以下の2つをおすすめしたいです。迷ったらまずは以下のようなサービスに相談してみるのがいいでしょう。
・退職代行ガーディアン
労働組合法人がベースとなり、有名な退職代行サービスです。労働組合が経営ということで企業との交渉権も持ち、安心して任せることができます。
・弁護士法人みやびの退職代行サービス
弁護士法人でありながらもお手軽な料金で退職代行のサービスを運営しています。未払い残業代があったり、何か会社ともめる可能性がある場合は弁護士のサービスを使えば安心できます。
関連記事
退職代行ガーディアンのサービスについて別の視点で書いています。