■ 月曜日の空席
朝礼が終わって、ふと見ると、一席ぽっかり空いていました。
「あ、今日お休みなのかな」私はそう思って、特に気に留めず仕事を始めました。
翌日、火曜日。また同じ席が空いている。
「えっ、続けてお休み?」
そこでようやく、気が付いたのです。
「あの人、もしかして連絡なし……?」
ーー無断欠勤、2日目。誰も気づいていなかったのです。
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■ そもそも「誰が休んでるか」を知らない仕組み
私の職場では、急な欠勤は監督者に電話連絡することになっています。
でもその情報、SVである私には、なぜか共有されないんです。
朝礼でも誰が休みかは伝えられない。
だから席が空いていても、「お休みなんだろうな」と思うしかない。
これって、リスクとしてどうなんでしょうか?
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■ 朝礼で言ってみた
連絡もなく、来ていない人がいることがわからないなんておかしくないですか?
二度と同じことが起きないように、私は朝礼(管理者ミーティング)でお願いしました。
「これからは勤怠を全員で共有してほしい」
すると、若い監督者から返ってきた言葉が、正直、想像の斜め上だったんです。
「SV以上の共有ミーティングのときだけにしてください」
「朝から誰が休みか共有して、来ていない人がいると、ざわざわしちゃうから……」
ざわ……ざわ?
え、ざわざわしないように共有するんじゃないの?
というか、ざわざわした方がいいよね?
だって来てない人がいるんですよ、心配ですよね?
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■ 正直ついていけないと思ってけど・・
監督者はみんな20代。25歳前後の若い子たちです。
「ざわざわするから言わない」って発想、私の世代にはないんです。
むしろ、「ざわざわしないと気づけないでしょ!」
って心の中で叫んでました。(実際に叫んではいませんよ)
ジェネレーションギャップって、こういう小さな日常に、ぽろっと出てくるんですね。
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■ ちょっと立ち止まって考えてみた
最初は「ついていけない」と思っていました。
でも、考えてみたんです。
私たちの世代って、「迷惑をかけないように」が刷り込まれてるんですよね。
だから、無断欠勤=大事故、すぐ把握すべき、になる。
若い子たちは、「お互いの空気を乱さないように」が大事なのかもしれない。
ざわつかせない=相手を尊重してる、なのかも。
どっちが正しいとかじゃなくて、"何を大事にしているか"が違うだけ。
そう気づいたら、ちょっとだけ、見え方が変わりました。
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■ それでも私は伝えたい
とはいえ、無断欠勤に2日気づかなかった事実は変わりません。
「ざわつかない朝」より、
「誰かのSOSに気づける朝」
のほうが、結局は職場全体を守ることになると思うんです。
これは、世代を超えて伝えたい。
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世代の違いは、"どっちが正しい"を競う場じゃなくて、"何を一緒に守りたいか"を話す場。そう思えるようになるまで、ちょっと時間がかかりました。
これからも20代の若い子たちと、ぼちぼちやっていきます。
余談ですが、この話には続きがありまして、無断欠勤した方ですが、一週間経った頃連絡があり退職することになりました。ただ、数日間会社からどんなに連絡しても連絡がつかなかったんですよね。
3日経った頃、家に行った方がいいのでは?と言ってみたところ、電話は鳴っているのに出ないから電報送ってみますと。
でで電報???
今、何時代??笑笑
こんな変な会社ですが、フリーランスになるまで働きます笑。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
