※この記事は2026年10月時点の情報をもとに書いています。
はじめに
「今のサーバーが料金を上げるらしい」「表示が遅いので、別のサーバーに移りたい」「制作会社との契約をやめて、自分で管理したい」――。
WordPressのサイトを別のサーバーへ移す「サーバー引越し」は、思い立つきっかけがいろいろあります。最近は移行の機能やプラグインも増え、作業そのものは昔より簡単になりました。
ところが、引越しでつまずく原因の多くは、作業の当日ではなく、その前の準備にあります。
- 引越したら、サイトが「データベース接続確立エラー」になった
- サイトは表示されたが、お店のメールが届かなくなった
- 切り替えた日に、問い合わせが何件か消えていた
- 古いサーバーを解約したら、画像やメールの過去の分がなくなった
どれも、事前に「何がどこにあるか」を確かめておけば防げることがほとんどです。
この記事でわかること
この記事は、引越しの作業を始める前に、自分でできる準備をまとめた手順書です。
- 引越しの前に確かめる 8つの準備(そのまま使える確認表つき)
- サイトを止めないための 切り替えの順番
- メールを同じサーバーで使っている場合 の注意
- 古いサーバーを 解約してよいタイミング
移行プラグインの細かい使い方や、各サーバー会社の画面の操作は、会社やプラグインごとに違うため扱いません。そのかわり、どの方法で移すとしても共通して必要な準備を書いています。
こんな方に向いています
- WordPressのサイトを、別のサーバー会社に移したい
- 自分で引越すか、業者に頼むか迷っている(頼む場合も、この準備ができていると話が早く、費用も見積もりやすくなります)
- 前に引越しで失敗したことがある
向いていない方
- サーバーやドメインの契約の管理画面に入れない方(ログイン情報がわからない場合は、先に確認してください)
- 何十万ページもある大きなサイトや、会員・決済の仕組みを自分で作り込んだサイト
8つの準備(見出し)
- 「どこに何があるか」の地図を作る(ドメイン・サーバー・メール・SSL)
- 今のWordPressとPHPのバージョンを控える
- 新しいサーバーのPHPとデータベースの版を確かめる
- テーマ・プラグインの一覧と、有料のものの契約を確かめる
- サイトの大きさ(容量)を確かめる
- メールの使い方を確かめる
- バックアップを2つの方法で取る
- 引越し中に「止めること」と「確かめるページ」を決める
この先の有料部分で、それぞれ「どこを見ればいいか」「何を書き留めればいいか」を説明し、そのあとで切り替えの順番を説明します。
