RSIの14・70・30は使えない?ドル円20年30分足で最大55%の落ち込み
FX検証データ|金子 剛
毎日チャートを見て、教科書どおりにルールを守っている。それなのに勝てない。頑張りが足りないのではと、自分を責めていないでしょうか。
私はドル円の約20年分のデータで、RSIの教科書設定「期間14・70を超えたら売り・30を割ったら買い」を、数字を変えずに時間足だけ変えて追いかけました。RSIは、値動きの勢いから買われすぎ・売られすぎを0から100で示す指標です。
30分足では、PF(総利益÷総損失)が0.906で負け越し。資金の最大の落ち込みは55.80%でした。一度は半分以上が消える計算です。日足まで伸ばしてもPFは0.998とわずかに負け越し、いちばん良い4時間足でも1.041で、私の基準の1.2には届きません。
この結果を見る限り、負けの原因は努力の量ではなく、設定と時間足の組み合わせの側にあった可能性があります。20年で見て成り立たない組み合わせなら、丁寧に守るほど、結果は同じ方向に進みます。
「勝てない手法は『勝てません』と書きます」というのが私の立ち位置です。そのうえで、頑張る場所を変えれば、話は変わるはずです。
では、RSIの逆張りで、頑張る価値のある場所はどこにあるのでしょうか。
この検証の全体(4つの時間足×2つの決済方式、計約3,265万通り)と、合格した1,519通りの中から選んだ推奨2設定、同じ検証をご自身のMT5で再現できる検証用EAは、こちらの記事で公開しています。

※本記事は過去データの検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
