RSI逆張り5分足、ドル円20年の黒字4.8万$はスプレッドが少し開けば消える
FX検証データ|金子 剛
5分足の逆張りは、1日に何度もチャンスが来ます。「1回の利益は小さくても、回数を重ねれば大きな額になる」短い時間足で逆張りを続ける方の多くは、そう考えていると思います。
今回はドル円の約20年分のデータで、RSIの逆張りを検証しました。RSIが売られすぎから戻ったところで買い、買われすぎから戻ったところで売り、RSIが真ん中の50に戻ったら決済する形です。5分足では、期間と閾値の組み合わせ3,136通りをすべて回しました。
その中で一番稼いだ設定は、20年で15,481回取引して、純損益プラス47,903ドルでした。ところが、約4.8万ドルの黒字でも、1回の取引あたりで計算すると3.09ドルです。10万通貨で取引してこの額なので、1pipsにも届きません。
総額が大きく見えるのは、回数を重ねたからです。中身は、1回1pips未満の薄い利益の積み重ねでした。
ただ、スプレッドやスリッページがほんの少し広がるだけで、この利益は消えます。つまり、短い時間足の逆張りは、消えやすい利益を拾わされていたということです。
では、どの時間足以上なら、こうならないのでしょうか。
この検証の全体(4つの時間足×2つの決済方式、計約3,265万通り)と、20年の検証で残った推奨2設定、検証用のEAは、こちらの記事で公開しています。

※本記事は過去データの検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
