損切りを置くRSI逆張り、ドル円20年で使える設定は5分足2件、日足594件
FX検証データ|金子 剛
RSIの逆張りを、5分足でやっている方は多いと思います。サインが多いぶん経験を積みやすく、チャートを見ている時間がそのまま練習になるからです。チャンスが多い分、稼ぎやすいイメージもありますよね。
今回はドル円の約20年分のデータで、RSIの逆張りを検証しました。RSIが売られすぎから戻ったところで買い、買われすぎから戻ったところで売る形です。4つの時間足と2つの決済方式を組み合わせ、全体で約2,563万通りからMT5で最適解を検証しています。
判定は、PF(総利益÷総損失)1.2以上、最大ドローダウン(資金の最大の落ち込み)25%以内、取引回数100回以上の3つです。すべて満たした設定を「使える設定」と数えました。
損切りと利確の幅を決める方式で数えると、使える設定は5分足でわずか2件、日足では594件でした。30分足、4時間足と、時間足を上げるごとに増えていきます。RSIが50に戻ったら決済するもう1つの方式でも、4時間足までは同じ向きでした。
同じインジケーター、同じルールで、変えたのは時間足だけです。短い時間足ほど、使える設定が残りませんでした。前回検証したボリンジャーバンドの逆張りでも、5分足は全滅でした。逆張り2つで同じ形が出て、「短い時間足の逆張りは不利」が私の中でほぼ確信に変わっています。
では、なぜ時間足でここまで差が出るのでしょうか。
この検証の全体(4つの時間足×2つの決済方式、計約2,563万通り)と、20年の検証で残った推奨2設定、検証用のEAは、こちらの記事で公開しています。

※本記事は過去データの検証結果であり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
